お酒を知りたいならバーに行くより「家飲み」がおすすめ!

家飲みで知る

近年のウイスキーブームもあってか、最近ではお酒について知りたいという方が増えています。
とりわけ若い世代では、お酒を飲む量は減っても、飲むお酒にはこだわるという傾向があるようで、その影響でお酒の知識を欲している方が増えているようです。

実際に、人よりお酒に詳しい筆者が「お酒教えて」と依頼されることが多くなりました。

お酒を知る王道コースといえば「バーに飲みに行く」でしょう。
しかし、誰しもがバーに気軽に行けるわけではありませんし、若い方なら金銭的な問題もあるでしょう。

そこで本記事では、お酒初心者の方や知りたいという方のために、家飲みのすすめとその理由について迫っていきます。

今はネットでほとんどのお酒と情報が手に入る

今はネットでほとんどのお酒が手に入ります。

Amazonあたりはお酒の取り扱いを強化していて、品揃えはかなり豊富にあります。
バーに置いている一般的なお酒は、ほぼAmazonにあります
その気になれば、シェイカーなどバー専用のツールもAmazonで安く購入できます。
(カクテルの作り方だってYouTubeで一発です)

おいしい飲み方や、作り方を知らないというお酒初心者の方でも安心です。
今は、お酒の知識・情報もネットで簡単に仕入れることができるからです。

以前はバーテンダーに聞くなり、書籍を買うなり、気軽とはいえない方法でしかお酒を知ることができませんでした。
しかし今は、より気軽にお酒を知ることができます。

お酒を知りたいという要望を、家にいながら叶えることができるということです。

家飲みがおすすめな3つの理由

筆者は、お酒を知りたいという方には基本的に家飲みをおすすめしています。
その理由は主に3つあります。

一万円札

何より安く済む

家飲みの最大のメリットですね。
飲みに行くのと比べると1/4以下に出費を抑えられます。
例えばバーで、1,000円のウイスキーを3杯飲めば3,000円です。
家飲みなら3,000円もあれば、そのボトル1本を買えてしまうといったこともありえます。

強制的にボトル買いにはなりますが、その分時間に縛られず何杯でも自由に飲めるので、味や特徴をより早く覚えることができます。

一人でも気軽に飲める

バーに一人で飲みに行ける方ならいいですが、そうでない方の方が多いでしょう。
家飲みなら当然ながら、知りたい飲みたいと思った時に飲むことができます。
教えてくれる人はいないかもしれませんが、知りたい情報はネットで探すことができます。

お酒を知る、という点においては、友人知人と飲みに行くより、一人の方が気兼ねなく調べたりすることができます。
もちろん友人知人を招いたりするのも良いですね。

お酒を一人で飲む人

何杯でも飲めるので味や特徴を覚えやすい

前述のとおり、家飲みの場合、お酒はボトルで買わなければなりません。
しかし、その分何杯でも飲めるので、より早くお酒の味を覚えることができます。

それからお酒一本一本を有効活用できます。
例えばジンなら、そのまま飲むだけでなくジントニックにすることもできますし、オレンジジュースで割ればオレンジブロッサムとして飲むこともできます。

さらにジンやウイスキーなどの蒸留酒なら、賞味期限がないので長期保存も出来ます。

筆者自身ほとんど自宅でお酒を覚えた

なぜ筆者が家飲みをおすすめするかというと、前述したメリットはさることながら、筆者自身そうやってお酒を覚えてきたからです。
筆者は元々バーや飲食店など長年プロとしてお酒と関わってきましたが、ほとんどの知識は家で覚えました。

たしかに基本的なことや実践的なことは、お店で学びましたが、お酒の特徴などは実際飲まなければいけませんし、そもそも接客するのが仕事なので、お店で学んだお酒の知識は実はそう多くありません。
筆者自身お酒が大好きだったため、家で飲んだり調べたりすることで、よりお酒に詳しくなっていきました。

もちろん友人知人ともよくバーに行きましたが、結局酔ってしまうため、学んだ知識はほとんど忘れてしまいました。笑

まとめ

お酒を知るには家飲みがおすすめということを、お分かりいただけたでしょうか?

たしかに家は気軽ですが、自分で作るのは面倒というときもあります。
しかし自分で注いだりカクテルを作ったりすることで、より覚えが早くなりますし、何よりお酒が楽しくなります。

ベースを家飲みにして、たまにバーに飲みに行って、バーテンダーとお話しするのが一番いいかもしれません。

それでは今回はこの辺で。
以上、「お酒を知りたいなら飲みにいくより「家飲み」がおすすめ」でした。

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

関連記事

  1. 玉露と煎茶の違いとは 緑茶の基礎知識〜玉露と煎茶の違いとは?【簡単解説】
  2. トニックウォーターとは? ジュースとして飲める!トニックウォーターとはどんな飲み物?
  3. 写真多数掲載!東京インターナショナル・バーショー2018〜レポー…
  4. 「東京カクテル7デイズ 2018」 最先端のクラフトカクテルを気軽に楽しめる「東京カクテル7デイズ …
  5. クラフトジン専門店・東京 東京でクラフトジンを味わうならココ!私がオススメする2つの名店を…
  6. 単式蒸留と連続式蒸留 単式蒸留と連続式蒸留の違いとは?初心者向けに簡単解説!
  7. 赤ワイン、カラダに良い? 赤ワインは体の良い?ワインを健康面から考える
  8. カクテルで時を超える…ミッドタウン日比谷にポップアップバー「TASTE OF TIME 」が登場! カクテルで時を超える…ミッドタウン日比谷にポップアップバー「TA…

おすすめ記事

国産ジンの造り手21社が新潟に集い、唯一無二のジンを創る「DistiRally NEXT 2024」始動! 国産ジンの造り手21社が新潟に集い、唯一無二のジンを創る「DistiRally NEXT 2024」始動!

この度、当メディア(LiquorPage)、および洋酒専門の酒販店・株式会社千雅は、国産ジンが造り手…

「ボンベイ・サファイア」が仕掛けるお酒の枠を超えたクリエイティブな表現とは?〜上海イベント取材 「ボンベイ・サファイア」が仕掛けるお酒の枠を超えたクリエイティブな表現とは?〜上海イベント取材

美しく輝くブルーのボトルが印象的なジン「ボンベイ・サファイア」日本でも広く親しまれている人気のジ…

広島市・ベネチア市 友好協力記念!「SAKURAO GIN」と「MARTINI」を使ったカクテルプロモーションを開催! 広島市・ベネチア市 友好協力記念!「SAKURAO GIN」と「MARTINI」を使ったカクテルプロモーションを開催!

水の都として世界的に知られるイタリアのベネチア市、そして中国地方最大の都市・広島市が友好協力関係にあ…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP