日本はもちろん、ここ数年世界的に大きなブームとなっているウイスキー。
バーで楽しむことも多いお酒ですが、「世界のバーでは今どんなウイスキーがトレンドなのか?」
そう一度は気になったことがある方もいることでしょう。
先日、英Drinks Internationalが発表した「World Top Trending Brands 2019」は、まさにそれを知ることができるランキングです。
これは、世界のトップバー(2019年版は127店舗)から、今注目のスコッチウイスキーブランドについて集計を取り、ランキングにしたもの。
当記事では、そのランキングのうちTOP5のブランドをご紹介!
それではまずは5位から。
5. シーバスリーガル
[ブレンデッド・ウイスキー]
日本でも知名度・人気ともに高いシーバスリーガルが5位にランクイン。
200年の歴史を持つシーバスブラザーズ社が手がけるこのブランドは、200以上の国と地域に輸出されており、世界でも有数の販売量を誇るウイスキーでもあります。
定番銘柄の12年などの他に、日本市場でのみ、ミズナラの樽で熟成させた「ミズナラ12年」も販売されています。
また、シーバスリーガルは、毎年カクテルコンペティションを主催していることでも知られています。
4. グレンドロナック
[シングルモルト・ウイスキー]
スコットランドのハイランド地方にある、グレンドロナック蒸留所が手がけるシングルモルトが4位にランクイン。
近年生産されている同ブランドはすべてシェリー樽で熟成されており、定番銘柄である12年では、2種のシェリー樽が用いられています。
シェリー樽由来のフルーティーでしっかりしたフレーバーのウイスキーです。
日本においては、知名度は決して最上級というわけではありませんが、世界のトップバーテンダーの間では今トレンドのスコッチの一つようです。
3. コンパスボックス
[ブレンデッド・ウイスキー]
3位にランクインしたのは、2000年創業のコンパスボックス・ウイスキー社が手がけるブレンデッドウイスキー。
創業者は、かの有名なスコッチ、ジョニーウォーカーのマーケティングディレクターをしていたというジョン・グレイサー氏で、同氏が自らブレンドを行なっています。
「革新的な生産者」として、世界的なウイスキー誌から表彰されており、その品質も評価されています。
また、手がけるウイスキーは多様性に富んでいることでも有名。
日本での知名度はまだまだ高いとは言えませんが、今後の動向に目が離せないブランドです。
2. ザ・マッカラン
[シングルモルト・ウイスキー]
世界はもちろん、日本市場でも絶大な人気を誇るザ・マッカランが2位にランクイン。
ウイスキーの名産地として知られるスペイサイドを代表するシングルモルトの一つで、「シングルモルトのロールスロイス」とも称され、強大なブランド力を有しています。
定番の年数表記シリーズは、こだわりのシェリー樽で熟成されており、これは、原木から作ったこだわりの樽をシェリーの生産者に使用してもらい、回収してマッカランの熟成に使用されています。
その樽由来のドライフルーツのような濃密な味わいは唯一無二です。
まるで王者のような風格が漂わせるこのブランドは、今後もその立ち位置は変わらないことでしょう。
1. モンキーショルダー
[ブレンデッドモルト・ウイスキー]
トレンドランキング1位に輝いたのは、複数の蒸留所産のモルトウイスキーをブレンドしたブレンデッドモルトの逸品、モンキーショルダー。
グレンフィディックやバルヴェニーを所有することで知られる、ウィリアムグラント&サンズ社が手がけており、同社が所有する3つの蒸留所の原酒をブレンドに用いています。
スムースでバランスのとれた味わいが特徴で、カクテルベースとしても人気。
2005年に販売開始と、比較的新しいブランドでありながら、すぐさま支持を集め、日本でも年々注目度が増しているブランドです。
Drinks Internationalが統計した「World Best Selling Brands 2019」でも1位を獲得しています。
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