「ボンベイ・サファイア」が仕掛けるお酒の枠を超えたクリエイティブな表現とは?〜上海イベント取材

「ボンベイ・サファイア」が仕掛けるお酒の枠を超えたクリエイティブな表現とは?〜上海イベント取材

美しく輝くブルーのボトルが印象的なジン「ボンベイ・サファイア」
日本でも広く親しまれている人気のジンですが、実はクリエイティブな表現に富んだブランドだと言うのはご存じでしょうか?

今回、LiquorPageでは、中国・上海で7/18〜7/21に開催された同ブランド主催のイベント「SAW THIS MADE THIS」に参加し、その独自の表現を体験してきました。
当記事では、イベントの内容をもとに「ボンベイ・サファイア」が仕掛けるクリエイティビティについてご紹介します。

嗜好品であるお酒ですが、飲み物としての枠を超えた嗜好性を知ることで、より一層深く楽しめるようになるかもしれません。

日常から得たインスピレーションをもとに新たな創造をする「SAW THIS MADE THIS」

スタイリッシュなボトルデザインや、厳選された10種類のボタニカルと独自のヴェイパー・インフュージョン製法によって得られる洗練された味わいなど、創造性に富んだジンである「ボンベイ・サファイア」。
「Stir Creativity」をコンセプトに、世界各地で創造力を刺激するような発信やイベントを行なっている独自性の高いジンブランドでもあります。

SAW THIS MADE THISの会場@上海

SAW THIS MADE THISの会場@上海

その一環として、実はグローバルでは「SAW THIS MADE THIS」というキャンペーン(身近に存在する創作物やアート作品などからインスピレーションを見つけ、体現するキャンペーン)を行なっており、今回、上海で開催されたイベントは、その活動の一部として開催されました。

青を基調とした「ボンベイ・サファイア」仕様となった会場では、中国国内で活躍するアーティストらの作品を展示。
キャンペーン名のとおり、その作品は、何らかの創作物をもとにしており、そこから得られたインスピレーションをもとに、各アーティストらが自らの表現で新たな作品として作り出されたものでした。
それゆえに展示方法は「SAW THIS(もととなった作品)」と「MADE THIS(新たな作品)」の2つがセットとなっており、説明を読まずとも見て楽しむことができる仕様でした。

氷山の写真をもとに制作された作品、素材の一部に「ボンベイ・サファイア」のボトルの破片が使われており、サスティナビリティも意識されている

氷山の写真をもとに制作された作品。素材の一部に「ボンベイ・サファイア」のボトルの破片が使われており、サスティナビリティも意識されている

特に圧巻だったのは、著名なダンサーによるダンスを「SAW THIS」とし、その動きをタイムラプスのように切り取り、それらのカットをシーン別にガラスに施した作品。

ブルーに輝くガラスの板を辿っていくことで、まるでダンスを見ているかのように感じさせる作品

ブルーに輝くガラスの板を辿っていくことで、まるでダンスを見ているかのように感じさせる作品

「ボンベイ・サファイア」らしさを感じさせながら、あらゆる感性を刺激するようなダイナミックな展示で、お酒のブランドが持つ可能性の底深さを感じずにいられませんでした。

現地の美大生たちの作品も展示

現地の美大生たちの作品も展示

作品として展示されたオリジナルカクテル

会場内は、お酒のブランドのイベントであることを忘れさせる、まるで美術館のような雰囲気でしたが、もちろんカクテルも提供。
提供されたカクテルの一つは「SAW THIS MADE THIS」の作品の一つとして展示もされていました。

上海を拠点に活躍するバーテンダー・ALLEN FANGさんの作品「Oriental Spring」

上海を拠点に活躍するバーテンダー・ALLEN FANGさんの作品「Oriental Spring」

オリエンタルタワーの呼び名でも知られる上海タワーの球体部分の写真を「SAW THIS」とし、それに通ずるデザインのグラスにタワーと同じピンクのペイントを施したもの。
ペイントは、桃のフレーバーのチョコレートを原料としたもので、グラスに口を近づけるたびに桃が香るという、中国の春をイメージした爽やかなカクテルとのことでした。

カクテルであるものの、見て楽しめる美しさがある

カクテルであるものの、見て楽しめる美しさがある

もちろん、イベントは一般開放され、来場者は「Oriental Spring」などのカクテルを片手に、各作品を見て感じて楽しめる仕様でした。

誰もが見て楽しんで、参加もできる「SAW THIS MADE THIS」

お酒は、ときに人の感性を豊かにすることもありますが、それゆえに感性を刺激するようなアートとの相性の良さを、改めて感じさせられました。
そしてそれは、革新的で洗練されたデザインと味わいを有する「ボンベイ・サファイア」だからこそ、素晴らしいクリエイティブを生み出し、お酒のブランドの枠を超えた唯一無二の空間を生み出したのかもしれません。
どのブランドにもコンセプトは存在しますが、これほどまでにクリエイティブに寄り添った酒類ブランドは「ボンベイ・サファイア」 のほかにないと言っても過言ではないでしょう。

「ボンベイ・サファイア」はジンでありながら、創造力を刺激するような要素も有する

「ボンベイ・サファイア」はジンでありながら、創造力を刺激するような要素も有する

そして「SAW THIS MADE THIS」というキャンペーンは、そのシンプルなアプローチがゆえにアートの知識がなくとも誰でも見て楽しめるキャンペーンです。また、誰しもが表現者として参加もできるキャンペーンでもあります。
あなたもぜひ「ボンベイ・サファイア」を飲みながら、見たものから得たインスピレーションで新たな創造を体現してみては?

10月に日本でもイベントを開催予定!

日本では「五感」をコンセプトにクリエイティビティを体現。
10月11日(金)~14日(月・祝)に開催される国内最大級のアートとカルチャーの祭典『MEET YOUR ART FESTIVAL 2024 「NEW ERA」』に、ボンベイ・サファイアのカクテルと共にアートを五感で体験できる空間「5 SENSES by ボンベイ・サファイア」が展開されます。
10月に行われるイベントに参加し、あなたもぜひ新たなインスピレーションを見つけてみては?

イベントの詳細はこちら
ボンベイ・サファイア公式サイト
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

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