お酒好きの方ならきっと一度は味わったことがあるであろう芋焼酎。
華やかな香りと鮮やかな色合いが特徴的なハーブ、ラベンダー。
もしもこの2つに大きな共通点があるとしたら、何なのか気になりませんか?
そう実は、一見無縁にも思える芋焼酎とラベンダーには、意外な共通点があるのです。
当記事では、一体何が共通しているのか、ご紹介していきます。
芋焼酎とラベンダーなどハーブ類は香りの種類が一緒
芋焼酎とラベンダーの意外な共通点、それはずばり「香りの種類が一緒」であることです。
香りの種類とは、いわゆる香気成分のことで、実は芋焼酎にもラベンダーにも「リナロール」という香気成分が多く含まれています。
芋焼酎の場合は、原料であるサツマイモに含まれているとされ、使用する品種によって微妙に含有量も違うようです。
リナロールは、ラベンダーやベルガモットのような、フローラルでハーブのような華やかな香気を持つとされています。
その香りの良さゆえに、アロマテラピーや化粧品などに重宝されているのだとか。
実際のところ、リナロールに起因するであろうフローラルな香りを放つ芋焼酎は多々あり、普段何気なく飲んでいる芋焼酎も、しっかり香りを嗅いでみると花のような香りが感じられることもあると思います。
もちろん、まるでラベンダーのような香りが感じられる芋焼酎もあります。
また、芋焼酎の香気成分はリナロールの他、ダマセノンという成分で主に構成されており、このダマセノンは、薔薇やコーヒーなど芳香性が高い素材の香りの元としても知られています。
つまり、両成分を多く含む芋焼酎は、それだけ香りが素晴らしいということです。
芋焼酎にもリラックス効果が?
ラベンダーの香りには、リラックス効果があることは広く知られています。
そもそも香りの元であるリナロールは、アロマテラピーの世界では、リラックス効果があるとして重宝されている成分なのです。
そしてもちろん、同じくリナロールを含む芋焼酎の香りにもリラックス効果があるとされています。
その香りを楽しむには、特にお湯割がオススメ。
温めることで、よりそうした香りが広がりやすくなり、香りを嗅いでいるだけで心を落ち着かせることができるでしょう。
今こそ芋焼酎を飲んでみよう
芋焼酎は、ウイスキーなどの洋酒に比べるとアルコール度数が低く、また定番のお湯割や水割りで楽しむことで飲みやすく、そして美味しく味わうことができます。
焼酎業界も日々進化しており、リナロールのフローラルな香りの他、フルーティーな香りなども感じさせる華やかな銘柄も流通しています。
そんな素晴らしい香りを有する芋焼酎、今こそぜひ味わってみては?
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