クラフトジンの主な産地8つを超ざっくりご紹介!銘柄もピックアップ

クラフトジン・主な8つの産地

ジンのなかでも少量生産で強いこだわりのもと造られる個性的なジンは「クラフトジン」と呼ばれ、日本はもちろん世界的なブームとなっています。

ジンの名産地といえばイギリスですが、クラフトジンは今や世界各地で造られています。
産地によって生産背景が違ったり、産地特有のボタニカルを使用してみたりと、産地によって造られるジンの傾向が分かれがち。

そこで本記事ではクラフトジンの主な産地を以下の8つに絞り、それぞれの産地の特徴とオススメの銘柄を、簡潔にかなりざっくりとご紹介していきます。

ジンとは
ジンは、ベースのスピリッツにハーブや果皮、スパイスなどの「ボタニカル」を数種加え風味づけされたお酒。
ジュニパーベリーは必須だが、ボタニカルのレシピは各銘柄様々。度数は40〜50度が一般的。
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イギリス

イギリスは言わずもがなジンの名産地で、産地としてかなり長い歴史を持ちます。銘柄数もおそらく最多。
もはやジンのスタンダードとも言える「ロンドンドライジン」というスタイルがあるように、イギリスのジンはドライでクリアな味わいが特徴。
ある意味オーソドックスなスタイルと言えますが、クラフトジンでは個性的な造りの銘柄もたくさんあります。

イギリスのおすすめジン

  • シップスミス
  • コッツウォルズ
  • セイクレッド

スコットランド

スコットランドといえばウイスキーの名産地ですが、実は近年はジンの生産も盛んになっています。
ウイスキーブームによる蒸留所の新設ラッシュの影響が大きく、そういった新進気鋭の蒸留所はまず(熟成のいらない)ジンの生産から始める傾向があるためです。
そのためウイスキー蒸留所が手がけるジンがたくさんあり(下記3銘柄はいずれもそう)、ウイスキーの樽で熟成させたジンも珍しくありません。

スコットランドのおすすめジン

  • ザ・ボタニスト
  • ヘンドリックス
  • エデンミル・ジン

オランダ

イギリスよりジンの歴史が長いオランダも昔からジンの名産地であり、こちらは「ジュネヴァ」というドライジンとは異なるしっかりしたタイプのジンが主流です。
とはいえ近年は、ジュネヴァではないドライジンタイプのクラフトジンも多く造られるようになり、こちらも人気を博しています。
ボビーズやNo.3などがそれにあたります。

オランダのおすすめジン

  • ボビーズ
  • No.3
  • ズイダム・ジュネヴァ

ドイツ

ドイツも元々ジンの産地として有名。ドイツでは「シュタインヘーガー」という、香りは控えめながら味はしっかりめのジンが主流でした。
しかし近年は、オランダ同様ドライジンタイプのジンも造られるようになり、人気となっています。
ベリー系のボタニカルを多用するモンキー47やアフリカのボタニカルを多用するエレファントなど、特徴的なボタニカルを使用するジンも多く見られます。

ドイツのおすすめジン

  • モンキー47
  • ジークフリート
  • エレファント・ジン

北欧3カ国(スウェーデン・フィンランド・ノルウェー)

スウェーデンやフィンランドといった北欧の国は、寒い地域らしく元々ウォッカが盛んに造られていました。
最近はジンも造られるようになり、ウォッカの産地らしく、ジンのベーススピリッツにはウォッカの原酒となるライ麦などの穀物類のスピリッツが使われることが多い傾向にあります。(下記3銘柄はいずれもそう。一般的には廃糖蜜のニュートラルスピリッツをベースにすることが多い)
その他、リンゴンベリーなど北欧特有のボタニカルがしばしば使用されています。

北欧3カ国(スウェーデン・フィンランド・ノルウェー)のおすすめジン

  • キュロ・ナプエ (フィンランド)
  • ヘルシンキ・ドライジン (フィンランド)
  • ヨーテボリ・ジン (スウェーデン)

南欧3カ国(フランス・スペイン・イタリア)

フランス・イタリア・スペインといえばワインで有名な国ですが、最近はジンもどんどん増えてきています。
ワインの名産地らしく、ブドウが原料のベーススピリッツを使用するジン(ジーヴァインやノルディスなど)や、リンゴのベーススピリッツのジン(ル・ジンなど)も多く見受けられます。
また、レモンやオレンジなどが盛んに作られていることもあり、これらを主体とした柑橘のフレーバーが効いたジンも多い傾向にあります。

南欧3カ国(フランス・スペイン・イタリア)のおすすめジン

  • ル・ジン (フランス)
  • マルフィ・ジン (イタリア)
  • ショリゲル (スペイン)

アメリカ

アメリカは近年クラフトビールや、クラフトウイスキーなど「クラフト」なお酒が大流行しており、その流れを受けてクラフトジンも盛んに造られています。
クラフトウイスキー蒸留所が手がけるジン(コーヴァルなど)や、健康意識が高いアメリカらしく全原料オーガニックのジンも見受けられます。(コーヴァルやトポなど)

アメリカのおすすめジン

  • コーヴァル・ドライジン
  • アリア・ポートランドジン
  • トポ・ピードモントジン

日本

国産ジンは、今ジンの中でも特に注目の分野です。
日本のジンでは焼酎の蔵元やウイスキーメーカーがジンを手がけることが多く、ベースのスピリッツには焼酎が使用されたりもします。
また、ボタニカルには柚子や茶葉、山椒など日本人の馴染みの深いものが多用され、個性豊かで日本らしさが全面にでたジンがほとんどです。
香りや味も日本人向けです。

日本のおすすめジン

  • 季の美
  • 和美人
  • 油津吟
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まとめ

気になる産地はありましたでしょうか?

世界的なブームとなったジンは、1000種をゆうに超える銘柄があり、今や国内に入ってきている銘柄だけでも数百種あります。(確実に200種以上)
なんの手がかりもなしに選ぶと確実に迷ってしまうので、そんな時はぜひ産地から絞ってみてください。

もし産地選びでも迷ってしまったら、まずは日本のジンから試していくことをおすすめします。

それではこの辺で。

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小針 真悟
著者:小針 真悟

LiquorPage運営者。様々な業態のバーテンダー経験からジンやウイスキー、日本酒や焼酎など幅広い知識を持つ。

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