今世界中で流行している、大注目のクラフトジン。
まだ日本では馴染みの薄い分野ですが、流行の波は確実に押し寄せつつあります。
このクラフトジンは今後さらに大きな流行になり、他国同様に日本でも大きな流行になると筆者は考えています。
筆者がそう考える理由を、本記事では解説していきます。
まだクラフトジンについてご存知ない方でもわかるように、簡単に解説していきます。
そもそもクラフトジンとは?
クラフトジンとは、簡単に言うと少量生産でこだわりを持って作られたジンのことを言います。
大手メーカーなどが作る従来的なジンとは異なり、とても小さな蒸留所で作られることも多く、ジン最大の特徴であるハーブや果皮などのボタニカルにおいても、従来的なボタニカルだけでなく産地特有のものやオーガニックのものを用いる銘柄などもあり、個性的で味わい深いジンが多いのが特徴です。
ビールでいうところのクラフトビールのような位置付けで、値段は通常のジンよりも少し高くなりますが、そのぶん贅沢でリッチなお酒となっています。
言い換えるとクラフトジンとはプレミアムジンでもあると言えます。
このクラフトジンは、イギリスやスコットランドが発端となり今や世界中で流行しています。
そしてここ日本でも、少しずつその兆しが見えてきる注目の分野なのです。
⇒日本でも流行必至!クラフトジンとはどんなジンなのか?
クラフトジンが日本でも流行ると言い切れる3つの理由
クラフトジンについて理解できたところで、これが日本でも流行る理由について解説していきましょう。
1. プレミアムクラスでも値段が安い
まず1つめは、ウイスキーやテキーラなど他のプレミアムクラスの酒類ど比べて値段が安いことです。
例えばウイスキーならプレミアムクラスともなるとたちまち1万円以上しますが、クラフトジンは、プレミアムクラスのジンだとしてもだいたい5,000円前後で購入できます。
値段が安い理由はジンならでは製造方法が関係しています。
基本的にジンは、他の酒類のような熟成を必要としません。(あえて熟成させるジンもあります)
いくらプレミアムクラスのクラフトジンといえどもそれは一緒です。
それに対してプレミアムなウイスキーやテキーラ、それにワインにしても長期間の熟成を要します。
この熟成のコストが値段に反映されて高額になるのですが、ジンには熟成がないぶん値段が安くなるのですね。
つまりクラフトジンは、他のプレミアムクラスの酒類に比べて価格面で優位にある、ということです、
2. 日本での洋酒に対するハードルが下がっている
2つ目の理由は、若年層を中心にお酒の趣向の多様化が進んでいることです。
ウイスキーやワイン、クラフトビールが流行るなど、若年層を中心にお酒の趣向が多様化しています。
特にウイスキーやワイン、流行りつつあるプレミアムテキーラなど、特に洋酒部門においてその様相が強く見られます。
これはつまり、洋酒に対するハードルが下がっているからです。
これはネットとSNSの普及による当然の流れで、これまで専門誌やバーでしか知りえなかった「敷居が高い」とされていたお酒を簡単に知ることができるようになり、感度の高い若年層とマッチしたからだと考えています。
これまで避けられがちだった洋酒が、今や身近なものになっているのですね。
こういった土台がある今の日本で、クラフトジンが受け入れられるのは当然とも言えます。
3. おしゃれなボトルがSNSとの相性が良い
最後3つ目は、クラフトジンにはSNS映えするオシャレなボトルの銘柄が多いことです。
一見するとお酒のボトルとは思えない、まるで香水やアロマディフューザーのようなファッショナブルなボトルのクラフトジンも少なくありません。
良くも悪くも「お酒っぽさ」が抜けないウイスキーやワインのボトルとは違い、見た目だけで話題になる可能性があるのです。
特に近年リリースされた「コーヴァル」や「ジェネラス」などは明らかにインスタジェニックなボトルで、この中身が日本ではまだ主流とは言えない「ジン」ともなると話題性は抜群です。
これらを踏まえると、クラフトジンがお酒が好きなSNSユーザーの支持を集めることは想像に難しくありません。
近年はインスタグラムなどのSNSが発端となって流行るものはたくさんあります。
おしゃれなクラフトジンは、その要素を満たしているわけです。
まとめ
クラフトジンが流行る理由、お分りいただけたでしょうか?
最後にまとめると…
クラフトジンが日本でも流行る理由は、
②洋酒全般が受け入れられやすくなっている
③ボトルがオシャレでSNSとの相性が良い
の3つが主な理由です。
すでにAmazonでもクラフトジンの特集が組まれていて、比較的簡単に購入することができます。
気になった方はぜひ一度、味わって見てください。
それではこの辺で。
以上「世界で話題のクラフトジンが日本でも流行る3つの理由」でした。
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