世界的なクラフトジンのムーブメントの旗振り役でもあり、今も世界中で人気を集める「モンキー47」。
その同ブランドが新シリーズを始動させ、第1弾として「モンキー47 エクスペリメンタム シリーズ 2y01:トーキョー」を、5月17日に発表しました。
今回は同商品の特徴にふれながら、そこから垣間見えるモンキー47が人気を集めるワケをご紹介。
“神戸牛の牛脂”を使ったシリーズ第1弾「モンキー47 エクスペリメンタム シリーズ 2y01:トーキョー」
ドイツ南西部の深い森に覆われたブラックフォレストの地で造られるモンキー47。同ブランドが、最新鋭の技術を駆使しながら、香りの可能性を広げ、常識を覆すことを目的として始動させたのが“エクスペリメンタム シリーズ”です。
第一弾となる今作は、(発表のために来日していた)創業者のアレキサンダー・シュタインさん曰く「卓越した食の文化を持つ日本とジンの文化を融合させたかった」として、同氏が注目していた“山椒”をボタニカルとして使用。さらになんと“神戸牛の牛脂”でファットウォッシュを施し、山椒の青々しいスパイシーさに加え牛脂のまろやかさをモンキー47に織り交ぜています。
「重要なのはエクスペリメンタムな香りのスピリッツだということ」と創業者が語るように、敢えてラベルにはジンと記さず、カテゴリーを超えた新たなシリーズであることを示しているのだといいます。
新シリーズ発表から垣間見えるモンキー47が人気を集めるワケとは?
この新たな商品の発表には、モンキー47が世界中で人気を集めている理由が垣間見られました。
モンキー47といえば、地元の森で採れるユニークなローカル素材を中心に47種ものボタニカルを使用し、47%のアルコール度数でボトリング。華やかで甘みも感じさせる、まるで香水のような香りが魅力のジンです。
他とは違う唯一無二のジンとして、個性、ひいては新たな可能性を追求する姿勢は同ブランドのアイデンティティーでもあると言えます。
それを強く感じさせたのが、神戸牛を育む神戸の街で行われた今作のローンチイベント。
この新たな商品と神戸牛について解説があったのち、牧場を訪れ、実際に牛が飼育している様子を見学。その後はリゾートホテルの一角のようなルーフトップバーにて神戸牛のバーベキュー。非日常のような体験とともに、今作が振舞われました。こうした普通とは違うユニークなローンチ企画には、モンキー47の“らしさ”が詰まっていました。
独自の姿勢から生まれるユニークな特徴、それをジンに落とし込む技術力の高さ、そして唯一無二の味と香りなど、モンキー47らしさが凝縮されたのが今作なのだと感じさせました。
同時に、そうした要素に飲み手が共感できるからこそモンキー47は世界中で人気を集めているのだと改めて感じさせました。
特別感を抱かせるからこそ今の地位に
モンキー47は、今やジン業界のラグジュアリーブランドとして地位を確立させていますが、それは2009年の発売以降、普通ではない特別な満足感を多くの人に抱かせてきたからでしょう。
ちなみに「モンキー47 エクスペリメンタム シリーズ 2y01:トーキョー」は、一度限りの製造で、ごく少量の生産であることに加えて実験的な取り組みだということから、残念ながら一般販売はされないそう。
もしもバーで見かけることができたならラッキーかもしれません。
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