【北海道・東北版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 12ブランドの特徴を紹介

【北海道・東北版】クラフトジン全ブランド一覧 〜 12ブランドの特徴を紹介

「あの県でジンは造られているんだろうか…?」といったように、どの地域でどんなジンが造られているか気になる方は少なくないはず。
世界的に“クラフトジン”が大きな盛り上がりを見せる中、今や日本でも全国各地でジンが造られるようになっています。

そこで今回は、2021年9月1日時点で買える全ての国産ジンブランドの中から、“北海道・東北地方”のクラフトジン(※)を都道府県別にピックアップ。
それぞれブランド別に特徴などをご紹介します。

気になるジンがあればぜひ試してみてください。

※一般的に“クラフトジン”とみなされることがあるジンをピックアップしています



北海道

9148

9148
2018年に誕生した紅櫻蒸溜所で造られる北海道初のクラフトジン。
既にいくつもの銘柄がリリースされている中で、定番銘柄である「0101」は、ジンの伝統的なボタニカルに加え、日高昆布や干し椎茸、切干大根といった北海道産の素材をふんだんに使用しているのが特徴。
ジンの骨格がありながらも独特のダシっぽさを感じられるジンです。

※下記は定番銘柄「#0101」の情報

造り手 紅櫻蒸溜所(北海道・札幌市)
主なボタニカル アンジェリカ、日高昆布、切干大根など
度数/容量 45%/700ml
値段 4,950円(税込)

火の帆(HONOHO)

火の帆
観光地としても知られる積丹半島の町に拠点を置く、積丹スピリットが2020年夏にリリースしたクラフトジンが「火の帆」。
地域活性・地方創生策として始まったプロジェクトであることから、積丹および北海道のボタニカルをふんだんに使用。その中でも道内に広く自生する針葉樹のアカエゾマツを軸としており、ウッディで力強い味わいが特徴です。

※下記は定番銘柄「KIBOU」の情報

造り手 積丹スピリット(北海道・積丹町)
主なボタニカル アカエゾマツ、エゾミカン、ヤチヤナギなど
度数/容量 45%/500ml
値段 5,940円(税込)

TAN・TAKA・TAN GIN (鍛高譚ジン)

TAN・TAKA・TAN GIN (鍛高譚ジン)
人気のしそ焼酎「鍛高譚」のジン版がこちらのブランド。
焼酎と同様に北海道産の赤シソを軸にしつつ、合計6種類のボタニカルが使われています。
赤シソの爽やかな香りが活きた和テイストジンで、やや抑えられた価格帯でアルコール度数も低めであるため、初心者の方にもオススメの一本です。

造り手 合同酒精旭川工場(北海道・旭川市)
主なボタニカル 赤シソ、リコリス、アンジェリカなど
度数/容量 37%/700ml
値段 3,200円(税抜)

北水鍾(きたすいしょう)

北水鍾(きたすいしょう)
「鍛高譚ジン」と同じオエノングループの合同酒精が旭川市で製造するブランドです。
昆布やシーベリー、赤シソ、男爵いもなど北海道産のボタニカル6種類と、ジンの伝統的なボタニカル5種類を合わせて使用しています。
限定1,000本リリースで既にメーカー完売しています。

造り手 合同酒精旭川工場(北海道・旭川市)
主なボタニカル 昆布、シーベリー、男爵いもなど
度数/容量 45%/700ml
値段 5,000円(税抜)

青森

まだ青森からジンブランドは誕生していません。
今後に期待です。

岩手

南部美人クラフトジン

南部美人クラフトジン ザ・ファーストロット
日本酒の名門・南部美人が、コロナ禍で余ってしまった酒米を新たなお酒の原料として活用すべく蒸溜所を新設し、誕生させたクラフトジン。
岩手の酒米を使った自社製ライススピリッツをベースに、地元の名産である浄法寺漆(じょうぼうじうるし)をボタニカルのキーとして使用。雨上がりの森のようなウッディな香りが特徴です。
9月以降に定番商品をリリース予定で、今は初回限定版が販売されています。

※下記は初回限定版「ザ・ファーストロット」の情報

造り手 南部美人(岩手・二戸市)
主なボタニカル 浄法寺漆など
度数/容量 60%/200ml
値段 10,000円(税抜)

清庵 -Seian-

清庵 -Seian-
岩手初のクラフトジンとして、世嬉の一(せきのいち)酒造がリリースしたのがこちらのブランド。
コロナ禍において自社ビールを原料とした消毒用アルコール(スピリッツ)を手がけたことを発端に、その技術を応用してジンを製造。数少ないビール由来のジンで、クロモジや山椒を使った定番銘柄と、それを用いたジンソーダ瓶などもリリースされています。

造り手 世嬉の一酒造(岩手・一関市)
主なボタニカル 山椒の実、クロモジ、ヒバなど
度数/容量 40%/330ml
値段 1,500円(税抜)

秋田

ナイトトラベラー

ナイトトラベラー
日本酒の人気ブランドが集まる秋田の中でも、高い知名度と人気を誇る「山本」の造り手が、設備を新設し2020年にクラフトジンをリリース。
自社製の粕取焼酎をベースに、秋田産の桔梗(花の一種)やカミツレ(カモミール)、檜山茶、リンゴなどをボタニカルとして使用しています。
フルーティーな吟醸香が感じられながらも後味のスパイシーさが特徴的なジンです。

造り手 山本酒造店(秋田・八峰町)
主なボタニカル 桔梗、カミツレ、リンゴなど
度数/容量 45%/700ml
値段 4,000円(税抜)

