世界的なムーブメントを皮切りに、国産クラフトジンが盛り上がっている中で、ジン専門のバーも続々と登場しています。
ジンを製造する造り手と、それを飲み手の元に届けるバー、まさにその両者のタッグによって生まれたジンが登場。
東京・池尻のジンに特化したカフェ&バー「SiCX by FarEastCraft」を運営するFarEastCraftがプロデュースし、多くのジンラバーから厚い支持を得る「80 “YASO” GIN」を手がける越後薬草(新潟)が製造したジン「”99” SiCX feat.YASO(キュウジュウキュウ シックス ヤソ)」が、2020年10月9日より販売をスタートしました!
今回はこちらのジンについて、特徴をざっくりとご紹介します。
80+19種のハーブのエッセンスが詰まったジン「”99” SiCX feat.YASO」
ジンは、ベースとなるお酒に、ジュニパーベリーの他、ハーブやスパイス、フルーツなどの“ボタニカル”を加え、香り付けされたお酒です。
それらの素材による華やかな香りを特徴とする中で、近年のクラフトジンのムーブメントによって、個性を追求すべく、産地の特産品をボタニカルとして用いたり、珍しい素材を使用したジンブランドが増えています。
ジンに用いられるボタニカルの中には、健康目的で重宝されている素材も多くあり、まさにその側面にスポットを当てたのが「”99” SiCX feat.YASO」です。
“美味しさ”と“健康”を追求するべく、FarEastCraftは各ボタニカルが持つ酵素の力に着目し、元々は健康食品メーカーでありながら、今や大人気となった「80 “YASO” GIN」を手がける越後薬草とコラボレーション。
薬草の王様とも呼ばれている“よもぎ”を含めた80種類のハーブを使った「80 “YASO” SPIRITS」をベースに、国産フレッシュレモンやレモンバーベナなど、日本の食卓でも広く親しまれている“レモン”を軸に、計19種類のボタニカルを使用。ピンクペッパーやグリーンペッパーなどをアクセントとして加え、「身体に優しく、味わい深い、そして食中酒としても日常的に楽しめるクラフトジン」を目指し、製造されました。
その仕上がりは、心地よい柑橘系の香りがありながらも、口当たりをスッキリとした、記憶に残る味わいに。
204本限定で、店頭や自社オンラインストアで一般販売を行われます。
薬草使いのプロフェッショナルと新進気鋭のジン専門店
「”99” SiCX feat.YASO」の製造を担当した越後薬草は、新潟県上越に拠点を置く健康食品メーカーで、創業40年の中で、野草の酵素を活かした飲み物や食品などを手がけてきました。
いわば薬草使いのプロであり、その技術と知見を活かしてジンやスピリッツなどお酒造りにも着手。
地元の上越地方は全国有数のよもぎの産地であることから、そのよもぎなどの野草を軸に80種のボタニカルを、1年かけて陶器のかめで発酵・熟成させ、蒸溜したお酒が「80 “YASO” SPIRITS」です。そしてそのスピリッツをベースに、ジュニパーベリーの他、ジンセンベリーや日本ヤマニンジンの葉など23種のボタニカルを加え、香り付けしたのが「80 “YASO” GIN」です。
これらのブランドは、コンセプトはもちろん、その酵素の深みを感じさせる豊かな味わい、そして洗練されたボトルデザインが人気を呼び、今や入手が困難になるほどの人気を獲得しています。
一方で、今回のジンをプロデュースしたFarEastCraftは、「⽇本の誇れる地酒を世界に」をコンセプトに酒造販売業を行っており、今年1月にオープンしたばかりのカフェ&バー「SiCX by FarEastCraft」では、“クラフトジンとおばんざい”のお店として、世界各国の120種以上のジンとおばんざいを提供。ジンとおばんざいのペアリングを提案しながら、ジンの食中酒としての可能性を世に訴えています。
ジンでつながる両者が手がけた「”99” SiCX feat.YASO」、気になった方は池尻のお店に出向いてみては?
詳細
容量: 700ml
アルコール度数: 41%
販売日: 2020年10月9日(金)
販売: 店頭及び公式サイト(www.fec-inc.jp)
価格: ¥6,800 (税別)
SiCX by FarEastCraft・公式HP
⇒https://www.fec-inc.jp/
YASO(越後薬草)・公式HP
⇒https://yaso80gin.jp/
⇒国産クラフトジンの造り手インタビュー記事まとめ
⇒世界のバーで人気のカクテル・ランキング TOP50 [2020年版] 〜 レシピ付きでご紹介
Amazonのジン・クラフトジンストアはこちら!
⇒Amazonのジンストア