ビール好き必見!NZ産の“あのホップ”を使ったクラフトジンがあるって知ってた?

ビール好き必見のクラフトジン「フレッシュホップジン」

ここ数年、世界中で盛り上がりを見せている「クラフトジン

クラフトジンとは、その名のとおりクラフトビールのジン版
生産量にこだわらず、造り手自身が望む味に徹底的にこだわり、その土地に素材やボタニカルをいかした、個性的でクラフトなジンを指します。
クラフトビールがそうであるように、このクラフトジンも“多様性”や“個性の幅”が魅力です。

実はそのクラフトジンの中でも「クラフトビールのジン版」という例えがとてもしっくりくる、とある銘柄があります。
その名も「1st CUT・フレッシュホップジン

ビール好きの方ならその名を聞いてピンときたかもしれませんが、この1st CUT・フレッシュホップジン、ビールを語る上では欠かせない「ホップ」を使ったジンなのです
しかもそのホップとは、クラフトビール好きなら知ってるであろうニュージーランド産の“あのホップ”です。

クラフトビール好きにはたまらないであろう1st CUT・フレッシュホップジンについて、本記事ではご紹介していきます。

ジンとは
ベースのスピリッツに、ハーブや果皮、スパイスなどのボタニカルを数種加え風味づけされた「ボタニカルのお酒」
規定上ジュニパーベリーは必須だが、他ボタニカルのレシピは自由。度数は40〜50度前後。華やかな香りが魅力。

「1st CUT・フレッシュホップジン」はネルソンソーヴィンなどNZ産のホップを使用したホップジン!

1st CUT・フレッシュホップジンはホップに特化したジン。©️HOROMATA

1st CUT・フレッシュホップジンはホップに特化したジン。©️HOROMATA

1st CUT・フレッシュホップジンは、ニュージーランド産のクラフトジンです。
ニュージーランドといえば、ビール好きならご存じの方も多いであろう有名なホップの産地
ホップの国から生まれるクラフトジンとあって、クラフトビール同様にホップを香味づけに使用しています。

実はホップを使用したジンというのは決して少なくはないのですが、この1st CUT・フレッシュホップジンはその名のとおりホップに特化したジンなのです。
1st CUT・フレッシュホップジンは4タイプリリースされているのですが、それぞれ別品種のホップが使用されている、というこだわりぶりです。
しかも、その中にはビール好きの間では名高いホップ品種、ネルソンソーヴィンを使用したジンもあり、ビール好きにはたまらない銘柄でしょう。

他の3タイプは、有名なモツエカ、それにリワカ、ワイイチをそれぞれ使用しており、ある意味では「ビール好きのためのジン」と言うこともできます。

ネルソンソーヴィンの他に、モツエカ、リワカ、ワイイチを使用したタイプがある。©️HOROMATA

ネルソンソーヴィンの他に、モツエカ、リワカ、ワイイチを使用したタイプがある。©️HOROMATA

1st CUT・フレッシュホップジンを手がけるのは新進気鋭の造り手

1st CUT・フレッシュホップジンを手がけるのは、2012年創業のネルソン(ニュージーランド)に拠点をおく造り手、Liquid Alechemy(リキッドアルケミー)
ネルソンソーヴィンの産地であり、ホップの一大産地ネルソンで造られるクラフトジンであり、土地の魅力が反映された、まさにクラフトなジンなのです。

Liquid Alechemyは、創業者家族と少数のスタッフで運営される小さな蒸留所であり、創業者でありディスティラーでもあるドイツ人のジャーガンは、実はクーパー(樽職人)でもあります。
それもあってか、Liquid Alechemyではウイスキーやラムなど樽熟成させるお酒も造っています。
また、リキュールやアブサンなども造っているなど、挑戦的でユニークな造り手です。

創業者夫婦。ディスティラーを務めるのは夫のジャーガン。©️HOROMATA

創業者夫婦。ディスティラーを務めるのは夫のジャーガン。©️HOROMATA

1st CUT・フレッシュホップジンならでは飲み方「クラフト・ドッグズノーズ」

ホップに特化した1st CUT・フレッシュホップジンは、他のジンとは少し異なる飲み方でもその魅力を発揮します。
その飲み方とは「クラフト・ドッグズノーズ

ビールに少量ジンを垂らせばドッグズノーズとなる。

ビールに少量ジンを垂らせばドッグズノーズとなる。

ドッグズノーズとは、ビールにジンを少量加えたビアカクテルの一種。
ビールのホップの香りに、ジンのボタニカル由来のハーバルな香りがプラスされることで、より華やかな香りが強調されるカクテルです。(もちろんアルコールも…)

このドッグズノーズを、クラフトビールとフレッシュホップジンで作るとどうでしょう?
クラフト・ドッグズノーズ」となるだけでなく、ホップ×ホップの華やかな香り・苦味がより強調されたカクテルになります。
ネルソンソーヴィンを使用したビールに、ネルソンソーヴィンのフレッシュホップジンを垂らして…なんてオツな飲み方もできます。

とても贅沢な飲み方ではありますが、ジンの量は調節が可能なうえ、ビールにジンを少し垂らすだけで完成するので、自宅でも思い立ったらすぐに楽しむことができます。

1st CUT・フレッシュホップジンを入手するor飲むには?

どこで入手できるのか?どこで飲めるのか?
そう気になった方も多いはず。

1st CUT・フレッシュホップジンは前述のように少量生産のため、国内での流通量は限られています。

買えるお店は、東京・恵比寿の「Night Owl(ナイトオウル)」
飲めるお店は、東京・渋谷の「Good meals shop(グッドミールズショップ)」

どちらもクラフトビールでも有名なお店でもあるので、ドッグズノーズも試しやすいかもしれません。
とはいえ、数は少ないので気になる方はお早めに。

Night Owl公式HPはこちら
http://night-owl-ebisu.hateblo.jp/

Good meals shop公式HPはこちら
http://www.flyingcircus.jp/

1st CUT・フレッシュホップジン公式HPはこちら
https://horomata.jimdo.com/

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

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