プレミアムトニックウォーター「フィーバーツリー」が世界的人気を集めるワケ

プレミアムトニックウォーター「フィーバーツリー」が世界的人気を集めるワケ

ジン・トニックやその他様々なカクテルのミキサー(割材)として、またはそのままジュースとして、など実は様々なシーンで活躍するトニックウォーター。
近年、クラフトジンやクラフトビール、プレミアムテキーラがブームになっているのと同じように、トニックウォーターもプレミアムなものが注目を浴びています。そんなプレミアムトニックウォーターと呼ばれるジャンルの中でも、世界的に圧倒的な人気を誇るブランドが「フィーバーツリー」です。
当記事では、日本でもよく知られるこのブランドが「なぜ人気を集めているのか?」そのワケを解き明かしていきます。

そもそもトニックウォーターとは何かをおさらい

フィーバーツリーとクラフトジン

シトラス系の爽やかな香りに、程よい甘さと苦味が効いた炭酸飲料、トニックウォーター。
元々はキナの樹皮を原料とした苦味を有する薬品で、その樹皮の成分がマラリアに効いたため、昔は医療目的で重宝されていました。その後、砂糖や果皮エキスを加えた飲みやすい味わいの飲料に進化すると、今ではキナの代わりに、他の素材から抽出した苦味エキスを使用したカジュアルなトニックウォーターが主流となりました。現在市販されている多くのトニックウォーターは、キナを使用しないタイプにあたり、香料や甘味料などによって甘みを効かせたジュースとしても美味しい味わいに整えられています。

フィーバーツリーが人気の理由

フィーバーツリー プレミアム トニックウォーター

トニックウォーターの中でも、プレミアムカテゴリーで最も人気を得ているブランドの一つがフィーバーツリーです。世界のトップバーを対象とした売り上げランキングでは1位を獲得。さらにトレンドランキングでも1位を獲得(両ランキングともDrinks International 2019より)している今や王道とも言うべきブランドです。
ではなぜ、通常のトニックウォーターよりも価格が高いフィーバーツリーが世界で受け入れられているのでしょうか?

いくつか理由を挙げていきます。

キナ由来のナチュラルなトニック

フィーバーツリーの大きな特徴が、トニックウォーターのアイデンティティとも言える天然のキナのエキスを使っていること。多くのブランドが代用品を使用する中、敢えてキナを使うことで本来の苦味を効かせています。また、人工香料や甘味料を用いず天然由来の素材のみを使用する、限りなくナチュラルなトニックでもあります。
ちなみにフィーバーツリーという名は、キナの木の別称であり、その木がラベルに描かれています。
オーガニック食品の現状を見れば分かるように、こうしたナチュラルな商品は今大きな注目を浴びています。

フィーバーツリーを注ぐ様子

プレミアムトニックウォーターのパイオニア的ブランド

フィーバーツリーの創業は2005年。ジンの本場、ロンドンで誕生しました。実は当時、プレミアムトニックウォーターというカテゴリーは存在しませんでした。「こだわりのプレミアムジンが世に溢れているのに、なぜそのミキサーであるトニックにはこだわらないのか」そう疑問に感じた創業者は、ナチュラルで本格的なトニック、フィーバーツリーを生み出しました。そう古くないブランドに思えるかもしれませんが、プレミアムトニックとしてはパイオニア的存在なのです。

甘さ控えめで苦味が効いている

いくら中身が本格的でも味が伴わなければ人気は得られません。天然由来の素材で構成されたフィーバーツリーは、炭酸の泡がきめ細やかで甘さは控えめ、スッキリした味わいが特徴です。キナ由来の天然の苦みもしっかり感じられるナチュラルで本格的な味わいは、間違いなく人気を支える大きな要因となっています。

カクテルに最適!ベースのお酒を支える名脇役

香りや味、炭酸など、これらの主張が良い意味で抑えられたフィーバーツリーは、カクテルのミキサーとして最適です。特に近年ブームとなっているクラフトジンとの相性は抜群で、ベースのジンの個性を引き立たせてくれます。だからこそバーシーンでは重宝され、前述したランキングからも分かるように、世界のトップバーで絶大な人気を誇っているのです。

他のプレミアムトニックウォーターについてはこちらの記事でご紹介!
クラフトジンと相性抜群!プレミアム・トニックウォーターおすすめ6銘柄まとめ
小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

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