世界一売れているリキュールは?世界の売上TOP10を発表!

世界のリキュール・売り上げTOP10

当サイトで何度かご紹介している、世界一売れているお酒シリーズ。
今回はリキュールにスポットを当て、ランキング上位10銘柄をご紹介します。

日本で人気のリキュールといえばカシスやカルーアですが、果たしてランクインしているのでしょうか?

まずは10位から見ていきましょう。

※本記事は、イギリスの酒類専門誌Drinks Internationalが2016年6月に発表したランキングを元に作成しています。
※集計データは2015年のものです。

10. コアントロー

【売上:約110万ケース(1ケース12本)】

まず10位にランクインしたのは、ホワイトキュラソーの代表銘柄「コアントロー」です。
バーによく行かれる方や、飲食経験者の方なら、カクテルでよく使用されるのでご存知かと思いますが、一般の方の間では知名度はそれほど高くはないかもしれませんね。
主にカクテル用として用いられますが、ベースとしてではなく、他のお酒と組み合わせて使われることがほとんどです。

※キュラソーとは、蒸留酒にオレンジの皮のエキスを加えたリキュールです。

9. ジョウォンドコヴァ・ゴシュカ

Wodka zoladkowa gorzka new bottle.jpg
By Kowal87Own work, CC BY-SA 3.0, Link

【売上:約120万ケース】

ジョウォンドコヴァはポーランド発のフレバードウォッカ(味付けウォッカ)です。
リキュールにカテゴライズされていますが、度数が36度あるので、どちらかというとウォッカに近いかもしれません。
日本での知名度はほとんどないに等しく、今のところ正規輸入もないため基本的には購入できません。

8. ルベルスカ

【売上:約130万ケース】

ジョウォンドコヴァと同じストックスピリッツグループという企業が所有する、ポーランド発のリキュールです。
ルベルスカも、ウォッカをベースにフルーツなので味付けしたもので、レモンやカシス風味などがあります。
こちらも正規輸入元がないため日本での購入は基本的にできません。

7. アマルーラ

【売上:約130万ケース】

7位にランクインしたアマルーラは、南アフリカ発のクリームリキュールです。
マルーラという南アフリカで採れるフルーツと、生クリームを合わせたもので、そのまま飲んでもおいしいリキュールです。
クリームリキュールは日本では、リキュール類の中では決して需要が多いとは言えないですが、世界的にはとても人気で需要が多いカテゴリーです。
こちらのリキュールは、日本ではAmazonや楽天などで購入できます。(正規輸入元はないため並行輸入となります)

6. カルーア

【売上:約150万ケース】

6位は日本でもおなじみカルーア。ようやく誰もが知るリキュールのお目見えです。
カルーアは、コーヒーリキュールの中でもダントツの知名度を誇ります。
メジャーな飲み方は、カルーアミルクですが、他にもブラックルシアンやB52など様々なカクテルに使用されています。
なお現在ではコーヒー味だけでなく、抹茶味、パンプキン味もリリースされています。

5. ジャックダニエル・テネシーハニー

【売上:約150万ケース】

ジャックダニエル・テネシーハニーは、その名のとおり、ウイスキーのジャックダニエルをベースに、はちみつの味付けをしたものです。
ジャックダニエルの知名度に加えて味わいも良いことから、2011年発と歴史が浅いにもかかわらず、瞬く間に世界のトップリキュールとなりました。
ミルクとの相性が抜群で、他にはトニックウォーターで割ったり、そのまま飲むのもおすすめです。
人気が出るのも頷ける飲みやすさです。

4. サザン・カンフォート

【売上:約170万ケース】

4位のサザン・カンフォートはアメリカ発のリキュールで、同国でとりわけ高い人気を誇り、日本でも少しずつ知名度を上げてきています。
ちなみに5位のテネシーハニーと共に、アメリカのブラウン・フォーマンという巨大酒類メーカーが所有しているブランドです。
オレンジやピーチなど複数のフルーツとハーブによるリキュールで、とても風味が良く、リキュールにしては甘すぎずサラリとしているため飲みやすいです。
多様な飲み方があり、カクテル用はもちろん、テキーラのようにショットで飲むスタイルもあります。

3. マリブ

【売上:約340万ケース】

マリブといえば日本でも高い人気を誇り、リキュールの単一銘柄としては、おそらく日本で最も有名と言えるでしょう。
イギリス発のリキュールですが、その名は「サーフィンの聖地」とも言われるアメリカ西海岸のマリブにちなんでいます。
ココナッツフレーバーが強いため、ほとんどはカクテル用として使用されます。

2. デ・カイパー

【売上:約370万ケース】

デ・カイパーは、オランダのリキュールブランドで同ブランドシリーズで10種以上のフレーバーがあり、これらのシリーズ全体での売り上げがカウントされています。
300年以上の歴史を持つ老舗リキュールブランドで、ピーチツリー、カシスを筆頭に様々なフレーバーのリキュールを展開しています。
カクテルの材料として、バーでは欠かすことのできないリキュールブランドです。
バーによく行く方ならそのロゴを見たことがあることでしょう。

1. ベイリーズ

【売上:約620万ケース】

ダントツの1位に輝いたのは、クリームリキュールのトップブランド「ベイリーズ」です。
日本では、マリブやカルーアほどの人気や知名度はありませんが、世界的にはかなり人気のリキュールということになります。
その人気の秘訣は味わいの良さで、カカオやバニラなどによる上品な甘さがあり、一度味わえばその人気の高さにも納得がいくと思います。
このベイリーズは少し独特な飲み方もあり、コーヒーや紅茶で割ったり、中にはアイスにかけて食べるという飲み方(?)もあります。

しかし事実上の売上一位のリキュールは…

参考元のランキングでは上記のようになるのですが、リキュールの定義の違いにより、日本ではリキュールと見なされるある重要な銘柄がカウントされていません。
その銘柄とは「イエーガーマイスター」です。

参考元ではイエーガーマイスターは、アブサンやペルノなどとともに「ビターズ」にカテゴライズされています。
そして気になるその売上は【約690万ケース】。
ベイリーズが約620万ケースですからイエーガーマイスターの方が売れていることになります。
参考元の解釈を変えてしまうのはよくないですが、日本におけるリキュールの定義で見れば、イエーガーマイスターが事実上世界一売れているリキュールということになります。

イエーガーマイスターについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
実は売上世界一のリキュール?イエーガーマイスターの真実とは

まとめ

ここまでリキュールランキングのTOP10とプラスαをお送りしてきました。
上位に並んだリキュールの中には、日本では馴染みのない銘柄もありましたね。

そしてこのランキングを見て「意外」と感じた方は多いのではないでしょうか?
日本でのリキュールの定番「カシス」が含まれていませんからね。
しかし、日本ではリキュールといえばカシスが大人気ですが、カシスは様々なメーカーが作っているので、絶対的な銘柄がないのが実情です。
(強いていうなら2位のデ・カイパーにはカシスの売り上げも含まれています)

ちなみに、惜しくもTOP10は逃しましたが、日本のチョーヤ梅酒が11位にランクインしています。
今後の活躍に期待したいですね。

それではこの辺で。
以上、「世界一売れているリキュールは?世界の売り上げTOP10を発表!」でした。

小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

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