トッププロに聞く、初心者にもオススメしたいクラフトジン厳選5選

トッププロに聞く、初心者にもオススメしたいクラフトジン厳選5選

選択肢がたくさんあると、どんなお酒を選んだらいいか、迷ってしまいがちですよね?

今、世界的に大盛り上がりとなっており、日本でも人気が急上昇しているお酒「ジン」。
造り手や、輸入を手がけるインポーターのおかげで、日本でも数百種のジンを楽しむことができますが、種類がたくさんあるからこそ、何を飲んだらいいか迷ってしまう、と感じる方は少なくないでしょう。
そこで今回は、約700種のジンを扱う日本を代表するジン専門のバー「BAR JUNIPER(大阪・北新地)」のオーナーである川崎正嗣さんに、「初心者にもオススメできるクラフトジン」を5つピックアップいただき、その魅力とオススメの飲み方を教えていただきました。

川崎さんにはこちらの記事でインタビューしています。BAR JUNIPERが気になる方はぜひご覧ください!
日本随一のジン専門バー「JUNIPER」創業者に聞く、店の誕生ストーリーとジンへの思い

1. モンキー47

モンキー47

参考写真 ※ボトル写真は全てLiquorPageで用意したものであり、BAR JUNIPER以外で撮影したものも含まれます

まず川崎さんがピックアップしたのは、ドイツが世界に誇るクラフトジン「モンキー47」。
その名にもあるように、“47”種ものボタニカルが使用されているのが大きな特徴です。まるで甘美な香水のような芳香、彩り豊かでありながらバランスがとれた味わいが支持され、クラフトジンの市場で圧倒的な人気を獲得しています。

【川崎さんコメント】
このジンとの出会いのおかげで、私はジンのお店をやりたいと思ったぐらいのお酒です。その他のジンと比べると、とてつもなくハーバルで深いコクがあります。

【オススメの飲み方】
ビター感とハーブ感をマッチさせるのにネグローニがベストかと。

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2. ショリゲル

ショリゲル

参考写真

続いてピックアップいただいた「ショリゲル」は、日本のジンラバーの間で人気が高いブランド。スペインのリゾート、メノルカ島で造られる島酒であり、長年島民に愛されていたお酒が商品化されました。ブドウのスピリッツをベースに、ボタニカルを蒸溜後にオーク樽で熟成されており、独自の複雑な風味が特徴的です。

【川崎さんコメント】
ジュニパーベリーのみしかボタニカルを使用していませんので、ジュニパーベリーの香り、味を説明するときによくこちらのボトルをとります。ジンの核となるジュニパーベリーの香りがどれくらいついているか、他のジンとの比較する際に基準となる1本だと思います。

【オススメの飲み方】
他とのジンの違いが一目瞭然でわかるのでまずはジン&トニックで。

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3. オピア

オピアのジン&トニック

参考写真

「東から西へ旅するスパイス」というコンセプトのもと、古代のスパイス航路に基づいて使用ボタニカルが選ばれたイギリス産のジン「オピア」。
オリエンタルなボトルデザインが特徴的ですが、そのイメージ通り、ジンの中でもとりわけスパイシーが香りが特徴のジンです。

【川崎さんコメント】
私は、カレーとジン&トニックは非常に相性が良いと思っているのですが、このジンは、クミンやカルダモンといった、カレーにも使用されるスパイスの香りがとても強いです。「カレーは飲み物」と誰かが言っていたかと思いますが、このジンはまさにカレーそのものです!

【オススメの飲み方】
ジン&トニック

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4. 油津吟 / ゆずぎん

油津吟 / ゆずぎん

参考写真

人気の芋焼酎「甕雫(かめしずく)」などを造る宮崎の京屋酒造が手がけるクラフトジン「油津吟」。柚子など地元の和柑橘をふんだんに使用し、それらの繊細な香りを活かすべく、焼酎造りで培った減圧蒸溜(低温蒸溜)の技術を用いて香味が抽出されています。
和柑橘の爽やかな香りが際立つジンです。

【川崎さんコメント】
私の故郷でもある芋焼酎メーカーが造るジンです。ベーススピリッツが芋焼酎ですので、焼酎好きの方にもこのお酒を飲んでもらって、ジンの世界にハマって欲しいですね。

【オススメの飲み方】
ホットカクテルでよく使います。シンプルにお湯割りにすると、ジュニパーベリー以外のボタニカルの香りも良く出ますよ。

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5. 80 “YASO” GIN

80 “YASO” GIN

参考写真

最後にご紹介するのは、新潟の健康食品メーカー・越後薬草が手がける「80 “YASO” GIN」。
野草の酵素を活かした商品を長年手がけてきた薬草使いのプロであり、その技術と知見を活かしてお酒造りもスタート。80種のボタニカルからなる「80 “YASO” SPIRITS」をベースに、ジュニパーベリーやジンセンベリーなど23種のボタニカルを加え、香り付けしたのがこちらのジンです。

【川崎さんコメント】
国産ジンの中で、最も多くのボタニカルを使っており、ハーブ感がとても強く、ヨモギの香りがとてもします。ジンの起源は薬として生まれましたが、こちらは薬草園も経営されており、その起源にもつながるというところで、個人的に大好きな国産ジンのひとつです。体にやさしい、ハーブティーのようなジンですね。

【オススメの飲み方】
ミントやその他のハーブを添えてモヒート風に。

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BAR JUNIPERについて

今回川崎さんにご紹介いただいたジンを気軽に試してみたい、またはジンをもっと知りたいという方は、ぜひとも大阪が誇る国内随一のジン専門店「BAR JUNIPER」に足を運んでみてください。

BAR JUNIPER / バー ジュニパー
【BAR JUNIPER】
住所: 大阪府大阪市北区堂島1-4-4 NJビル 1F
電話: 080-4829-8876
営業: 18:00〜翌4:00 (不定休)

BAR JUNIPER SECOND
【BAR JUNIPER SECOND】
住所:上記と同じ
電話:上記と同じ
営業:15:00~0:00(不定休)

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

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