バーテンダーへの8つの質問 – The SG Club / 東京・渋谷

実は18から23歳まで5年半、海上自衛隊の衛生兵として働いていました。規律が重視される職場で働く中で、それとはまた違う自由な働き方もしてみたいと、自分のお店が欲しいと思うようになったんです。最初は漠然としていたのですが、自分の好きな音楽、空間、お酒に囲まれながら仕事をしてみたいと思い、横須賀のバーで働きはじめました。偉大な先輩たちとの出会いもあり、すぐにのめり込んでいきましたね。

マティーニですね。バーテンダーによって色んな表現の仕方があるところが好きです。自分らしいマティーニを追求していくのも楽しいんですよ。

実家が鹿児島で養鶏場を営んでいて、約3万羽の鶏を飼育しています。頑張っている父の背中を見て育ってきたので、すごく興味がありますね。

玉ねぎのスライスとプレーンヨーグルト、納豆を混ぜて毎日食べています。腸内環境を大切にしたいと思いまして…それと、部屋に設置した懸垂棒で毎日懸垂しています。

レストランに行くことですね。グルメというわけではないですが、美味しいものを食べて感性を磨いています。お気に入りの時間は営業中だったり、試作中のカクテルをテイスティングしている時ですかね。

すごい田舎で育ったので、海とか山がある自然豊なところで自給自足の生活をしてみたいです。

弊社(SG Group)のファウンダーである後閑信吾氏と出会えたことだと思います。約9年前、自衛隊の同期から「友人が世界一のバーテンダーになった」と、バカルディレガシー(バカルディ ラム主催の世界的なカクテルの大会)で世界一になったばかりの後閑を紹介してもらいました。するとすぐに、当時勤めていた横須賀のバーにゲストバーテンダーとして来てくれることになったんです。その時の圧倒的なパフォーマンスやバーテンダーとしての考え方や技術の奥深さに衝撃を受け、世界で活躍出来るバーテンダーになりたいと思いました。
それが今や一緒に働けているんですから、とても感慨深いですね。

今働いているThe SG Clubを世界一のバーにすることです。The World’s 50 Best Barsなどのランキングでトップになるだけではなく、ゴミの削減や、店で使うハーブを自分達で育てるなど、自分達の取り組みにも誇りを持てるように努力していきたいですね。