お酒の適量って一体どれぐらい?国が示す各酒類の適量をチェック

お酒の適量とは?

私たちにとってとても身近なお酒。
アルコールには様々な反作用があることから「お酒は“適量”を嗜むのが良い」などとよく言われますが、ここで言われる適量って一体どれぐらいなのでしょうか?

「適量」というワードはよく見聞きしますが、一体それがどれぐらいの数値なのかご存じの人は少ないと思います。

本記事では、ビールや日本酒、ワイン、ウイスキーなど、各お酒の適量について、国が示す数値をもとにご紹介していきます。

適量と言うからには少ない量をイメージするかもしれませんが、意外と少なくない量が適量として定められています。
それでは見ていきましょう。

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ビールや日本酒、ウイスキーなど各お酒の適量を一覧でチェック

厚生労働省、つまり国は、アルコールの摂取についてのガイドラインなど役立つ情報を発信しています。

そのなかで、

「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。」

参考:飲酒のガイドライン・e-ヘルスネット[厚生労働省]

とし、アルコール20gを適量としています。

アルコール20gとは、飲んだお酒の量ではなく摂取した純アルコール量を指し、これをおなじみのml、つまり飲んだお酒の量に換算すると以下の表のようになります。

お酒 (平均アルコール度数) 適量
ビール (5%) 500ml
日本酒 (15%) 180ml(1合)
ワイン (12%) 200ml
焼酎 (25%) 100ml
ウイスキー、ジンなど (40%) 60ml

参考:飲酒量の単位・e-ヘルスネット[厚生労働省]

以上が、国が示す各お酒の適量です。
例えば日本酒では1日1合が適量となっており、「意外と飲んでいいんだな…」と思った人もいるかもしれません。
しかし、注意が必要です。

あくまで平均値であって、すべての人にとって適量とは限らない

赤ワインが注がれたグラス

「この数値は日本人や欧米人を対象にした大規模な疫学研究から、アルコール消費量と総死亡率の関係を検討し、それを根拠に割り出されたもの」とあり、ここで言う適量の数値については根拠はあるようです。
しかし当然のことながら上記の数値は平均値であり、「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては」ともあるように、すべての人に当てはまる量ではありません

好き嫌いはさておき、体がアルコールを苦手とする人もいます。
サントリーは、一般的に男性に比べアルコールの分解能力が低いとされる女性については「1/2~2/3程度が適当」としています。
また、サッポロも「お酒に弱い人、女性や高齢者であれば、この基準よりも少なめを適量と考えるべきでしょう」としています。

例えば「自分はお酒はあまり強くない」とお思いなら、少し少なめに見積もった方がいいでしょう
とはいえ、自分がお酒に強いからといって、適量を多く見積もるのは考えものです。

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「基準量=1ドリンク」の方が適量?

このようにアルコール20g=適量についてはあくまで目安と捉えるべきで、人によっては少し多い量かもしれません。
例えば筆者自身に照らし合わせてみると、適量に相当する日本酒1合では酔いを感じますし、健康という観点で見てこの数値が適量だとは思いません。

実は、お酒の適量の他に「基準量」という項目があります。
これは、文字どおり基準となる飲酒量で、飲酒の最小単位と捉えることが一般的となっています。
つまり、ワンドリンクの量というわけです。

この基準量の方が、健康という観点で見ればベターだと筆者は感じています。

ビールや日本酒、ワイン、ウイスキーなど、各お酒の基準量は以下のとおりです。

お酒 (平均アルコール度数) 適量
ビール (5%) 250ml
日本酒 (15%) 80ml(0.5合)
ワイン (12%) 100ml
焼酎 (25%) 50ml
ウイスキー、ジンなど (40%) 30ml

参考:飲酒量の単位・e-ヘルスネット[厚生労働省]

まとめ

厚生労働省が示す一日の飲酒量の適量はアルコール20g。
ビールなら2本、日本酒なら1合、ウイスキーなら約2杯分が平均的な適量となります。

とはいえ記事中でも記したように、人それぞれアルコールへの耐性には違いがあり、お酒に弱い人や女性、高齢者は少し少なめに見積もった方が良いかもしれません。
筆者としては基準量である「1ドリンク」の方が、健康に気を使う上では適量だと感じています。

お酒は身近なものであり、時に私たちを豊かにしてくれるものでもあります。
上手に付き合っていきたいものです。

【参考文献】
飲酒量の単位・e-ヘルスネット[厚生労働省]
飲酒のガイドライン・e-ヘルスネット[厚生労働省]

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小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage代表] 豊富な現場経験と長年のお酒愛によって、ジンを筆頭にあらゆるお酒の知識を持つ。ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。

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