焼酎の飲み方講座【お湯割り編】美味しくなる割合とベストな作り方

焼酎の飲み方講座【お湯割り編】美味しくなる割合とベストな作り方

世の中のあらゆるお酒には、カクテル含めあらゆる飲み方が存在します。
その中でも“定番”と呼ばれるような飲み方は、多くの人から“合う”とお墨付きをもらった飲み方でもあります。

焼酎の場合においては、お湯割りはまさに定番と呼べる飲み方。
お湯で割っただけのシンプルかつ気軽にできる飲み方ですが、実は美味しく味わうためにはいくつかのルールがあります。
そこで当記事では、焼酎のお湯割りについて、割合や手順など、誰でもできるベストな作り方をご紹介!

お湯が先!割合はロクヨン!焼酎のベストな作り方

焼酎のお湯割りは、特別な技術や道具を必要とせず、簡単に誰でも簡単に作ることができます。
必要なのはお湯と焼酎だけ。マドラーもいりません。

ざっくりと作り方は以下のとおり。

  1. グラスにお湯を注ぐ
  2. 焼酎を注ぐ
  3. 完成

たったこれだけです。
ただし、美味しく味わうためには、もう少しだけこだわる必要があります。

焼酎のお湯割り

「お湯が先」は鉄則!温度は80度前後のお湯を

まず焼酎のお湯割りを原則として、お湯は先に入れましょう。
他の飲み方は、お酒を先に入れることが多いのですが、お湯割りは逆。
なぜなら、焼酎を先に入れてしまうと、うまく混ざらないだけでなく、温度の関係で味わいに角が出てしまうため。
逆にお湯を先に入れてあげることで、対流が起き、かき混ぜなくても自然と焼酎とお湯が混ざります。

ちなみに、お湯の温度は80度前後にすると、焼酎で割った時の温度がちょうどよくなります。
もちろんアツアツが好みの方は、沸騰したお湯でも問題はありません。

お湯

焼酎とお湯はロクヨンが黄金比

次は割合について。
様々なお酒の飲み方・割り方で黄金比が存在しますが、お湯割りの場合は「焼酎6:4お湯」が、「ロクヨン」とも呼ばれ黄金比とされています。
元々焼酎はアルコール度数が25度前後と、割って飲むのが一般的な蒸留酒の中では、度数がそれほど高くはないため、6:4ぐらいの方が焼酎自体の味わいも残り、バランスが良いのです。

もちろん少し薄めが好きな方は、5:5ぐらいで作ってみても良いでしょう。
ちなみにロクヨンは、水割りでもベストな割合とされています。

そもそも焼酎をお湯割りにするメリットとは?

麦焼酎のお湯割り

「お湯を先に、割合はロクヨンで」このとおりに作るだけで、まろやかなお湯割りに仕上がります。
このまろやかさこそがお湯割りの魅力。
お湯を使うことで香りがふくよかに引き立ち、味わいがまろやかになるのです。しかもアルコール度数が15度前後に下がるので飲みやすくもなります。

お湯割りの良さはそれだけではありません。
温かいことで、良い意味でお酒の回りが早く、自分の酔い具合を把握しやすいことも魅力の一つです。
冷たいお酒だと回りが遅く、酔い具合がわかりにくいため、いきなり酔い感じることも少なくないのですが、お湯割りはその点では悪酔いしにくい飲み方と言えます。

少しこだわるなら「前割り」も試してみて

最後に、もっとお湯割りにこだわりたい方向けに、とっておきの方法をご紹介しておきます。
それは「前割り」という方法。
前割りとは、文字の通りで、焼酎と水を前もって割っておくこと。
1〜7日前から焼酎と水を何らかの容器に混ぜ、寝かせることで味が馴染み、より一層まろやかになります。
それを50度前後になるように温めることで、美味しいお湯割りができるのです。

ただ単に前もって割っておくだけなので、それほど面倒ではなく、誰でもできる飲み方でもあります。
美味しいお湯割りを求める方は、こちらも試してみては?

小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

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