日々注目度が増す日本のジン業界に、新たな楽しみ方を提案するブランドが登場!
ジャパニーズクラフトジン「ROKU」を手がけることで知られる大手酒類メーカーのサントリーが、新たなジンブランド「翠 (SUI)」を発表。
ROKUと同じく和の要素を持ちながらも、リーズナブルな価格で展開されるジンで、3/10(火)より全国で発売。
そんな翠について、当記事では簡単に特徴をご紹介します。
⇒ジャパニーズクラフトジン「ROKU」 〜 開発者に聞く、誕生までのストーリーと込められたこだわり
日常の食事にも合う爽やかな和のジン「翠 (SUI)」
これまでにROKUの他、アイスジンやHERMES GINなどを手がけ、ジン造りの長い歴史を持つサントリーが手がける「翠 (SUI)」。
そのネーミングは、「翡翠(カワセミ)」をモチーフに、爽やかな味わいとジンを日本に羽ばたかせたいという思いを表現。
メッセージのとおり、爽やかなパッケージに身を包んだジンの中身は、ジュニパーベリーを含む伝統的なジンのボタニカル8種を蒸溜した原酒をベースに、柚子、緑茶、生姜の、3つの和素材の原酒をブレンドしたもの。
日本の食事に寄り添う和素材を使用することで、和のテイストが清々しく香る、爽やかなジンに仕上げているそうです。
そして目玉はその販売価格、なんと1,380円という数あるジンの中でもかなりリーズナブルな価格で展開されます。
そんな翠は、ソーダ割りが適しているとされ、日本における日常の食事によく合う味わいとなり、家飲みや居酒屋などカジュアルなシーンにもピッタリなのだとか。
スーパーなどでの販売や居酒屋などの飲食店での提供も見込んでおり、さらにはジンブランドとしては珍しいTVCMも予定されているそうです。
翠にはROKUにも通ずる造りへのこだわりが
翠は、リーズナブルな価格帯ながらも、ジンとしての造りにはサントリーらしいこだわりが。
伝統的なボタニカル8種からなる原酒は、ジンには欠かせないジュニパーベリーを2回に分けて蒸溜。2回目の蒸溜時に他7種のボタニカルを加えることでその複雑な香味を最適な条件で抽出しているのだそうです。
そして柚子、緑茶、生姜からなる3種の和素材の原酒は、条件を分けてそれぞれ個別に製造。
例えば柚子の原酒は、果皮のみ漬け込んだものと、柚子丸ごと漬け込んだもの、そして蒸溜した柚子のスピリッツの3パターンを使用することで、素材の味わいを最大限引き出しているとされています。
その他、緑茶と生姜は一般的なジンにはあまり用いられない浸漬酒を使用。
同社がこれまでウイスキー造りなどで培ってきたブレンドの技術によって仕上げられる等、ROKUにも通ずるこだわりが詰まっています。
そんな翠の味わいは、柚子からジンらしい香味へ、そして緑茶から生姜へと、複層的に変化していくそうで、ROKUが華やかで繊細な味わいであるなら、翠は清々しく爽やかといった特徴を持つのだとか。
日本のジンシーンは、新たな国産クラフトジンが次々と登場し続けていることで日に日に盛り上がってきていますが、そうした国産ブランドは、一部を除いて価格がやや高いものが多いのが現状でした。
そんな中、こだわりの製法で造られながらもカジュアルな価格帯でリリースされる翠は、日本におけるジンの裾野の広がりに一躍買いそうです。
商品詳細
サントリージャパニーズジン「翠 (SUI)」
容量:700ml
アルコール度数:40%
希望小売価格:1,380円
発売日:2020年3月10日(火)
公式HP:http://suntory.jp/SUIGIN
【ボタニカル】
ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモンシード、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール、柚子、緑茶、生姜
⇒ジン好きが厳選!初心者でも楽しめる“国産クラフトジン”おすすめ4選
⇒沖縄発トロピカルなジン「ORI-GiN 1848」~ 開発者に聞く、誕生ストーリーとジンに込めたこだわり
Amazonのジン・クラフトジンストアはこちら!
⇒Amazonのジンストア