バーに行く上で、どんなバーテンダーがカウンターに立っているのか、気になる方は少なくないのでは?
「バーテンダーへの8つの質問」は、対象となるバーテンダーの人となりに迫る8つの質問をインタビュー形式で展開し、バーテンダーとそのバーについて知ってもらおうという記事シリーズです。
今回特集するのは、パークホテル東京(東京・汐留)にある高層階のバー「Bar The Society」。8つの質問にお答えいただくのは、バーマネージャーを務める南木浩史(なんもくこうじ)さんです。
8つの質問 – 南木浩史さん
1. バーテンダーになろうと思ったワケを教えてください。
実は…カッコいい理由がなくて(笑)
大学生の頃に、書店で本を探している時、たまたま表紙に目がいったのがカクテルブックでした。その美しい写真を見て「キレイだなー」と思い、どんな世界なのか気になり始めたのがキッカケです。今思うとかなり性に合っている職業なんですが、最初はかなり漠然としていました。
その後師匠に出会い、アルバイトとしてバーで働いているときに「ニューヨークへ行け」と言われて…それで実際に渡米し、現地のバーテンダースクールに通うこととなりました。そこでバーの本場の雰囲気や文化に触れたことで、本格的に目指すようになりました。
2. あなたが一番好きなカクテルorお酒の銘柄は何ですか?
バーボンで作ったマンハッタンですね。
甘さと苦味、リッチなテイストがたまりません。カクテル界の色気No1だと思っています。
葉巻と一緒に飲みたいなー。
3. もしもバーテンダーじゃなかったらどんな仕事がしたいですか?
香水の調香師ですね。
香りの成分を考えながらたくさんの香りをまとめて、一つの良い香りに変えるというのが魅力的です。ゼロからというより、今あるものを駆使して自分の理想を具現化していくのが好きなんだと思います。
4. 日課としていること、またはマイルールは何かありますか?
日課は自宅で筋トレをする事ですかね。少しでもやっておくと翌日の体が軽い!
マイルールは、飲食店で知らない料理や素材があったら必ず試すようにしています。記憶の引き出しにしまって、カクテルを考える時に引っ張り出すためですね。
5. 趣味やお気に入りの時間は?
無音の環境で読書やコーヒー、お茶を飲む時間ですね。
普段、音にあふれる都心にいるせいか、音が無い環境はリラックスできます。
6. もしも移住できるとしたらどこが良いですか?
自然に近い場所がいいですね。あまり都心のど真ん中に住みたいと思わないので。
でも、働く場所は自分のスタイル的に都心の方が良いと思っています。ワガママかな?(笑)
7. 人生で最もエキサイティングだった瞬間は?
ニューヨークにいたときですね。
当初は英語や文化の違いに戸惑いましたが…常に新しい物事を生み出していくエネルギーや、多国籍な人々が交じり合う関係性も非常におもしろかったです。
大人になってから人格を形成するのは難しいですが、今思えば確実に影響を受けましたね。なんというか…頭に強烈なパンチを受けたくらいの良い衝撃をもらいました。
8. 今後の目標ややりたいことを教えてください。
仕事を通して様々な分野の方々と出会う事ができて、日々刺激をいただいています。今後は、そういった方々と従来の枠にとらわれない制作・創作活動をしていきたいですね。
自分たちにできる事をバーカウンターの外にも作り、何かお役に立つ事ができれば嬉しいです。バーテンダーの僕らだからこそ浮かぶアイデアや、できることは沢山あると思います。
「パークホテル東京 Bar The Society / 東京・汐留」について
お店の紹介
高層階からの夜景、マーブルに光るカウンターが特徴的なバーです。
カクテルは驚きや美味しさにフォーカスして作られていて、日々カクテルラボから生まれています。
ウイスキーはSMWSに特化しており、常時200種類揃えています。
レストランとしても利用可能で、お食事もしっかりと取っていただけます。
メニュー例
フローリスト トニック ¥2,000 / ストロベリー伯爵(モクテル) ¥1,300
ガストロノミーチョコレートマティーニ ¥2,300
※価格は全て税サ込になります。
店舗情報
住所:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー (フロント25F) << MAP >>
営業:17:00~23:00 定休日無し
電話:03-6252-1111 (代)
SNS:[パークホテル東京公式HP]
⇒バーテンダーへの8つの質問
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