どのお酒を飲むか、選んでる時間は楽しいものですが、その対象が多くなると、どうしても迷ってしまいますよね?
失敗はしたくないと思うのが人間…というわけで今回はその選び方に関する記事です。
今回の対象は、今、日本を含め世界中で大きな盛り上がりを見せているお酒「ジン」。
クラフトジンの台頭もあり、今や世界には6,000種以上のジンがあるとされ、ここ日本でも700種前後楽しむことができます。
個性豊かなブランドも多く、選ぶ楽しみが大きい反面、どれを飲んでいいか迷ってしまう方も少ないないようです。
個性豊かなボトルデザインが多いからこそ見た目で選ぶのが楽しい!
結論から言うと…飲みたい銘柄を中々決められないのであれば、クラフトジンは見た目、つまりボトルデザインで選ぶのがオススメです!
もちろん全てこの限りではありませんが、もっと直感で選んで良いと筆者は感じるのです。
国産のクラフトジンが続々と登場し、ジンを専門するバーも増えた他、Amazonなどの通販でも多数扱われるなど、ジンは何かと身近になりつつあります。
そのため、多数の中から何を飲むか、選ぶ機会も増えてきていると思われますが、ジンの場合、個性豊かなボトルデザインのブランドが多く、まるで香水瓶のようなスタイリッシュなジンや、動物が描かれたユニークなジンも多くあります。また、ワインや日本酒などとは違い、ボトル自体の形もユニークなものが多く、見てるだけでも楽しむことができます。
そんなジンだからこそ「自分好みの見た目で選ぶ」という方法も良いのでは?と思うのです。
音楽の世界では“ジャケ買い”という言葉があり、本も表紙で選ぶことが一般化しているように、ジンもまた、難しいことを考えずに見た目で選ぶのも全然アリなのです。
ボトルの見た目は中身とリンクしている?
見た目で選ぶことを推す理由は他にもあります。
ボトルデザインと中身、つまりそのジンの香りや味わいがリンクしている傾向がジンにはあるのです。
昨今のクラフトジンは、独創性あふれるコンセプトで造られているものがほとんど。造り手は、そのコンセプトに基づいて香りや味を設計していくのですが、彼らにとってはボトルデザインもまた重要な表現方法です。しかも商品の顔となるわけです。
特にジンは、業界内での決まりや仕来りがないためボトル、ラベルともに自由にデザインでき、造り手はそのブランド独自のデザインにできます。そのデザインも含めての商品となることから、造り手はコンセプトに沿った、そのブランドらしさが表現された見た目にこだわっているのです。
だからこそそれは中身とリンクしていることが多く、例えば、華やかな見た目のジンには華やかな香りのものが、クラシックな見た目のジンには王道のタイプが、花が描かれたジンにはフローラルなタイプのジンが多い傾向にあります。
もちろん全てがそうではありませんが、見た目のイメージと味わいが全然違うということはきっと少なく、見た目で選ぶという方法は案外有効なのです。
実際に見た目で選ぶ楽しみを実感できるジン専門店も
実は、ここまで紹介した選び方をリアルに体験できるバー・レストランもあります。
例えばジン&トニック専門店として今年11月に中目黒にオープンしたばかりの「Antonic」では、ジンが客席が見えやすいように配置しているだけでなく、インスタグラムがメニューとなっており、直感的に選べるようになっています。
そのほか、およそ600種以上と、日本トップクラスのジンの品揃えを誇る「TOKYO FAMILY RESTAURANT(渋谷)」では、ジンが客席側に配置されており、実際に手に持ってラベルをじっくり眺めながら、しかもキャップを開けて香りをチェックしてから、飲みたいジンを選ぶことができるようになっています。
どちらもカジュアルにジンを楽しめるお店ですので、一度見た目で選ぶという体験をしてみるのもオススメです。
とにかくジンは、あまり難しく考えずに選んでみましょう。
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