AKITA CRAFT 美GIN

AKITA CRAFT 美GIN
総合酒類メーカーとして知られるオエノングループの秋田県醗酵工業が製造する、秋田初のクラフトジンが「AKITA CRAFT 美GIN」。
ジュニパーベリーやアンジェリカなどジンの王道ボタニカル5種類の他、ふきのとう、菊芋、米といった秋田ならではの素材もボタニカルとして使用しています。

造り手 秋田県醗酵工業(秋田・湯沢市)
主なボタニカル ふきのとう、菊芋、秋田県産米など
度数/容量 40%/500ml
値段 2,830円(税抜)
※メーカー完売商品です

秋田杉GIN

秋田杉GIN
「AKITA CRAFT 美GIN」と同じ造り手が手がける、その名のとおり秋田杉を活かしたジンです。
秋田に自生する秋田杉は、日本三大美林の一つにも数えられる名木で、高級材木としても知られています。その秋田杉の葉をボタニカルのキーとして使った、深い森のような香りのジンです。

造り手 秋田県醗酵工業(秋田・湯沢市)
主なボタニカル 秋田杉の葉、コリアンダー、オレンジなど
度数/容量 46%/500ml
値段 2,830円(税抜)

宮城

欅-けやき-

欅-けやき-
有名な日本酒銘柄「伯楽星」を手がける新澤醸造店が新会社MCGを立ち上げ、東北初のクラフトジン蒸溜所を創設。2年間の試行錯誤の末に完成したのが「欅-けやき-」です。
あえてニュートラルなスピリッツをベースに用い、宮城産のゆずとセリ、茶葉、そしてブドウをボタニカルの軸として使用。それぞれ香りを活かすべく別々に蒸溜し、のちにブレンドされています。

造り手 MCG(宮城・大崎市)
主なボタニカル ゆず、セリ、ブドウなど
度数/容量 42%/700ml
値段 3,990円(税抜)

カフェジン

カフェジン
ウイスキー造りで知られるニッカウヰスキーが2017年にリリースした「カフェジン」は、実は宮城峡蒸溜所で製造されています。
世界的にも珍しいカフェ式蒸溜機から得られるカフェ蒸溜液をベースに、ボタニカルはグループ別に蒸溜し、同社の強みでもあるブレンドの技術で仕上げています。
ベース由来の甘みと、フレッシュな和柑橘の香りと山椒のスパイシーさが広がるジンです。

造り手 宮城峡蒸溜所(宮城・仙台市)
主なボタニカル ゆず、甘夏、山椒、りんごなど
度数/容量 47%/700ml
値段 4,500円(税抜)

山形

まだ山形からジンブランドは誕生していません。
今後に期待です。

福島

侍刀(ジンジン)

侍刀(ジンジン)
日本酒メーカーの白河銘醸が2019年にリリースしたブランドです。
仕入れたフレーバースピリッツをブレンドするコンパウンド式(ボタニカルの蒸溜をしない、またはそれらを混ぜ合わせるジン)で製造することで、リーズナブルな値段を実現させています。
オレンジのような香りが主体です。

造り手 白河銘醸(福島・白河市)
主なボタニカル 非公開
度数/容量 37.5%/500ml
値段 1,078円(税込)



こちらの記事もおすすめ!
国産クラフトジンの造り手インタビュー記事まとめ
ジン好きが選ぶ、まず味わっておきたい「定番クラフトジン」6選

全国のバーテンダーの人となりを知ろう!
バーテンダーへの8つの質問

ジン・クラフトジンを買うならAmazonがおすすめ!

⇒Amazonのジンストア

小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

関連記事

  1. クラフト・ジントニックの専門店「Global GIN & TONIC Gallery」が面白い! クラフト・ジントニックの専門店「Global GIN &…
  2. ビール好き必見のクラフトジン「フレッシュホップジン」 ビール好き必見!NZ産の“あのホップ”を使ったクラフトジンがある…
  3. クラフトジンと相性抜群!プレミアム・トニックウォーターおすすめ6銘柄まとめ クラフトジンと相性抜群!プレミアム・トニックウォーターおすすめ6…
  4. ジンのボタニカルの抽出・蒸留方法 ジンの基礎講座〜ボタニカルの抽出・蒸留方法とは?
  5. “今飲んでおきたい”世界が注目するジン・カクテル 5選 “今味わっておきたい”世界が注目するジン・カクテル 5選
  6. ジン・自宅で楽しむ 日常をオシャレに!「自宅でジンを楽しむ」という選択肢
  7. 割材こそが重要?ナチュラル志向の飲料ブランド「フィーバーツリー」を徹底解説 割材こそが重要?ナチュラル志向の飲料ブランド「フィーバーツリー」…
  8. 造り手に聞く - レストラン蒸溜所で造られる日本初のジン「NUMBER EIGHT GIN」開発秘話 造り手に聞く – レストラン蒸溜所で造られる日本初の…

おすすめ記事

【九州・沖縄版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 37ブランドの特徴を紹介 【九州・沖縄版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 37ブランドの特徴を紹介

今や日本各地で造られるようになったクラフトジンですが、その中でも九州・沖縄地方が一大産地となっている…

「YASO GIN」の造り手に聞く - なぜ健康食品メーカーがジンを手がけることになったのか? 「YASO GIN」の造り手に聞く – なぜ健康食品メーカーがジンを手がけることになったのか?

今や100前後のブランドが流通する国産クラフトジンの市場において、発売から1年足らずで品切れが続出す…

【大阪・京都・近畿版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 15ブランドの特徴を紹介 【大阪・京都・近畿版】国産クラフトジン全ブランド一覧 〜 15ブランドの特徴を紹介

世界に羽ばたくクラフトジンへと成長した「季の美」と「ROKU」は、どちらも近畿地方の府県を産地とする…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP