近年、クラフトのムーブメントによって日本でも注目を浴びるようになったジン。
そんなジンといえば、ジン&トニックが定番の飲み方。ジンやトニックウォーターの進化なども関係して再び人気が集まる飲み方ですが、実はあるハーブを加えるだけで香りが劇的に変化し、美味しく味わうことができるようになります。
誰でも簡単にできるそのジン&トニックのスタイルについて、当記事ではご紹介!
タイムを加えるジン&トニック
ジン&トニックに加えるだけで美味しくなる、その素材とはずばり「タイム」です。
タイムとは、いくつもの小さな葉で構成されるハーブの一種で、西洋料理ではしばしば使われることからご存じの方も多いと思います。
肉や魚料理の臭み消しとして使われる一方、清涼感のある華やかな香りを放つことからアロマオイルとしても使われるポピュラーなハーブです。
このタイムを、一般的なジン&トニックに1〜2本程度加えるだけで、その独自の香りがもたらされ、ジン&トニックがより華やかでハーバルになるのです。
そもそもジン&トニックのベースとなるジンは、ジュニパーベリーやアンジェリカ、コリアンダー(種)、レモンやオレンジなど、いわゆるボタニカル(草根木皮)とも呼ばれる素材を使ったお酒。その爽やかな香りは、そうしたハーブと相性が良い、というわけです。
ローズマリーを加えても良し
タイムの代わりにローズマリーを加えるのもオススメです。
ローズマリーは、タイムと同じような用途で使われるハーブですが、こちらの方が香りが強く、劇的にジン&トニックの味わいを変化させることができます。
実はこのようなタイムやローズマリーを加えるジン&トニックは、海外ではすでに定着しています。
どちらも食品スーパーなどでも見かけることができるハーブであり、栽培するのも実は簡単という、気軽に入手できる素材。
バーはもちろん、ホームパーティーなどで自宅でも楽しむことができるのです。
しかも、これらのハーブがジン&トニックにもたらすのは味の変化だけでなく、見た目もまた華やかに変化。SNS映えという今の時代にあった魅力ももたらしてくれるのです。
レシピ紹介
念の為レシピもご紹介。基本的には一般的なジン&トニックにタイムやローズマリーを加えるだけです。
ジン: 1/4
トニックウォーター:3/4
タイム1〜2本
※ローズマリーは香りが強いので1本がベター
※ライムやレモンはお好みで
好みのハーブやフルーツを加えればジン&トニックはより魅力的に
ジン&トニックといえば、今まではライムを加えるのがスタンダードでした。
しかし、クラフトのムーブメントによって個性豊かな味わいのジンが登場するようになり、その最大消費スタイルであるジン&トニックも、そのスタイルが多様化しています。
今回ご紹介したタイムとローズマリーの他にも、シナモンやカルダモン、ペッパー類など各種スパイスを加えるスタイルや、オレンジやイチゴ、それにきゅうりなど食材を加えるスタイルなどが人気を集めており、極端にいえば、ハーブやスパイス、フルーツであれば何でも好みのものを加えることができるとも言えるでしょう。
バーでバーテンダーにお願いしてみるのももちろん、自宅で試してみるのも良いかもしれません。
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