「一般的に「テキーラ好きの男はモテる」らしい。」
日本テキーラ協会会長である林生馬氏は、自身の著書「テキーラ大鑑・廣済堂出版」の中でそう言っています。
また、直木賞作家である東山彰良氏も、同書籍の中で「テキーラソムリエ(現在のテキーラマエストロ)はモテると聞かされていた」と言っています。
このように「テキーラ好きはモテる」とされているのですが、それは本当なのでしょうか?
本記事では、10年近くテキーラ好きである筆者自身の体験も踏まえつつ、「テキーラ好き」がモテるのかどうか、解明していきます。
ちなみに本記事でいう「テキーラ好き」とは、テキーラをショットで一気飲みしまくるようなタイプではなく、ただ純粋に、まるでウイスキーを嗜むようにテキーラもゆっくりじっくり味わうようなタイプを指します。
それでは見ていきましょう。
数年前まで「テキーラ好き=アル中」という扱いだった

テキーラはショットで一気飲み、キツいお酒というイメージが浸透している
「テキーラ」と聞いて、多くの人はどのようにイメージするでしょうか?
罰ゲームのキツいお酒、一気飲みするお酒、酔うためのお酒…
きっと多くの人は、未だにこのようにイメージすることでしょう。
テキーラそのものにネガティブイメージを持つ人の方が多いため、テキーラ愛飲家に対するイメージもあまり良いとは言えませんでした。
実際にテキーラ好きを公言しても「アル中じゃん」という反応がほとんど。
もしくは変わり者扱いされるか、どのみちあまり良い印象を持たれることはありませんでした。
要するに「テキーラ好き」を公言しても、モテる要素にはならず、むしろマイナスポイントになることが多かったのです。
(デート中、自身が飲むためのテキーラを頼んでも反応は往々にして良くなかった。「自分も飲まされるのでは?」と勘違いされていたことも)
「でした」と表記しているのは、過去の話だからです。
そう、ここ数年テキーラそのものに対するイメージが変わってきているのです。
ひいては「テキーラ好き」に対する見方も変わってきている、と、筆者は感じています。
近年はテキーラ好きのイメージが急上昇
ここ数年は「テキーラ好き」に対するイメージが急上昇してきています。
理由はいくつかあって、
- 芸能人など、いわゆるモテる人たちが「テキーラ好き」を公言していること。
- 海外でのテキーラの実態が知れ渡った。
- プレミアムテキーラが日本でも人気に。
まず、1については…
近年テキーラ好きの芸能人が目立つようになりました。
EXILEのUSA氏や、LUNA SEAのINORAN氏、タレントのIMALU氏らに至っては、テキーラのソムリエにあたる「テキーラマエストロ」を取得するほど。
他にもGACKT氏など、いわゆるモテる人たちが「テキーラ好き」を公言することでイメージが変わってきているのです。
2については…
実はアメリカでは「テキーラはセレブのお酒」とされ、日本でのテキーラの扱いとはまるで異なります。
ハリウッドセレブらから愛され、映画にも度々登場し、「セレブでオシャレなお酒」として扱われているのです。
そういった現地の実態が、SNSやスマホの台頭によりネットが身近になったことで、受け身の状態でも情報として入ってくるようになったのです。
3については…
近年日本でもアガベ100%テキーラ(通称プレミアムテキーラ、原料にアガベだけを使用したテキーラ)の人気が向上し、注目されています。
罰ゲームで飲むようなテキーラとは異なり、刺激や雑味が少なく、アガベ特有の甘みも感じ、飲みやすいのが特徴。
このような本格派のテキーラが注目されることで、日本でも「テキーラは実は美味しいお酒」として認識されつつあるのです。
このような理由から、テキーラそのもの、ひいては「テキーラ好き」のイメージが向上してきています。
「テキーラ好き」のイメージが向上してきているということは…
モテるかモテないかで言えば「テキーラ好き」はモテるオプションになりうる
ここ数年で言えば「テキーラ好き」はモテるオプションになりうると言えます。
セレブっぽい…オシャレ…実は美味しいお酒…と認識されてきたことで、いわゆる“感度が高い人たち”が飲むお酒とイメージされるようになってきているからです。
筆者の経験から見ても、筆者はデートで稀にテキーラバーをチョイスすることがあるのですが(もちろん相手によってですが)、その際「オシャレだね」と言われるケースも増えてきています。
これは「テキーラ好き=感度が高い人」というイメージに変わったことの証左でしょう。
(ちなみに「飲みやすいテキーラ(orテキーラカクテル)を教えて欲しい」とデート中に聞かれたこともある)
もちろんデートの相手に、必要以上に知識をひけらかしては逆効果でしょう。
それから、当然ですが相手に無理に飲ませるようなことがあっては言語道断。
何はともあれ、「テキーラ好き」に対する、ここ数年の印象は概ね良いと筆者は感じています。
少なくとも、以前のように「テキーラ好き」がマイナスポイントになることはなくなりました。
まとめ
本記事で記したのは「テキーラ好き」に対する表面上のリアクションだけであって、そのほかの要素も関係している可能性は否定できませんが、テキーラそのもののイメージが向上しているのは間違いありません。
少し雑なまとめにはなりますが、「テキーラ好きはモテる」は、あながち間違いではないと筆者は思います。
ちなみに、テキーラに限らず、お酒をこだわりの趣味としておくことや、ある程度の知識を持っておくことは、意外とアドバンテージになります。
ほかの趣味などと違い、お酒は20歳以上の男女の多くが楽しむものであり、時にコミュニケーションツールともなりうるからです。
その際、相手を自然とエスコート出来るようであれば、自分への評価のプラスになるでしょう。
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