日本では今、クラフトビールが流行っていますよね。
そんなクラフトビールブームの中、筆者がどうしてもみなさんに飲んでもらいたいビールがあります。
パンクIPAというビールはご存知でしょうか?
実は当サイトでは、すでに何度かご紹介しているクラフトビールなのですが、本記事ではよりしっかりとパンクIPAの魅力をご紹介していきます。
日本でも流行り始めている銘柄なので、知っておいて(味わっておいて)損はないと思いますよ。
パンクIPAとは?
パンクIPAは、スコットランドのクラフトビールメーカー「ブリュードッグ」が製造するビールの主力ラインナップです。
2007年創業と歴史の浅いビールメーカーなのですが、ド派手で過激なマーケティングと味の良さで、人気が高まっています。
ブリュードッグは、大手ビールメーカーが作るビールとは異なり、コストを度外視してビールを作り出しています。
その証拠にパンクIPAでは、原料の麦芽量を2.5倍、ホップに関してはなんと40倍もの量を使用しているそうです。
パンクIPAの味の良さは高く評価されていて、辛口の評価で有名なビール評価サイト「RateBeer」では97点を獲得しています。(2016年12月22日現在、参考元)
By Reuben Gray – https://www.flickr.com/photos/reubengray/17969134371/, CC BY 2.0, Link
ちなみにパンクIPAの名前の由来は…
かつてパンクがポップを吹き飛ばしたように、英国のビール文化を粉砕したいとの希望を込めて、この商品を「パンクIPA」と名付けたのである。
出典:クーリエ・ジャパン|巨大メーカーも業界団体も怖くない! 世界一過激な地ビールメーカー「ブリュードッグ」が若者から絶大な人気を誇る理由
そのビール造りに対する情熱は「ブリュードッグの使命」なるものに滲み出ています。
グラスの中身が、俺たちの全て。
決してブレない。楽な道を選ばない。 ありきたりのビールなんてまっぴらだ!!
誰も飲んだことのない、心を揺さぶるビールを造るためだったら何だってやる。
出典:ブリュードッグバー公式サイト
そもそもIPAとは?
パンクIPAのパンクの由来については前述しましたが「じゃあIPAは意味は何なの?」と疑問に思っている方もいらっしゃると思うので、ご説明しておきますね。
IPAとは数あるビールタイプの一つで「インディア・ペールエール(india pale ale)」の略です。
ビールタイプとは、ピルスナーやペールエール、スタウトなどのこと、製造方法の違いによる、見た目や味わいの違いを指します。
IPAはペールエールの兄弟的存在で、ペールエールよりも麦芽やホップなど原料を多く使用しています。
そのため味わいは、より芳醇で苦味が強くなる傾向があります。
ビールタイプについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
筆者がパンクIPAをおすすめする3つの理由
ここまではパンクIPAについての概要的な記述でしたが、ここからは「筆者がなぜパンクIPAを超おすすめするのか?」について記していきます。
独特な味と香りが絶品
筆者がパンクIPAをおすすめする理由は、何と言ってもその独特の味わいです。
よくグレープフルーツの香りと例えられますが、まさにその通りで、強烈で爽快なグレープフルーツの香りと風味を実感できます。
IPAとだけあって苦味も強いのですが、一般的なビールとは苦味のタイプが異なります。
日本の大手ビールのようなキレのある苦味ではなく、コクのある芳醇な苦味なのですね。
実は筆者は、大手ビールの苦味が苦手なのですが、パンクIPAの場合は、グレープフルーツの風味とセットで味わうので、むしろその苦味が気持ちよく感じることができます。
パンクIPAは、ビールが割と苦手な筆者でも「これはおいしい!」と思うことができたわけです。
おすすめしてハズしたことがない
筆者が最初にパンクIPAを味わったのは、2012年のウイスキーライブという試飲イベントにて。
ブリュードッグに関してはもっと以前から知っていて、ウイスキーの樽で熟成させた「パラドックス」など、面白そうだなと感じてはいたのですが、ビールへの苦手意識から飲むことはありませんでした。
しかしイベントで実際に味わってみると、いい意味で予想外の味で、普通のビールとは違った旨さのあるビールでした。
それ以降、事あるごとにパンクIPAをおすすめしていたのですが、おすすめしてハズしたことがありません。
だいたいの方は「グレープフルーツの香りがスゴイ」など「すごくおいしい」などと衝撃を受けています。
パンクIPAのすごいところは、ビール好きの方におすすめしてもハズさないこと。
あくまで筆者の経験則ですが、だいたいの洋物ビールや変わり種ビールは、日本のビールが好きな方からは評価がイマイチだったりするのですが、パンクIPAに関しては概ね「おいしい」と言ってもらえています。
購入が難しくない
そして最後にもう一点。
実はパンクIPAは、日本でも購入が割と容易にできます。
酒販店ではもちろん、普通のスーパーやドンキホーテなどでも売っていることがあります。
スーパーに関しては、確率はそこまで高くないかもしれませんが、大手の酒販店ならほとんどで売っています。
ちなみに筆者は、よく信濃屋という酒販店で購入していました。
それから、Amazonなどの通販でも購入することができます。
通販なら確実に購入できますし、パンクIPA以外のブリュードッグのビールを買うことができるのでおすすめです。
まとめ
以上が、筆者がパンクIPAを超おすすめする理由です。
ここまでご覧いただいた方は、パンクIPAが飲みたくなっているのではないでしょうか?笑
普通のビールと比べるとちょっぴりお値段が張りますが、それ以上の価値があると筆者は思っています。
ぜひみなさんもパンクIPAを味わってみてください。
それではこの辺で。
以上、「筆者が超おすすめするクラフトビール「パンクIPA」とは?」でした。