バーに行く上で、どんなバーテンダーがカウンターに立っているのか、気になる方は少なくないのでは?
「バーテンダーへの8つの質問」は、対象となるバーテンダーの人となりに迫る8つの質問をインタビュー形式で展開し、バーテンダーとそのバーについて知ってもらおうという記事シリーズです。
今回特集するのは、大阪・アメリカ村にある独自の世界観を醸し出すスピークイジー(潜り酒場)的バーであり、海外の観光客からも高い人気を誇る「Bar Nayuta」。8つの質問にお答えいただくのは、オーナーバーテンダーの中山寛康(ひろやす)さんです。
8つの質問 – 中山寛康さん
1. バーテンダーになろうと思ったワケを教えてください。
大学時代に、いつか飲食のお店をやりたいと友人と話していたのがそもそものキッカケですね。
ただ、当時は漠然と楽しそうだとか、憧れがあった程度でしたし、卒業後に就いたのは引越屋で、その後も生地屋の営業など全く違う業界で働いていました。だけどあるとき、飲食への熱が再燃して…どこかで働くとかではなく、学生のころの憧れから起業しようと思ったんですよ。カフェ、レストラン、バーと色々と考えたんですが、漠然とバーテンダーってかっこいいやんって思ったんですよね。
それで2014年に開業したのがBar Nayutaです。
2. あなたが一番好きなカクテルorお酒の銘柄は何ですか?
オールドファッションドですね。
カクテルつくるぞーと思って一番最初に作ったカクテルですし、思い入れがあるんです。作るのが好きなのはもちろん、どこのバーにもあるからよく飲みます。
3. もしもバーテンダーじゃなかったらどんな仕事がしたいですか?
今でも時々趣味で作曲してますし、音楽を作ってたかもしれませんね。
学生時代からヌジャベスみたいなHIPHOPの音楽を作ったりしてて、楽曲提供もしてたんです。生地屋の仕事やりながらアルバムを出そうともしてたんですが、今は楽しんでる感じですかね。
4. 日課としていること、またはマイルールは何かありますか?
酒は楽しく飲む!
個人的には一人で飲むより、みんなでワイワイ飲む方が好きですね。
5. 趣味やお気に入りの時間は?
最近は単車ですね。
ふらふらっと知らない道を進むのも楽しいんですよ。その単車も壊れて動かないものをヤフオクで購入して、自分で直して動くようにしました。
6. もしも移住できるとしたらどこが良いですか?
現状に満足してるしこのままでいいですかね。田舎はいいなとは思うけど、強く望んでるわけではありませんし。
子供の頃、名古屋と島根、福井、オーストラリアと移り住んできたことも関係してるのかもしれません。
7. 人生で最もエキサイティングだった瞬間は?
んー選びがたい…強いていうならオーストラリアでの高校時代ですかね。
元々小学のときに1年間オーストラリアに行ってて、その時の感覚が良かったので自分で希望してブリスベンの高校に進学しました。
10代だったこともあってか、あらゆるものに刺激されましたね。色々な国籍の生徒がいたし、寮に住みながら友達と遊ぶのも、その何もかもが日本とは違って刺激的でした。
8. 今後の目標ややりたいことを教えてください。
リキュールの製造免許がとれたので、バーの経営をしながらビターズの製造と販売を始めようと思ってます。
バーテンダーがカクテルを作る楽しさや面白さを感じられるような商品を造っていきたいですね。
今思えば僕は、昔から作曲してたり、自分でバイクを直して走らせたり、お店では前からインフューズ(漬け込み)のお酒を仕込んでいたり…何かを作るのが好きなんでしょうね。
「Bar Nayuta / 大阪・心斎橋」について
お店の紹介
ハーブやスパイスにフォーカスを置いたカクテルバーです。
それらをインフューズしたスピリッツやビターズを用いながら、昔から親しまれているカクテルにちょっとした遊び心を加えています。Tシャツ短パンにサンダルでもお越しいただけるフランクな酒場です。
メニュー例
カクテル/1300円〜1500円
ショット/500円〜
店舗情報
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目6-17 マリオビル5F << MAPをみる >>
営業:15:00〜3:00 不定休 ※時短要請中は営業時間に変更あり
電話:06-6210-3615
SNS:[Instagram]
公式HP:https://bar-nayuta.com/
⇒バーテンダーへの8つの質問
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