テキーラを使った驚くほど美味しいカクテル「パローマ」は一度は味わっておくべき

テキーラを使った驚くほど美味しいカクテル「パローマ」は一度は味わっておくべき

もしも日本人の舌に合う、飲みやすく、そして美味しいテキーラカクテルがあったなら…飲んでみたいと思いませんか?

例え同じテキーラだったとしても、使い方やレシピによって全く異なる表情を見せる…それがカクテルです。
テキーラはカクテルのベースとしても人気があり、世界では様々なカクテルが当たり前のように親しまれています。

そんなテキーラカクテルの中でも、今回ご紹介するのは「パローマ」。
パローマがそもそもどんなカクテルでどんな味わいなのか、どのようなレシピなのか簡単にご紹介!
実はこのカクテル、自宅でも簡単に作ることができるカジュアルなカクテルなんです。

パローマはどんなテキーラカクテル?

テキーラカクテルといえばマルガリータがとにかく有名。日本ではテキーラサンライズなども有名ですが、パローマについてはまだあまり知られていません。
ところが実はこのカクテル、英Drinks Internationalが発表する「The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019」では、数多あるカクテルの中でも32位にランクインしており、世界的にはとても有名かつ人気があります。

パローマは、テキーラとグレープフルーツジュース、ソーダ、そして塩を用いて作るロングカクテルで、グレープフルーツと炭酸による爽やかな風味と、テキーラの甘さとシャープさが絶妙にマッチ。塩が加わることで爽やかさが増すだけでなく、味が引き締まり、いつ何時でも飲んでいられるような味わいが特徴です。
また、アルコール度数が10%前後と低いことから、強いお酒が苦手な方も楽しむことができる、とても飲みやすいカクテルと言えます。

ピンクグレープフルーツを使ったパローマ

とりわけテキーラの産地、メキシコでは当たり前のように親しまれている飲み方とされており、日本でいう焼酎の水割りのようなものなのだとか。
それゆえカジュアルな飲食店では、焼酎のボトルセットのように、テキーラとグレープフルーツソーダ、塩があしらわれたグラス(スノースタイル)がセットで提供されることも多いといいます。

パローマのレシピ

1.テキーラ 30ml(1/2)
2.グレープフルーツジュース 30ml(1/2)
3.ソーダ 適量
4.塩をお好みで

1と2をグラスに加え、ソーダで満たし軽くかき混ぜるだけ。グレープフルーツジュースは、ピンクグレープフルーツのものでも問題ありません。
塩を使用しないレシピもありますが、バーでは使用されているケースも多く、また、スノースタイルではなく、直接グラスの中にひとつまみ程度加える作り方もあります。

パローマ

“あるもの”を使えば家でも簡単に味わえる!?

バーテンダーの方ならまだしも、自宅で試してみたい方の中には「グレープフルーツジュースとソーダを別々に用意するのが面倒」という方もいるかもしれません。

そんな方にオススメしたいのが、「キリン・メッツ」を代用する即席パローマ。
炭酸飲料であるキリン・メッツの定番商品・グレープフルーツフレーバーを用いることで、グレープフルーツジュースとソーダを用意する手間が省け、テキーラとこれさえ用意すれば簡単にパローマを作ることができます。

キリン・メッツを使ったパローマ

実はメキシコでは、スクアートというキリン・メッツに似た炭酸飲料があり、カジュアルな飲食店ではこれを用いることが多いのだとか。
自宅でカジュアルに味わう分には、こちらの記事→【テキーラとキリン・メッツで作るカクテルが美味いというので試してみた】にて、バーテンダーも即席パローマをオススメしています。
もちろんキリン・メッツは、そのまま飲んでも美味しいジュースなので、余ったからといって使い道に困るわけではありません。

テキーラをカクテルとして味わってみよう

日本ではテキーラはそのまま飲むものとしてイメージが強く残るかもしれませんが、それは単なる飲み方の一つに過ぎず、実際には様々な飲み方で親しまれています。
焼酎をそのまま飲むのと、レモンサワーにして飲むのでは味わいが異なるように、テキーラもまたカクテルにすることで、また違った楽しみ方をできます。
特にパローマは飲みやすく、そして何より美味しいカクテルです。(味のタイプ的に苦手な方はいないのではないかと個人的に思います)
焼酎のレモンサワー、ジンのジン&トニックのように、その爽やかな味わいと度数の低さも相まって、いつ何時でもカジュアルに飲むことができるのが魅力です。

まだ味わったことがない方、まずは一度、パローマを味わってみては?
バーで味わうならプロが作る格別のパローマを、自宅でも美味しいパローマを味わうことができることでしょう。

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

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