この度、当メディア(LiquorPage)、および洋酒専門の酒販店・株式会社千雅は、国産ジンが造り手が一つの蒸溜所に集結し、交流しながら新たなジンを造る企画『DistiRally NEXT 2023(ディスティラリー・ネクスト)』を実施します。
3回目となる今回は、沖縄・那覇にて「ORI-GiN 1848」などを手がける「瑞穂酒造」をホスト蒸溜所として実施。
参加造り手たちがボタニカルを持ち寄って製造したジンは「ORI-GiN 1848 DistiRally NEXT」として「千雅」及び「瑞穂酒造」の公式オンラインストア限定で発売予定です。
Background – 企画背景
昨今のクラフトジン人気により、国産ジンブランドの数は増えたものの、日本におけるジンのカルチャーはまだまだ発展途上です。
また、国産ジン業界の大きな特徴の一つとして、焼酎などの和酒を造り続けてきた造り手が多い一方で、全くの新興の造り手も多く存在し、バッググラウンドが多様であることが挙げられます。
だからこそ造り手同士が交流し、共に切磋琢磨できるような環境をつくることに大きな意義がある…そう信じ、2020年に「辰巳蒸留所」をホスト蒸溜所として初めて実施。
「ジンの造り手が一つの蒸溜所に集い、お互いの知見をシェアし、手を取りながら日本のジンの未来に繋げていく」という思いから、 “蒸溜家”を意味する“Distiller”と“結集”などを意味する“Rally”を合わせた『DistiRally NEXT』という企画が誕生しました。
当企画の最大の目的は“造り手同士の交流”にありますが、多くの造り手が集う貴重な機会を活かすべく、ホスト蒸溜所にてオリジナルジンを製造することも大きな特徴として挙げられます。
その製造方法は、世界的に見ても非常に稀である、参加造り手がそれぞれ自社のジンで使用しているボタニカルを一種類ずつ加えるというスタイルをとり、唯一無二のオリジナルジンを製造します。
造り手19社が「瑞穂酒造」に集い、唯一無二のジンを製造
今回のホストである「瑞穂酒造」は、沖縄・那覇市にて、沖縄の素材を活かしたトロピカル&リッチなジン「ORI-GiN 1848」や、泡盛、ラム、リキュールなど様々な酒類を手がける造り手であり、1848年創業の首里最古の泡盛蔵でもあります。
今回はその「瑞穂酒造」に、ホストを含め合計19の国産ジンの造り手(蒸溜所またはジンブランド)が集まり、ジンに関するお互いの知見や情報をシェアするなど交流を深めてもらいながら、国産ジン業界の未来をさらに盛り上げられるような基盤作りを目指します。
そして今回製造するオリジナルジンは「ORI-GiN 1848」をベースに、日本全国から集まった造り手たちが自社ブランドで使用しているボタニカルを一種類ずつ使用。
各地域の名産品でもある素材を含む19種類以上のボタニカルを用い、ホストである「瑞穂酒造」主導のもと製造します。
蒸溜所の垣根を越え、多くの造り手のエッセンスが詰まった、唯一無二のジンが完成する予定です。
完成したジンは、主催である「千雅」およびホストである「瑞穂酒造」の公式オンラインストアの2カ所でのみ販売予定です。
参加蒸溜所およびジンブランド
前回と同様に19社が集う今回ですが、顔ぶれは少し変化しています。
- 瑞穂酒造 / 沖縄(ホスト)
- 尾鈴山蒸留所 / 宮崎
- 養命酒製造 / 長野
- 小正醸造 / 鹿児島
- 大和蒸溜所 / 奈良
- 高田酒造場 / 熊本
- 虎ノ門蒸留所 / 東京
- 薩摩酒造 / 鹿児島
- HOLON / 東京
- 楠乃花蒸溜所 / 佐賀
- 横浜ベイブルーイング / 神奈川
- 越後薬草 / 新潟
- エシカル・スピリッツ / 東京
- 深川蒸留所 / 東京
- 沼津蒸留所 / 静岡
- Alembic大野蒸留所 / 石川
- 若潮酒造 / 鹿児島
- 舞輪源蒸留所 / 京都
- いずみや酒店 / 千葉、沖縄
※今後ジンを発売予定で、現在は未発売の造り手も含まれます
企画詳細
企画名:DistiRally NEXT 2023
主催:会社千雅、LiquorPage
協力:瑞穂酒造
製造本数:約600本を予定(数は前後する可能性あり)
販売店舗:千雅、瑞穂酒造オンラインストア
※商品の詳細情報については、発売日が決まり次第お知らせします。
⇒国産クラフトジンの造り手インタビュー記事まとめ
⇒日本のクラフトジン・全ブランドまとめ【随時更新】
全国のバーテンダーの人となりを知ろう!
⇒バーテンダーへの8つの質問
ジン・クラフトジンを買うならAmazonがおすすめ!
⇒Amazonのジンストア