バーテンダーへの8つの質問 – BEE’S KNEES / 京都市

20歳の時に、サッカー選手になる為にいくつもセレクションを受けたんですがプロにはなれず…その数日後にヨーロッパ中を1人放浪する旅に出ました。そこでたまたま見たバーテンダーの姿や仕事ぶりがカッコ良く見えて、直感的に「これだ！」と思ったんです。その旅から帰国してすぐにバーテンダーになりました。それから今年で20年目、特に本気でこの仕事に向き合えたのは5、6年前くらいからですかね。

断トツでネグローニですね。世界中のBARでも必ずオーダーするのがネグローニ。その発祥の地であるイタリアで開催されたフレアバーテンダーの世界大会には何十回と参加していて、本場のイタリア人からもそのカクテルの素晴らしさを何度も説いてもらいました。2016年にはイタリアのミクソロジーの大会で、山崎12年をベースにしたウイスキー・ネグローニで準優勝しましたし、思い入れのあるカクテルですね。

「サッカー選手になりたい」という子供の頃からの夢が叶わず、それに変わってなりたいと思ったのがバーテンダーだったので、今は何も浮かばないですね(笑)
ただ強いて言うなら、世界中を飛び回れる職業であれば幸せかもしれません。

30歳から牛肉は食べない様にしてること(付き合いではOK)と、家飲みはしないこと。3年前に京都に移ってからは、家にテレビを置かないことをルールにしています。

レストラン(全てのジャンル)に行くことですね。
京都に来てからも週一は必ず、見聞を広める為にレストランに行きます。それは趣味であり、勉強であり、人と繋がることが出来る大切な時間だと思っています。

海外ならどこでも！
ただ危険な地域を避けて、数ヶ月ごとに国を変えて世界中をまわって生活してみたいですね。

エキサイティングな人生過ぎて1番は決めれないですが…ここ数年ですと、目標に掲げていた「Asia’s 50 Best Bars」に2年連続でランクインできたことですね。誰しもが簡単に取れるものではないのでとても嬉しいですし、更なる上位を目指していきたいですね。

とにかく今は、世界中が平和で平穏な毎日を送れる日々が戻って来ることを願っています。その後に、世界中のバーでカクテルを作るお仕事をして、常に世界を移動する生活を数年はしてみたいですね。