数年前から日本でも始まったクラフトジンのムーヴメント。その勢いはとどまる様子を見せず、日に日に加速していっています。
養命酒といえば、数ある酒類の中でも健康飲料として独自のブランドを築いていますが、なんとこの度、その養命酒を手がける養命酒製造社が新クラフトジンを生産!
「香の森(かのもり)」など3ブランド発売予定で、3/1(金)より全国で発売されます!
当記事では、これらのクラフトジンについてご紹介していきます。
自然豊かな長野の地で造られる、森の香りのクラフトジン
薬酒として古くから日本で親しまれてきた養命酒は、生薬などのボタニカルを駆使して造られています。
それを手がける養命酒製造社は、約100年もの間ボタニカルを研究し、切磋琢磨してきました。その知見と技術をジンに活かすべく造り上げたのが、今回リリースされる「香の森」「香の雫(かのしずく)」「CRAFT GIN COCKTAIL 2種のグレープフルーツとハーブのクラフトジンカクテル」の3ブランドです。
3つのジンが造られるのは、同社が所有する、中央アルプスの麓、長野県駒ヶ根市にある深い森に囲まれた工場。
ジンを特徴付けるボタニカルには、和製ハーブとして知られるクロモジなどを使用し、それらの香味を抽出するための蒸留器には、名だたるクラフトジンメーカーが使用しているドイツのホルスタイン社の最新型の蒸留器が用いられています。また、良いジンを造る上で欠かせない水は、中央アルプスが育む極軟水が使用されています。
クロモジとは
クロモジは、日本の多数の地域に分布するクスノキ科の香木。古くから香料として親しまれており、アロマのエッセンシャルオイルも販売されています。また、高級爪楊枝の材料としても知られています。
樹皮に特有の香気があり、枝を折るだけでも甘く華やかな香りとともに深い森を思わせる香りが感じられます。
「香の森」「香の雫」「CRAFT GIN COCKTAIL 2種のグレープフルーツとハーブのクラフトジンカクテル」
今回リリースされる3ブランドは、それぞれ特徴や価格帯が異なり、シーンに合わせて楽しむことができます。
香の森
クロモジの魅力を引き出すために、素材、製法にこだわったプレミアムジン。クロモジと18種類のボタニカルを組み合わせており、クラフトジン好きの方向けのブランドです。
「まさに静寂な深い森を思わせる、クロモジのジンの真骨頂」とのこと。
【スペック】
アルコール分: 47%
容量: 700ml
希望小売価格: 4,500円
香の雫
レモンピールなどジンのオーソドックスなボタニカルを含む11種類のボタニカルが使用された、入門用のジンにも適したブランド。
「新緑の森のような爽やかな香りと、ほのかな甘みが余韻として残る心地よさが特長」とのこと。
【スペック】
アルコール分: 37%
容量: 300ml
希望小売価格: 880円
CRAFT GIN COCKTAIL 2種のグレープフルーツとハーブのクラフトジンカクテル (リキュール)
「香の雫」をベースに、ローズマリーなどのハーブを浸漬、果汁も加えたカクテル仕立ての商品。度数が低いため定義上ジンではなくリキュールにあたりますが、カジュアルに楽しめそうです。
【スペック】
アルコール分: 22%
容量: 300ml
希望小売価格: 880円
※3ブランドとも3/1(金)発売予定
⇒https://www.yomeishu.co.jp/
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