バーテンダーへの8つの質問 – 新宿ウイスキーサロン / 東京・新宿

バーテンダーになる前は、アパレルのサービススタッフをしておりました。全国に店舗があった中で個人売上が2位になるなど、接客が天職だとも感じておりましたが、どこか満たされず…
ちょうどその頃、バーに行ったんです。昔からお酒が好きで、家でよくバーボンを飲んでいたのですが、バーに行ってみて、これこそ自分が求めていた接客業だと感じました。というのも、アパレル業は2時間接客をしても「また次回…」と断られてしまう可能性もあるのですが、バーは必ず一杯オーダーをいただけます。それにバーという空間だからこそ、お客様とのひと時の会話が楽しめる事も魅力的だと感じたんですよ。それでバーテンダーの道を選びました。

カクテルはネグローニ、アビエーション、ジンリッキー、オールドファッションドが好きで、ウイスキーはスコッチ、ジャパニーズ全般が好きですね。

醸造学部で製造の基礎を学び、お酒を造りたいです。
11、12年ほど前、「秩父蒸溜所」の現場で研修をさせていただいたのですが、何より造り手の方たちのピュアさに感銘を受けました。そうした現場で、イチからウイスキーを造るとなるとどうなるのか、考えただけでワクワクします。
それか、元から体を動かすのが好きなので、格闘技なども興味がありますね。

バーテンダー界イチのマッチョになりたいという目標がありまして(笑)…日頃トレーニングに励んでいます。その関係で、タンパク質を1日200g摂取するべく、よくステーキを食べていますね。

トレーニングをしている時か、サウナでととのっている瞬間ですかね。ととのっている時って色々なアイディアが浮かぶんです。トレーニングにサウナ、英会話、YouTubeの配信もやっているのですが、自分はマグロと一緒で泳ぎ続けていないと生きてられない人間でして、3つ4つ抱えていた方が自分らしさを保っていられるんです。

体が動ける時はニューヨークなど、刺激があるところで沢山の事を学びたいです。定年後はスペイン、ポルトガル等の温暖で食事が美味しい国で過ごしたいですね。今までスコットランドなど寒い地域に学びに行くことが多かったので、真逆の環境に行きたいという思いもありまして。

競歩でインターハイと国体に出場したこと、もしくは「マスター・オブ・ウイスキー」の認定試験に9年越しに合格したことでしょうか。第一回目から受けてまして、論文を書く必要もある「ウイスキーコニサー」の最難関資格なのですが、その8人目の合格者となることができたんです。
それから、自身でプロデュースしたウイスキー「グレンファークラス1989 ブラックジョージラベル」が東京ウイスキー&スピリッツコンペティションにて世界1位に輝いた瞬間もエキサイティングでした。

サスケのファイナルステージ進出ですかね(笑)。本気でオーディションを受けようか迷っています。
それから、海外の名だたるバーでのゲストシフトを増やしていきたいですね。バーテンダーとして意欲がありますし、そうした活動をとおして、あくまでバーテンダーとしてウイスキーを広めていきたいです。実は体を鍛えているのも、海外のバーテンダーに太刀打ちできるような風格をつけたいというのもあるんです。海外のバーテンダーは体格が良いですから。