ここ日本においても、今、テキーラの多様な飲み方が広まりつつあります。
アメリカを筆頭とした海外での「セレブのお酒」や「美酒」としてのイメージ、そしてその大きなブームが背景にあり、飲み方に対するニーズはもっともっと増していくと思われます。
そうしたことから、前回こちらの記事【「家でもできるテキーラの美味しい飲み方」を世界を制したバーテンダーに聞いてみた】で、テキーラのカクテルコンペで世界一になった経歴を持つ江刺幸治さん(Spirits Bar Sunface SHINJUKU)にご協力いただき、テキーラの飲み方をご紹介しました。
その中で“パローマ”という、爽やかで飲みやすく、とても美味しい飲み方をご紹介したのですが…
実は、江刺さん曰く「テキーラをキリン・メッツで割れば即席パローマになります」とのことで、かなり簡単に作ることもできるらしいのです。
というわけで今回、キリン・メッツを使った即席パローマを実際に作ってみました!
人気急上昇中!メキシコではド定番の飲み方「パローマ」
テキーラにグレープフルーツジュース、ソーダ、塩などを加えて作るのが「パローマ」
メキシコではごく当たり前の、テキーラの定番の飲み方とされています。
江刺さん曰く、「メキシコでパローマは、カクテルという認識がないぐらい地場に根付いた飲み方でした。それが今“The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2018”で47位にランクインするなど人気急上昇中なんです」と言い、世界的に見てもHOTなカクテルなのだそうです。
テキーラと“キリン・メッツ グレープフルーツ味”で作る「メッツ・パローマ」
そんなパローマですが、実はキリン・メッツを使うことで簡単に作ることができると言います。
「メキシコのカジュアルなお店ではよく、グラスとテキーラ、それに“スクアート”というグレープフルーツ系の炭酸飲料がテーブルに運ばれ、まるで焼酎のボトルセットのように自分たちでパローマを作って飲みます。日本でそのスクアートに近い飲み物が“キリン・メッツのグレープフルーツ味”なんです」と江刺さんは言います。
そういうわけで、テキーラ+キリン・メッツ(グレープフルーツ)でパローマが出来上がるのだとか。
その作り方も実に簡単。誰でも簡単に自宅で試すことができます。
メッツ・パローマの作り方〜塩を加えるとより美味しい
メッツ・パローマは、テキーラをキリン・メッツで割るだけで基本的にはOK。
筆者は以下のレシピで作りました。
テキーラ 1/4、キリン・メッツ グレープフルーツ 3/4、塩ひとつまみ
グラスにテキーラと塩を入れ、キリン・メッツで満たし、そっと一回だけかき混ぜる
パローマは、スノースタイルを呼ばれるグラスの縁に塩を施した状態で提供されることもあるそうですが、予め塩を加えても良いと言います。
そこで筆者は、塩をひとつまみだけ入れてみました。
塩なしでも爽やかな飲み口で美味しいのですが、ひとつまみ加えるだけでも味が変わり、よりさっぱりして美味しいと感じました。
ちなみに、使用するテキーラによっても味わいが変わります。
自分で試してあとはバーで本格的なパローマを
このようにキリン・メッツを使ったメッツ・パローマは、誰でも簡単にできることから、普段の晩酌用としてはもちろん、ホームパーティーでも活躍しそうです。
ぜひ一度、試してみてください。
(ちなみに今回、キリン・メッツはAmazonパントリーで購入しました。どこでも売っているものではないようなので、確実性を求めるならAmazonはオススメです)
ご自分で試したあとは、バーでプロが作るパローマを味わってみるのも良いでしょう。
バーテンダーによって、使うテキーラやレシピが少し異なるので、味わいにも違いがあり、面白いと思います。
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