ジャックダニエル各銘柄の特徴と違いを比較解説!

ジャックダニエル・主な銘柄5銘柄を比較解説

長年日本でも高い人気の誇るウイスキー「ジャックダニエル」
ジャックダニエルの最も有名で人気の定番銘柄といえば「Old No.7(通称ブラック)」ですが、実は他にも多くの銘柄があります。

「ジャックダニエル・シングルバレル」や「テネシーハニー」などがよく知られるところでしょう。
各種値段も異なりますが、一体ウイスキーとしてどのような違いがあるのでしょうか?

本記事では、ジャックダニエルの主要銘柄のそれぞれ特徴や度数や値段の違いなど、ざっくりと解説していきます。

本記事でご紹介するのは下記の銘柄です。

  • ジャックダニエル・Old No.7
  • ジェントルマンジャック
  • ジャックダニエル・シングルバレル
  • ジャックダニエル・ゴールド
  • ジャックダニエル・テネシーハニー

ジャックダニエルの基本情報をざっくりおさらい

まずは、どの銘柄にも共通する「ジャックダニエルの基本」についておさらいしていきましょう。

ジャックダニエルは、アメリカ産ウイスキーを指すアメリカンウイスキーの一種である「テネシーウイスキー」にあたります。
バーボンと捉えらえがちですが、テネシー州リンチバーグで造られており、製法はその独自の定義を満たしているためテネシーウイスキーに該当します。
テネシーウイスキーとしてはもちろん、アメリカンウイスキーとしても世界一売れているブランド(※)で、日本はもちろん世界で長年愛されているウイスキーです。

【※参考】ウイスキー世界売り上げランキングTOP20(2015年間、Euromonitor調べ)

ジャックダニエルの最大の特徴は「チャコール・メローイング」というテネシーウイスキー独自の製法からくる「ピュアでまろやかな甘み」
これにより、一般的なバーボンと比べて飲みやすくなっていることが人気を集めている大きな要因です。
また、その味わいだけでなく、何十年も前から多くのロックスター達に愛されていることや、昔から変わらないクールなボトルデザインなども人気の秘訣だと言えるでしょう。

ジャックダニエルのチャコール・メローイング

チャコールメローイングは大きな木桶に木炭をぎっしり敷き詰めて行う。

By ljv|Charcoal Mellowing, CC BY-ND 2.0

チャコール・メローイングとは
「ウイスキーの原酒をサトウカエデ(メープル)の木炭でゆっくり濾過をする」という、テネシーウイスキーには必須の工程。
とても手間のかかる行程ながらも、行うことでピュアで優しい口当たりとまろやかな甘みが与えられるとされている。

それではジャックダニエルの各銘柄の特徴について、ざっくりと比較解説していきましょう。

ジャックダニエル・Old No.7

度数:40%
値段:2,550円(税別)
特徴:定番銘柄

ジャックダニエルのフラッグシップである定番銘柄。「Old No.7」となっていますが、7年熟成というわけではありません。
名前の由来は諸説あり真実は定かではないのですが「創業者ジャックダニエル氏の7番目の試作品」との説が最も有名です。

ジャックダニエルについて詳しくはこちら。
ジャックダニエルを飲む前に知っておきたい基本のこと

ジェントルマンジャック

度数:40%
値段:3,350円(税別)
特徴:チャコール・メローイング2回

ジェントルマンジャックは、ただでさえ手間がかかるチャコール・メローイングを、通常1回のところ2回行います。
これによりさらにクリアな酒質となり、スムースでとりわけ飲みやすい味わいとなっています。
ウイスキー初心者の方にもおすすめです。

ジャックダニエル・シングルバレル

度数:45%
値段:7,010円(税別)
特徴:シングルバレル

シングルバレルとは、単一の樽のみから瓶詰めされるウイスキーのこと。
通常ウイスキーは複数の樽の原酒を(品質を安定させるため)ブレンドしてから瓶詰めするのですが、シングルバレルでは優れた状態の樽(原酒)を厳選し、ブレンドせずに瓶詰めします。
良くも悪くも品質はややまばらなのですが、それが「樽の個性」として受け入れられています。
中級者以上向けです。

シングルバレルのついて詳しくはこちら。
簡単解説!バーボンウイスキーのシングルバレルの意味とは?

ジャックダニエル・ゴールド

度数:40%
値段:10,000円(税別)
特徴:チャコール・メローイング2回、メープルの樽で追加熟成

チャコール・メローイングを通常より多い2回行うだけでなく、通常の樽熟成を経た原酒を、メープルの樽に移し替えて追加熟成(フィニッシュ)
ジェントルマンジャックのスムーズさに加えて、まろやかでリッチな味わいが増した、いかにも高級ウイスキーらしい銘柄です。

ジャックダニエル・テネシーハニー

度数:35%
値段:2,390円(税別)
特徴:蜂蜜フレーバーのリキュール

ジャックダニエルに蜂蜜をブレンドし、甘く飲みやすく仕上げたリキュール。度数の少し低くなっており、女性にも人気です。
近年発売されたばかりの銘柄にも関わらず、全世界で5番目に売れている大人気のリキュール銘柄となっています。(※)

まとめ

ここまでジャックダニエルの主要銘柄について、ざっくりと解説してきました。
気になる銘柄は見つかったでしょうか?

最後に、各銘柄の特徴をざっくりまとめると…

  • Old No.7:フラッグシップであり、入門銘柄。
  • ジェントルマンジャック:チャコールメローイング2回により、とりわけ飲みやすい。
  • シングルバレル:単一樽から瓶詰めされた個性を楽しむ。
  • ゴールド:チャコールメローイング2回、メープル樽で追加熟成により、リッチな飲み口。
  • テネシーハニー:蜂蜜フレーバー付きのリキュール。

ここで記したように各銘柄(ジャックダニエルらしさがベースにありながらも)異なる特徴を持っているため、バーなど行った際には飲み比べてみるのも面白いかもしれません。
ちなみに、ウイスキー初心者の方であればOld No.7かジェントルマンジャック、もしくは(リキュールになってしまいますが)テネシーハニーがおすすめです。
ぜひ試してみてください。

小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

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