季の美・ネイビーストレングスのALLGINボトルが発売!

季の美・ネイビーストレングス ALLGINボトル

ここ最近のクラフトジンブームの中でも、国内外で注目度が高い京都蒸留所の「季の美

今年の5月には、限定ボトル「ネイビーストレングス・Tokyo International Bar Showボトル」をリリースしたことも記憶に新しいですが、同ボトルはすでにほぼ品切れ状態となっており、かなりの高値で取引されています。
話題となったボトルだけに、欲していた人も少なくないと思いますが、どうやらまた新たに季の美のネイビーストレングスが発売されるようです。

前回のボトルはTokyo International Bar Showとのコラボでしたが、今回はジン専門店の「ALLGIN(アラジン)」とのコラボ。11月下旬発売で数量限定のようです。
本記事では、「季の美・ネイビーストレングス ALLGINボトル」についてリリース文を元にご紹介していきます。

季の美のハイプルーフ版!ネイビーストレングスのALLGINオリジナルボトル

京都蒸留所が手がける季の美といえば、ゆずや玉露、山椒など京都産が中心のボタニカルによる、和のエッセンスが強い味わいが特徴。
さらにそれらはカテゴリー別に分けて蒸留され、ブレンドされるという贅沢な造りのジンということもあり、発売直後から話題となりました。

ネイビーストレングスではこの基本的な造りは踏襲しつつも、定番商品と比べハイプルーフ(アルコール度数が高い)となっており、その度数は54.5度となっています。
また、ブレンドにも多少変化を加えているようで、香りや味の感じ方が若干異なり、定番商品の季の美としっかりと住み分けがされています。

季の美・ネイビーストレングス ALLGINボトル

ラベル下部には「ALLGIN」のロゴがあしらわれている。

そもそもネイビーストレングスとは?

ネイビーストレングスとは、その昔イギリスの海軍が飲んでいたとされるアルコール度数が高いジンを言います。
それを再現したもので、54.5度でボトリングするのが伝統的とされています。

ALLGIN(アラジン)とは?

今回季の美とコラボした「ALLGIN(アラジン)」はジン専門の酒販店で、楽天市場初のジン専門店とされています。
ジャパニーズクラフトジンやレアな直輸入のジンなど国内最大級の品揃えを誇ります。

季の美・ネイビーストレングスの特徴

  • 度数が高いので加水に柔軟に対応できる。
  • カクテルにしても特徴がぼやけない。
  • 全体的に香り高く、ゆずの香りがより強い。

ネイビーストレングスは、度数が高いこともあり、ボディが定番商品よりしっかりしており、カクテルにしても季の美らしさがぼやけにくくなります。
また、トワイスアップなど加水する飲み方にも柔軟に対応できるため、飲み方の幅が広がっているとも言えるかもしれません。
もちろん香りや味も定番商品より力強くなっており、ブレンドを変えていることも関係してか、より強くゆずの香りを感じ、味わいはさらにリッチになっています。

季の美・ネイビーストレングス ALLGINボトルの詳細データ

以下リリース文より。

商品概要
『季の美ネイビーストレングス ALLGINラベル』
700ml 6,000円+税
Alc.は54.5°の予定

商品説明
「季の美 ネイビーストンレングス ALLGINボトル」は伝統的な英国のネイビーストレングスのアルコール度数54.5%でボトリングされています。定番製品と同様に11種のボタニカルを6つのフレーバーカテゴリーに分けて蒸溜していますが、最後のブレンド工程で少し変化を加え、高いアルコール度数でボタニカルの特徴が最大限に引き出せるよう丁寧につくりあげられました。季の美の香り・味わいがより一層力強く感じられながら、クリーンさも併せ持つリッチな香味。54.5%のアルコールのキックに加え、季の美らしい柔らかい口当たりとハーモニーは健在で、季の美のすべての要素を一回りずつ大きく引き上げた味わいです。ジントニックやマティーニに用いてもしっかりとその存在を示し、他の素材に負けないコシの強さは標準の季の美とは一味違ったおいしさと満足感が得られます。

季の美の基本情報

季の美は、2016年8月に操業を開始したばかりの京都蒸留所が手がけるジン。
京都蒸留所は、「京都」というブランドだけでなく、日本では初のジンに特化した蒸留所ということもあり、話題となった蒸留所でもあります。

ジンに特化しているとだけあって、季の美の造りは随所にこだわりが見られます。

  • 「京都であること」にこだわり京都産のボタニカルや伏見の名水を使用している。
  • ベーススピリッツにお米100%でできたライススピリッツを使用している。
  • ゆずや玉露、山椒や生姜、ヒノキなど日本特有のボタニカルを使用。
  • ボタニカルを6つのカテゴリーに分け別々に蒸留し、その後ブレンドしている。

以上のような、他のジンにはあまり見られない独自の造りをしており、これにより、ジンのなかではとりわけ繊細で「和」のエッセンスが強いジンとなっています。
その味わいの良さや独自性から、当然のように人気が上昇し、今や国産ジンを代表するブランドの一つとなっています。

季の美について詳しくはこちらの記事で解説しています。
季の美 〜 日本・京都発クラフトジンの特徴を徹底解説!
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

関連記事

  1. 実は家でも作れる!“ジンの本格的&超人気カクテル”6選 〜 作り方とレシピをご紹介 実は家でも作れる!“ジンの本格的&超人気カクテル”6選 〜 作り…
  2. ジンを識るための大イベント、「ジン-ポジウム・ジャパン 2018」が11/25に開催! ジンを識るための大イベント、「ジン-ポジウム・ジャパン 2018…
  3. 歴史から紐解く、“ジン”と“感染症”の意外な関係とは? 歴史から紐解く、“ジン”と“感染症”の意外な関係とは?
  4. たった1つこだわるだけでジン&トニックが“劇的に美味しく”なる? たった1つこだわるだけでジン&トニックが“劇的に美味し…
  5. クラフトジン・季の美とは 季の美 〜 日本・京都発クラフトジンの特徴を徹底解説!
  6. 沖縄クラフトジン「MIZUHO」 沖縄発トロピカルなクラフトジン「MIZUHO」が数量限定発売!そ…
  7. 18の国産ジンの造り手が集い、唯一無二のジンを創る「DistiRally NEXT 2022」始動! 19の国産ジンの造り手が集い、唯一無二のジンを創る「Dis…
  8. 来場者3500人の大盛況!写真で振り返る「GINfest.TOKYO 2018」 来場者3500人の大盛況!写真で振り返る「GINfest.TOK…

おすすめ記事

日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り - 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介 日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り – 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介

新たな発見や想像しえないインスピレーションを得られるのは、旅の大きな醍醐味の一つ。日本一のバーテ…

日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 - こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは? 日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 – こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは?

『ボンベイ・サファイア プレミアクリュ』のカクテルコンペティションで日本一に輝いた加藤晋悟さん(TH…

日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』前編 - アンバサダーが語るボタニカルへのこだわりとは? 日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』前編 – アンバサダーが語るボタニカルへのこだわりとは?

青く輝く美しいボトルで知られる『ボンベイ・サファイア』は、日本でも人気のジンですが…その蒸溜所の様子…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP