各地で様々なテキーラ関連のイベントが開かれるようになりつつある昨今。
5/14(月)に人気のアガベ100%テキーラ「オルメカ・アルトス」のカクテルコンペティション、「オルメカ アルトス バンデラ プログラム」の国内ファイナルが開催されました。
昨年日本に上陸したばかりのオルメカ・アルトスのカクテルコンペティションが、日本でも開催されるのは今年が初。
山川俊太氏(Cocktailante OBORO、東京)と、西山圭氏(WONDERMENT Dining Bar、大阪)の2名が見事優勝し、日本代表として今後行われる世界大会に臨みます。
当記事ではコンペティションについて簡単に振り返っていきます。
オルメカ・アルトスとは?
まずオルメカ・アルトスについても少し触れておきましょう。
オルメカ・アルトスとは、以前から日本でも人気のあるテキーラ、オルメカのアガベ100%テキーラシリーズ。
いくつものカクテルコンペティションで優勝経験を持つ英国人トップバーテンダー、ドレ・マッソ氏とヘンリー・ベサント氏、そしてオルメカテキーラのマエストロ、ヘスス・エルナンデス氏らの英知が結集し、「バーテンダーによるバーテンダーのためのテキーラ」として誕生しました。
糖度が高いアガベが採れることで知られるハリスコ州ロスアルトスにて造られており、伝統製法であるタオナ方式と、ローラーミル方式を併用する革新的な製法にて造られています。
上質な造りをしていながら、比較的リーズナブルな価格で楽しめるのが大きな魅力です。
オルメカ・アルトスのバンデラ・コンペティション
今回のコンペティション、「オルメカ アルトス バンデラ プログラム」はアルトス・バンデラというカクテルがテーマ。
バンデラとは、メキシコの3色の国旗をモチーフにした、緑(ライムジュース)・白(テキーラ)・赤(トマトジュースベースのサングリータ)の3つをショットグラスで提供するカクテルです。それぞれを少しずつ口に含んで楽しめます。
(バンデラとはスペイン語で旗や国旗を意味する)
各出場者がオリジナルのアルトス・バンデラを作成し、ドレ・マッソ氏と、出場するバーテンダーらが自ら審査員となるユニークな方法で優勝者を決めます。
出場者は以下の7名です。
- 伊藤雅浩氏(R∀GE COFEE BAR GINZA PLAZA、東京)
- 高橋隆弘氏(Bar 漆、東京)
- 中村真氏(Bar 32、東京)
- 七海豊和氏(Bar FILL UP、東京)
- 山川俊太氏(Cocktailante OBORO、東京)
- 西山圭氏(WONDERMENT Dining Bar、大阪)
- 左居宗礼氏(Bar Kilin、大阪)
カレーや枝豆などを使った独創的なアルトス・バンデラの数々
今回のコンペティションは、各出場者がプレゼンを行い、その後カクテルをメイキングしていきます。
各出場者、テキーラを愛する一流のバーテンダーとあって、それぞれカクテルのコンセプトが素晴らしく、使用される素材一つ一つにこだわりがあります。
なかにはグリーンカレーや枝豆のペーストなど、ユニークな素材を使用するバーテンダーも。
そうして造られるアルトス・バンデラは、いずれもしっかりとメキシコ国旗を模しており、見た目も味も素晴らしいカクテルでした。
優勝者のカクテル
その中で見事優勝し、日本代表に選ばれたのは山川俊太氏(Cocktailante OBORO、東京)と、西山圭氏(WONDERMENT Dining Bar、大阪)の2名。
山川俊太氏のアルトス・バンデラは、緑は枝豆のペーストなどを使用し、白は生クリームや卵白の他に綿あめを使用、赤はイチゴなどを使用し、メキシコ国旗が表現されました。
“カクテルをアートにして、コースで出すバー”がコンセプトのお店に立つ同氏による、クリエイティブなカクテルでした。
一方、西山圭氏のアルトス・バンデラは、緑はグリーンカレーなどを使用し、白はアルトスの他、アガベシロップなどを使用、赤はハイビスカス&パイナップルのシュラブ(フルーツなどを漬け込んだラム)などが使用されました。
“WONDERMENT(驚きあるもの、感動すべきもの)”がコンセプトのお店に立つバーテンダーだけあって、驚きの素材が見事に活かされていました。
今後優勝者2名は、同コンペティションの世界大会にあたる「タオナ ソサエティ 2018」に日本代表として臨みます。
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