「熱燗は酔いやすい」
お酒をよく飲まれる方なら一度は聞いたことがあると思います。
実際にそう感じた方も少なくないかもしれません。
お酒が強い方は気にならない問題かもしれませんが、それほど強くない方にとってはとても気になる問題ですよね。
そこで本記事では、実際のところ熱燗は酔いやすいのかどうか、さらには冷酒だとどうなのか、について迫っていきます。
参考記事:秋津壽男“どっち?”の健康学「春の晴天時に冷たいビールは要注意 “熱燗におでん”が最高の組み合わせ」
なぜ熱燗は酔いやすく感じるのか?
まず、「熱燗は酔いやすいは本当なの?」という疑問について…
これについては、やはり酔いを感じやすい傾向にあるようです。
筆者もまさにその一人です。
では熱燗ではなぜ酔いを感じやすいのか?
それは温かいお酒を飲むことにより、体の中が温められ、胃の中でのアルコールの吸収を早めているからと言われています。
人間は温かい方がより活動的になり、代謝も良くなります。
代謝が良くなると、内臓も活動的になりますから、お酒のアルコールの吸収が早くなるわけです。
アルコールの吸収が早まることで、酔いやすく感じるわけですが、言い換えれば、自分自身で酔いの加減が分かる、ということです。
良い加減が分かることで自分で適量をコントロールしやすくなります。
冷酒は酔いを感じにくいが…
熱燗とは対照的に、冷酒の場合、酔いは感じにくくなります。
こちらは体が中が冷えることにより、アルコールの吸収が遅くなるというわけですね。
しかし、吸収が遅いとはといっても、分解しなければいけないアルコールの総量は変わりません。
後からしっかり酔いはやってくるわけです。
さらに、キンキンに冷えたお酒はおいしく感じるので、ついつい飲み過ぎてしまう傾向があります。
つまり冷酒は、酔い具合を自覚しにくいため、悪い酔いを招きやすくなるということです。
さらには、飲みすぎてしまってアルコールの分解が追いつかなくると、二日酔いの元にもなります。
まだまだ飲めると勘違いして、酔いを自覚した頃には急激に酔いが回り始めて、結果的には記憶をなくしている…
なんて経験ありませんか?
(筆者は何度も何度もあります…)
これは、冷たいお酒の飲み過ぎが原因かもしれませんね。
しかしながら、何も冷酒や冷えたお酒がいけないわけではありません。
確かに熱燗と比べると悪酔いを招きやすいのかもしれませんが、悪酔いのそもそもの原因は「飲みすぎ」です。
お酒はゆっくり適量を飲むのが一番
熱燗にしろ冷酒にしろ、飲みすぎては悪酔いしてしまいます。
それを防ぐには、ゆっくりと飲むように心がけるのが良いですね。
酔いを感じにくい冷酒でも、ゆっくり飲めば、酔い具合を知ることができますし、適量をコントロールしやすくなります。
結果的に飲み過ぎを防げるので、悪酔いや二日酔いを防ぐことにも繋がります。
それから、お水などのチェイサーと一緒に飲むようにすると良いですね。
そして食事もしっかり摂りながら飲むと、口寂しさがなくなるので飲むペースを抑えることができます。
これは広く言われていることですが、結局は、お酒は適量を楽しむのが一番ということですね。
まとめ
まとめると…
- 熱燗は酔いやすいがコントロールしやすい
- 冷酒は酔いを感じにくくコントロールしにくい
ということです。
ただ、繰り返しになりますが、冷酒がいけないわけではありません。
そもそも、日本酒のみならず冷えているお酒の方が多いですから、冷たいお酒NGでは無理がありますね。
それらをゆっくり適量を飲めばいいのです。
ちなみに…
筆者は、ついつい飲みすぎてしまう傾向があったのですが、飲みに行く前に「二日酔いの辛い思い出」をイメージするようにしてから、飲み過ぎはなくなりつつあります。。
(それから飲酒サポート系のサプリは欠かせませんね)
みなさんも、お酒と上手に付き合いながら楽しめると良いですね。
それではこの辺で。
以上、「日本酒の「熱燗は酔いやすい」は本当か?」でした。
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