昨年の12月8日、沖縄で初めて開催された「沖縄ウイスキー&スピリッツフェスティバル」。
日本各地が冬本番に入る中、20度超えの南国・沖縄で開催されたイベントは、他イベントとはまた異なる雰囲気に包まれました。
今回は、写真を用いながらイベントの様子をレポート!記事後半ではギャラリーもご覧いただけます。
地元・沖縄のメーカーがイベントを盛り上げる
「沖縄でのウイスキー、スピリッツ文化の向上とBAR文化の向上」を目指し、地元のバーテンダーなどを中心とした沖縄ウイスキー&スピリッツフェスティバル実行委員会が主催した今回のイベント。
那覇空港からほど近い、パシフィックホテル沖縄を会場に、ウイスキーやスピリッツなどを扱う大手企業から中小規模の企業・団体まで合計49ものブースが登場。
誰もが知るウイスキーブランドの他、レアなウイスキーやクラフトジンなどスピリッツブランドも多数提供され、そうした美酒を求める方たちが集いました。
人気の国産ウイスキーメーカーなども出展した中、特に目立ったのは地元・沖縄メーカーのブース。
クラフトジンを製造する瑞穂酒造、まさひろ酒造、石川酒造場、ラムを製造する伊江島蒸留所は、イベント限定のジンもしくはラムのボトルを手がけたこともあってか、各ブースには熱心に飲み比べをする方がつめ寄るなど、大きな関心を寄せてました。
その他、海外ジンやテキーラのブース、カクテルを提供するブースの他、泡盛のブースも賑わいを見せるなど、沖縄らしさが窺えました。
会場を見渡すと、若いグループやベテランのウイスキーラバーと思しき方、海外の来場者など、多種多様だったのは印象的。
その中でも特筆すべきは、東京や地方など遠方から来ていた方が少なくなかったこと。
沖縄という国内屈指のリゾート地での開催とあって、観光を兼ねた旅行としても魅力的だったようです。
次回開催が決定
ブースの担当者に感想を聞いてみると「泡盛の文化が根付いているからか、皆さま強いお酒でも抵抗なく試飲してくれます」といった声があった他、「たくさん試飲してくれる」と皆口を揃え、手応えを感じていた様子。
沖縄らしい演出を挟むなど独自のムードに包まれながら、来場者たちもバラエティ豊かな美酒の飲み比べを楽しんでいたのが見てとれました。
そんなイベントは、初開催ながら700名以上の来場者数を記録。また、会場内で行われた首里城復興チャリティーでは総額175,900円を集めるなど、主催者側にも手応えがあったようです。
他の地方イベントとは少し異なる陽気な雰囲気となり、大きな盛り上がりを見せた今回のイベント。
現地の人にとっては洋酒のカルチャーを知るキッカケとして、東京や地方からの参加者にとっては沖縄のカルチャーを知るキッカケとなるイベントになったのではと感じます。
なお、早速次回開催(2021年4月25日)が決定したそう。気になる方は参加を検討してみては?
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