お酒初心者がすぐにお酒に詳しくなれる、おすすめの本!

世界の名酒事典

ウイスキーやクラフトビールなどの流行によって、最近ではお酒の銘柄や基礎知識など知りたいという方が増えています。
まさにそんな方におすすめしたい本があります。

世界の名酒事典という本はご存知でしょうか?

タイトル的になんだか小難しく思うかもしれません。
そもそも、お酒の本というと専門的で敷居が高いイメージがあるかもしれません。
しかし全くもってそんなことはありません。

本記事では、この世界の名酒事典がどんな本なのか、なぜすぐにお酒に詳しくなれるのか、について解説していきます。

筆者がとてもお世話になった本

世界の名酒事典は昔からある本で、毎年最新版が発行されています。

実は筆者は昔からこの本を愛読していて、とてもお世話になった本でもあります。
バーに入りたての頃、2002年版を運よくタダでいただき、この本によって色々な銘柄に詳しくなりました。
ドンピシャの本だったので、その後名酒事典だけでなくワイン事典(名酒事典と統合され廃刊)も購入し、今でもたまにボーッと眺めることがあります。
お酒の本は数え切れないぐらい購入してきましたが、特にお気に入りの本です。

つい先日2017年版を購入し、みなさんにおすすめするべきだと思ったので記事にしました。

世界の名酒事典がお酒初心者におすすめな7つの理由

世界の名酒事典がなぜおすすめなのか、7つにまとめて書いていきます。

①図鑑形式なので楽しく気楽に見れる

お酒初心者の方にとって、お酒の「本」となると、文章ばかりで専門用語が並んだ本は読みにくいですよね?

この世界の名酒事典はその心配は要りません。
銘柄紹介がベースの図鑑形式の本だからです。

1ページにだいたい10銘柄ずつぐらい掲載されていて、読むというより見る、または眺めるだけでも情報が入ってきます。
筆者的には、子供の頃によくみた恐竜図鑑やお魚図鑑のような懐かしさを感じます。

②ボトルの写真が載っていてワクワクする

世界の名酒事典では、各銘柄ごとに必ずボトルの写真が掲載してあります。

ボトルが掲載されていることによって、視覚的に銘柄を知ることができます。
銘柄名とボトルデザインが一致すると、例えばバーに行った時にボトル棚を見るだけで何が置いてあるか分かりますし、買い物するにしても楽です。
何より色々なボトルを見ているとワクワクしますし楽しいです。

筆者的にはここが一番大きなポイントですね。

③ウイスキーやワインなど多ジャンルのお酒が載っている

世界の名酒事典では、多くのジャンルのお酒が網羅されています。
ウイスキーやワイン、テキーラやリキュールなどがジャンルごとに掲載されています。
なかでもウイスキーとワインは、産地別でさらにジャンルが細分化されていて見やすくなっています。

④ほとんどの銘柄が載っている

各ジャンルに載っている銘柄の数はとても豊富で、日本で一般的に購入できる主要な銘柄はほとんど掲載されています。
発行元のサイトによれば、2500本ものお酒が掲載されているようです。

しかも毎年発行されている本なので、常に最新の情報が載っています。
ボトルデザインももちろん最新のものです。

⑤各銘柄ごとに値段や度数などの基本情報つき

ここも筆者的には大きなポイントです。
お酒である以上、アルコール度数は事前に知っておきたいですよね。

さらにはその銘柄の基本情報もしっかり掲載されているので、ボトルを見て気になった銘柄の情報を仕入れることができます。
もちろん値段も載っています。

⑥一冊にお酒の基礎知識がつまっている

世界の名酒事典には、銘柄ごとの情報だけでなくジャンルごとのお酒の基礎知識も掲載されています。
ウイスキーならウイスキーとはどんなお酒なのか、ワインならブドウ品種や産地の特徴は何か、などの基礎知識が網羅されています。
用語集があるのも嬉しいポイントですね。

この一冊に、お酒初心者の方にとって必要の知識は全てつまっていると言っても大げさではないと思います。

⑦kindle版ならジャンルごとに安く購入できる

通常の書籍版は上記のジャンルが全て掲載されて税別3,000円ですが、電子書籍kindle版ならジャンル別に分冊されたものを安く購入できます。
フランスワイン編なら税別400円、それ以外のワイン編やウイスキー編、スピリッツ編ならなんと税別200円という「え?いいの?」と思ってしまうような安さで購入できます。
ただkindle版の場合、元々が大きなサイズの本なので、タブレットでないと少々見づらいかもしれません。

マイナスポイントを挙げるとすれば…

ここまで興奮気味におすすめの理由を説明してきましたが、懸念材料がないわけではありません。
それは書籍版における値段ですかね。
元々お酒が大好きな筆者的には税別3,000円はとても安いと思いますが、もしかしたらそれを高いと感じる方もいるかもしれません。
本で3,000円は決して安くはないですからね。

ですが、前述のように情報量がとても多いですし、本のボリュームを考えればコストパフォーマンスはかなり良いと言えます。
それにkindle版なら知りたいジャンルだけ安く購入できますしね。

まとめ

世界の名酒事典がおすすめの理由、お分かりいただけたでしょうか?
図鑑形式で楽しみながら視覚的に読めるので、すぐにお酒に詳しくなれるわけです。
銘柄名とボトルの写真が一覧形式になっている本って、実はあまりありませんからね。

みなさんの気になったら是非読んで(というより眺めて?)見てください。
特にこれから詳しくなりたいお酒初心者の方にはおすすめです。

それではこの辺で。
以上、「お酒初心者がすぐにお酒に詳しくなれる、おすすめの本!」でした。

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

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