ビールの独特の苦味が苦手…
キレのある辛口にどうも慣れない…
そんな方にオススメのビールがあります。
ヴェデットというベルギービールはご存知でしょうか?
実は筆者も一般的なビール(ピルスナータイプ)は、ちょっぴり苦手であります。
ヴェデットはそんな筆者でも自ら進んで飲みたくなるビールで、みなさんにも是非おすすめしたい銘柄です。
そこで本記事ではヴェデットについてどんな特徴を持ったビールなのか、実際に飲んだ筆者の感想もふまえながら書き記していきます。
このヴェデットは、ビールが苦手な方にこそ飲んでもらいたい銘柄です。
ベルギーの白ビール「ベルジャンホワイト」ってどんなもの?
今回ご紹介するビールは「ヴェデット・エクストラホワイト」という銘柄で、ベルギーの白ビールで「ベルジャンホワイト」というスタイルのビールに分類されます。
一般的に白ビールとは、大麦だけでなく小麦も使用したビールを言います。
小麦を使用することで、色が若干白くが濁るため白ビールと言うわけですね。
このベルジャンホワイトももちろん小麦を使用します。
しかしそれだけでなく、通常ビールでは使用されないオレンジピールやコリアンダーなど香草類も加えられます。
これによって一般的なビール(いわゆるピルスナータイプ)にはないフルーティーな風味を感じることができるのですね。
さらにベルジャンホワイトでは、無濾過であることが多いため中に酵母が残っています。
そのため、焼きたてのパンのような芳醇な香りを感じることもできます。
一般的なピルスナータイプのビールとは全く違う風味になるため、ビールが苦手な方でも飲みやすいと感じる傾向があるのですね。
ベルジャンホワイトの銘柄
ベルジャンホワイトのビールは実はベルギー以外の国でも作られています。
日本でも有名な銘柄を4つだけ挙げます。
- ヒューガルデン・ホワイト(ベルギー)
- ブルームーン(アメリカ)
- ヤッホーブルーイング・水曜日のネコ
- 常陸野ネストビール・ホワイトエール
値段はちょっぴり高め
ベルジャンホワイトはちょっぴり値段が高くなる傾向があります。
ヴェデット、ヒューガルデン、ブルームーン、常陸野ネストビールはいずれも400円程度します。
しかしそれに見合った上品な味わいなので、そこを考慮すれば高すぎるということはないと思います。
ヴェデットはビールが苦手でもおいしく飲める
ヴェデット・エクストラホワイトは2008年発売と新しい銘柄にもかかわらず、その味わいの良さからすでに日本でも人気があります。
そのため酒販店だけでなく一部のスーパーなどでも購入できます。
(ビアバーなどでは生で飲めるところもありますよ)
ヴェデットは爽やかで優しい口当たりなので、一般的なビールが苦手な方や慣れていない初心者の方でもおいしく味わうことができます。
ここでは筆者が感じた、香りと味わいの特徴を細かく書き記していきます。
香りの特徴
オレンジピールなどによる柑橘系のフルーティーで華やかな香りで、香りは強めです。
スッと抜けるようなちょっぴりスパイシーな香りも感じます。
一般的なビールとは違い、フルーティーでふんわりと香るイメージですかね。
同じベルジャンホワイトであるヒューガルデンと比べると、香りはより華やかで強めです。
味わいの特徴
全体的にやわらかく、優しい甘みと酸味を感じる味わいです。
口に入れた瞬間、フルーティーで優しい甘みが広がります。
だんだん焼いたパンのようなふくよかで芳醇な味わいを感じ、その後やわらかな酸味があらわれ後味をスッキリさせてくれます。
一般的なビールのような苦味やキレはほぼ感じません。
やわらかな甘みを持ちながらも酸味によって爽快感がある、そんなイメージですかね。
ちなみに炭酸は弱めです。
同じベルジャンホワイトであるヒューガルデンと比べると、味わいはライトで主張は控えめです。
ヴェデットは冷やしすぎない方がおいしい
ちょっぴりぬるいと感じるくらいで飲むのがベストです。
最適温度は10度前後と言われています。
ヴェデットは一般的なビールとは違い、キレや苦味が特徴のビールではありません。
甘みを伴うふくよかな味わいなため、一般的なビールのように冷やしすぎない方がおいしく感じます。
冷やしすぎるとこれらの特徴を感じづらくなり、ちょっともったいないですね。
まとめ
最後にヴェデットの特徴についてまとめると…
味:フルーティーな甘み、芳醇、優しい酸味
といった感じです。
(ちなみに度数は4.7%と高くないのでご安心を)
ヴェデットは本当に飲みやすいビールです。
ビールが苦手な方はもちろん、好きな方にもおすすめしたい銘柄です。
気になった方は是非一度飲んでみてください。
それではこの辺で。
以上、【ビールが苦手な方にこそ飲んでもらいたい銘柄「ヴェデット」】でした。