クラフトジン×クラフトビールのコラボイベントが12/16に神保町で開催

クラフトジン×クラフトビールのコラボイベント

クラフトビールが数年前からブームになり、最近ではクラフトビールのジン版にあたる「クラフトジン」もブームの様相を呈しています。
何かと動きが活発なクラフトビールとクラフトジンですが、どうやらこれらのコラボイベントが開催されるようです。

火の谷ビール & Horomata Presents:HOP x HOP Dog’s Nose!」なるイベントで、12/16(土)にクラフトビアマーケット神保町店で開催されます。
お店が主催するイベントのようですが、面白そうなのでご紹介していきます。

ジン+ビールといえばドッグズノーズ!ホロマタ・ジャパンと火の谷ビールのコラボイベント!

「火の谷ビール & Horomata Presents:HOP x HOP Dog’s Nose!」は、イベント名にあるように「ドッグズノーズ」をフィーチャーしたイベントです。

火の谷ビール & Horomata Presents:HOP x HOP Dog’s Nose!

クラフトビアマーケット・Facebbokページより

ドッグズノーズといえば、ジンとビールを使用するビアカクテルで、ビールにジンの華やかな香りが加わった爽快カクテル。
当日は、ホロマタ・ジャパンのニュージーランド産のクラフトジンと、火の谷ビールのクラフトビールで作る、スペシャル・ドッグズノーズが提供されるようです。

実はこのスペシャル・ドッグズノーズ、ただ単にクラフトジンで作るドッグズノーズというだけではありません…

ホップすぎるドッグスノーズ!?

ベースになるニュージーランド産のクラフトジンの名は「フレッシュホップジン
実はボタニカル(ハーブや果皮など、ジンの風味づけに数種使用される)に、ビールには欠かせない原料であるホップを使用しているのです。

ニュージーランドといえばホップの名産地でもあり、フレッシュホップジン4銘柄には、それぞれネルソンソーヴィンやモツエカ、リワカ、ワイイチなどのニュージーランド産ホップが使用されています。

つまり、ホップ×ホップのスペシャルなドッグズノーズを堪能できるのです。

ホップに特化したドッグズノーズ

イベントではホップに特化したドッグズノーズを堪能できる。

ホロマタ・ジャパンとは?

ホロマタ・ジャパンはニュージーランド産のワインやウイスキー、クラフトビール、ジンを輸入するインポーター。
マヌカチップやニュージーランド産のピートを使用したクラフトウイスキー「トムソンウイスキー」や、マヌカをボタニカルとして使用したクラフトジン「セイクレッド・スプリング」などの輸入を手がけています。

先日行われたウイスキーフェスティバルでは、トムソンウイスキーはもちろん、セイクレッド・スプリングやフレッシュホップジンなどジンも存在感があり、終始賑わいを見せていました。

火の谷ビールとは?

火の谷ビールは、三重県美杉のクラフトブリュワリーで、オーナーがアメリカンスタイルのクラフトビールに魅せられて1996年に設立された、いわゆる“地ビール時代”からのブリュワリーです。
エールタイプのビールだけでなくラガーも手がけており、それらは全て火の谷の天然水によって仕込まれています。
また、原料の一部に三重県の酒米を使用しており、いかにもクラフトビールらしい地域性が活かされたビールを生産しています。

イベント当日は全種タップ(樽生)で提供されるようです。

クラフトビアマーケットとは?

クラフトビアマーケットは、日本産を中心とした30種ものクラフトビールが全てタップで、しかも全て480円で提供されるビールマニアに優しいクラフトビール専門店。
東京都内を中心に現在12店舗あり、いずれもカフェさながらのおしゃれな店内となっています。

今回のイベントは神保町で開催されます。

クラフトビールもクラフトジンも今ブームのお酒!

クラフトビールがブームであることは多くの人がご存知かもしれませんが、実は今ジンもブームを迎えており、そのジンブームを牽引するのがクラフトビールのジン版にあたるクラフトジンです。

クラフトビールが個性を追求したビールであるように、クラフトジンも、大手のジンとは違った個性が追求されたジンです。
元々ジンはジュニパーベリーさえ使用すれば、あとは自由。もちろんボタニカルのレシピも様々で、今回イベントで提供されるフレッシュホップジンのようにホップを使用してみたり、例えば日本のジンならゆずや茶葉を使用してみたりと、その多様性が人気を呼び、今世界的にブームとなっています。
日本でもテレビ、新聞など一般メディアにまで取り上げられるようになり、今後さらなるブームを期待できる分野です。

クラフトビールとクラフトジン、個性を追求する酒造りの姿勢は同じであり、今後シナジーを期待できそうです。

イベント詳細はこちら。
クラフトビアマーケット・Facebookページ
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

関連記事

  1. 日本随一のジン専門バー「JUNIPER」の創業者に聞く、これまでとこれから 日本随一のジン専門バー「JUNIPER」創業者に聞く、店の誕生ス…
  2. 日本一に輝いたバーテンダーに聞く「ジンの魅力」 ジンカクテル日本一のバーテンダー・杉浦聡氏に聞く「ジンの魅力」と…
  3. クラフトビール、冷やしすぎ? クラフトビール、冷やし過ぎていませんか?
  4. ジン・急増のワケ なぜ今ジンの銘柄数が急増しているのか?
  5. 一度は飲むべき!ジンの本場イギリスの王道クラフトジン5選 一度は飲むべき!ジンの本場イギリスの王道クラフトジン5選
  6. よなよなエール公式ビアバル「YONA YONA BEER WORKS 歌舞伎町店」が4/13にオープン! よなよなエール公式ビアバル「YONA YONA BEER WOR…
  7. クラフトジンで有名なお店・グッドミールズショップ クラフトジンで有名な「グッドミールズショップ」に行ってきた
  8. トップバーテンダーが手がける“クラフト・ジントニック”のための蒸…

おすすめ記事

広島市・ベネチア市 友好協力記念!「SAKURAO GIN」と「MARTINI」を使ったカクテルプロモーションを開催! 広島市・ベネチア市 友好協力記念!「SAKURAO GIN」と「MARTINI」を使ったカクテルプロモーションを開催!

水の都として世界的に知られるイタリアのベネチア市、そして中国地方最大の都市・広島市が友好協力関係にあ…

日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り - 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介 日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り – 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介

新たな発見や想像しえないインスピレーションを得られるのは、旅の大きな醍醐味の一つ。日本一のバーテ…

日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 - こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは? 日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 – こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは?

『ボンベイ・サファイア プレミアクリュ』のカクテルコンペティションで日本一に輝いた加藤晋悟さん(TH…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP