“今味わっておきたい”世界が注目するジン・カクテル 5選

“今飲んでおきたい”世界が注目するジン・カクテル 5選

クラフトジンの台頭により、ジンが世界的なムーブメントとなっている昨今。
日本もそれに続くように、国産クラフトジンが次々とリリースされるなど、大きな盛り上がりを見せています。

ジンと言えば、カクテルのベースとして最もポピュラーなスピリッツの一つであり、そのカクテルもまた大注目を浴びています。
そこで今回は、数あるジンカクテルの中から、今特に世界的に人気を集めるHOTなカクテルを5つピックアップ!
それぞれ簡単な情報とレシピを添えてご紹介します。

1. ネグローニ / Negroni

ネグローニ

まずはイタリア生まれのネグローニ。
元々クラシックカクテルとしてよく知られていますが、世界のバーでの人気カクテルランキング「The World’s Bestselling Classics」で直近の6年連続で2位(ジンカクテルとしてはNO.1)を記録するなど、今超がつく人気カクテルです。
ベースとなるジンの他、カンパリとスイートベルモットというイタリアの素材を使用する、深紅色が輝く美しいカクテルで、使用する全ての材料がハーブ由来のお酒であることから、豊かなハーブ様の香りと、深みのある甘苦さが特徴です。
アルコール度数は25%前後と比較的高めですが、カクテルラバーならぜひ一度お試しあれ。

【レシピ】
ジン1/3、カンパリ1/3、スイートベルモット1/3

2. フレンチ75 / French 75

フレンチ75 / French 75

こちらはその名のとおりフランス生まれのジンカクテル。
前述のカクテルランキングの2020年版で17位を記録したこのカクテルは、第1次世界大戦時にパリの「ニューヨーク・バー」で誕生。当時フランス軍が誇った75mmの大砲にたとえて「フレンチ75」と名付けたのだとか。
ジンをシャンパンで割るというエレガントなカクテルで、フルーツを加えるなどアレンジレシピは無数にあります。

【レシピ】
ジン45ml、レモンジュース20ml、砂糖1tsp、スパークリングワイン適量

3. ジンバジルスマッシュ / Gin basil smash

京都BEE'S KNEE'Sで提供されているオリジナルのジンバジルスマッシュ

京都BEE’S KNEE’Sで提供されているオリジナルのジンバジルスマッシュ

2008年にドイツ・ハンブルグで生まれたジンバジルスマッシュ。
バー業界で最も権威あるアワードの一つ「Tales of the Cocktail」にて“Best New Cocktail”の受賞歴がある、新時代を代表するカクテルです。
今や世界的な人気を獲得しているこのカクテルは、バジルを“Smash(潰す)”するという名のとおり、バジルの葉をすりつぶして作る、香りに特徴があるカクテルです。
フレッシュなバジルな香りとジンのハーブ香が織りなす、新感覚の味わいを一度体験してみては?

【レシピ】
ジン50ml、バジルの葉適量(1束程度)、レモンジュース25ml、シュガーシロップ15ml

4. ブランブル / Bramble

ブランブル / Bramble

1980年代にロンドンで誕生したブランブルは、前述のカクテルランキングで26位にランクインする人気カクテルです。
“Bramble=キイチゴ”の名のとおり、ブラックベリーのリキュールを用いており、クラッシュアイスの上からそれを最後に垂らすスタイルが特徴的です。
どこか可愛らしさも感じさせる見た目のブランブルは、ベリーとレモンによる甘酸っぱさがちょうどよく、飲み手を満足させてくれます。

【レシピ】
ジン40ml、レモンジュース15ml、シュガーシロップ10ml、クレームドミュール(またはカシス)15ml

5. ジン&トニック / Gin & Tonic

ジン&トニック / Gin & Tonic

日本人ならおそらく一度は味わったことがあるジン&トニック。
ジンの本場イギリスではその消費量の7割がジン&トニックとして消費されるなど、昔も今もジンの定番の飲み方ですが、近年はジンの味わいがアップデートされ、その個性も多様になるにつれ、割り材であるトニックウォーターもまたプレミアムブランドが台頭するなどして味わいが洗練されてきています。
また、バーによってはフルーツやスパイスを漬け込んだ自家製ジンをベースにしたり、ハーブを加えて見た目や香りを変化させたりと、オリジナルのジン&トニックを提供するケースも増えてきています。その他、コーヒーを加えたレシピも注目を浴びるなど、今だからこそ敢えて味わいたいジンカクテルです。

スターバックス リザーブ ロースタリー 東京にて提供されているコーヒーのジン&トニック

スターバックス リザーブ ロースタリー 東京にて提供されているコーヒーのジン&トニック

【レシピ】
ジン1/4、トニックウォーター3/4
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

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