世界一売れているウォッカは?TOP5のウォッカ銘柄を発表!

世界のウォッカ、売り上げTOP5

世界で最も売れている、つまり最も飲まれているウォッカは何か?

当サイトですでにいくつかご紹介している各お酒の世界売り上げランキング。
本記事では「ウォッカ」にスポットを当て、2015年の年間売り上げTOP5の銘柄をご紹介していきます。

日本でウォッカといえば、スミノフがあまりにも有名ですが、果たしてスミノフは世界でも売れているのでしょうか?

それではまずは5位から見ていきましょう。

※本記事は、イギリスのDrinks Internationalが2016年6月に発表したデータを元に作成しています。
※データは2015年の年間売り上げ、調査会社はEuromonitor

5. ズブロッカ (Zubrowka)

約620万ケース / ポーランド

まず5位のランクインしたのは、日本でも有名なウォッカ銘柄ズブロッカです。
ポーランドの世界遺産の「ビアウォヴィエジャの森」で採れるズブロッカ草(バイソングラス)のエキスが加えられたフレーバード・ウォッカです。(味付きウォッカ)

現在ロシアのロースト社(Roust)というメーカーが所有し、日本での販売はサントリーが行なっています。
近年売り上げを伸ばしていて、2013年8位、2014年6位、そして2015年に5位とじわじわと順位をあげています。

普通のウォッカとは違いズブロッカ草による味がついているので、飲みやすく感じる方も多いようです。
ボトル一本一本にズブロッカ草が1本ずつ入っていて、開けた途端に独特の、桜餅のような香りが広がります。

4. Khlibniy Dar

約630万ケース / ウクライナ

Khlibnir Darはウクライナのプレミアムウォッカ銘柄です。
日本での販売はないため、ご存知の方は少ないでしょう。

日本語の情報はほぼ全くないため、日本語での正式な呼び名は不明ですが、調べた限りではフリブニーダールと発音するようです。

現在ウクライナの酒類メーカー、バヤデラ・グループが所有しています。
2002年創業の新しい銘柄ですが、ウォッカ売り上げランキングの常連で、2013年までは3位に位置していました。

3. Khortytsa

約730万ケース / ウクライナ

3位にランクインしたのもウクライナのプレミアムウォッカ。
こちらも日本語での情報はないため正式な日本読みはわかりませんが、調べた限りではホールツィツャと発音するようです。

所有するのはグローバルスピリッツ社というウクライナとアメリカ、ロシアにオフィスを構える企業です。
2003年創業と比較的新しい銘柄で、現在ウクライナだけでなくヨーロッパ各国、アメリカなどでも販売されています。

世界的評価が高く、2016年のSWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)でダブル・ゴールドメダル(最優秀金賞)を受賞しています。
今後販路を拡大していくようなので、日本での販売もあるかもしれませんね。

2. アブソルート (Absolut)

約1100万ケース / スウェーデン

アブソルートは日本でも有名なウォッカ銘柄なのでご存知の方も多いでしょう。
ここからは売り上げのケタが変わります。

アブソルートはスウェーデンのウォッカ銘柄で、ペルノリカール社が所有し、日本では同日本法人が販売を行なっています。

北欧らしい、洗練されたラベルが特徴的なプレミアムウォッカで、原料には小麦のみを使用しています。
通常のウォッカだけでなく、フレーバード・ウォッカなど色々なシリーズを出していて、シトロン、ペッパー、バニラなどがあります。

さらに海外では、ウォッカではかなり珍しい樽熟成をさせたシリーズなども販売されています。
日本での販売が待ち遠しいですね。

1. スミノフ (Smirnoff)

約2570万ケース / アメリカ

アブソルートと倍以上の差をつけて世界一に輝いたのは、おそらく日本でも最も有名なウォッカ銘柄「スミノフ」です。
約2570万ケースという数字は、すべての蒸留酒を含めたランキングでも5位にランクインしています。

ロシアのイメージが強いスミノフですが、実はアメリカのウォッカ銘柄です。(現在は世界各地で生産)
所有するのは、世界一の規模を誇る酒類メーカー「ディアジオ社」です。(ディアジオ社IRより)
日本での販売はキリンが行なっています。

このスミノフ、一度は味わったことがある方が多いのではないでしょうか?
コンビニなどで販売されるカクテルタイプの「スミノフ・アイス」はもちろんこのスミノフがベースになっていますからね。

赤いラベルのイメージが強いスミノフですが、実は3種類あり、よりアルコール度数が高いブルーと、高級シリーズのブラックがあります。

まとめ

結果は、スミノフが世界一売れているウォッカで、2位がアブソルートと、だいたい順当な結果となりましたね。
ちなみに日本でも有名な銘柄「スカイ」は9位に、「グレイグース」が10位の売り上げとなっていました。

それから気になった点としては、他のスピリッツでは安価で庶民派な銘柄が強かったですが、ウォッカではプレミアムカテゴリーの強さが目立ちましたね。

ちなみにAmazonのウォッカ売れ筋ランキングでは、
1位. アブソルート
2位. スピリタス
3位. ストリチナヤ
という全く異なる結果となりました。
(スピリタスはちょっと驚き)

それではこの辺で。
以上、「世界一売れているウォッカは?TOP5のウォッカ銘柄を発表!」でした。

小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

関連記事

  1. ウォッカベースカクテル バーで飲みたい「ウォッカ」を使った代表的なカクテル8選!
  2. ジン・ウォッカ・ラム・テキーラの違い ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ…それぞれの違いとは?【簡単解説】…
  3. アルコール度数が高すぎるお酒たち 日本でも購入可!「アルコール度数が高すぎる」お酒8選
  4. 日本酒の名門「南部美人」がクラフトジン&ウォッカの製造開始を発表!2021年3月頃に発売予定 日本酒の名門「南部美人」がクラフトジン&ウォッカの製造計画を発表…
  5. ラムってどんなお酒? 初心者向け「ラムとはどんなお酒?」がざっくりわかる記事
  6. 動画でラムを知ろう!ラムの歴史や製法、カクテルを網羅できるYouTube動画 動画でラムを知ろう!ラムの歴史や製法、カクテルを網羅できるYou…
  7. 糖蜜・廃糖蜜って何? ラムや甲類焼酎の原料となる「糖蜜」ってどんなもの?
  8. 海外で大人気の“ハードセルツァー”、遂に国産が登場!オリオンビールが「DOSEE」を新発売 海外で大人気の“ハードセルツァー”、遂に国産が登場!オリオンビー…

おすすめ記事

【九州・沖縄版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 37ブランドの特徴を紹介 【九州・沖縄版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 37ブランドの特徴を紹介

今や日本各地で造られるようになったクラフトジンですが、その中でも九州・沖縄地方が一大産地となっている…

「YASO GIN」の造り手に聞く - なぜ健康食品メーカーがジンを手がけることになったのか? 「YASO GIN」の造り手に聞く – なぜ健康食品メーカーがジンを手がけることになったのか?

今や100前後のブランドが流通する国産クラフトジンの市場において、発売から1年足らずで品切れが続出す…

【大阪・京都・近畿版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 15ブランドの特徴を紹介 【大阪・京都・近畿版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 15ブランドの特徴を紹介

世界に羽ばたくクラフトジンへと成長した「季の美」と「ROKU」は、どちらも近畿地方の府県を産地とする…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP