近年はお酒だけでなく、食に関しても「進化系」がブームになる傾向があります。
我々日本人のソウルフードでもある「焼きおにぎり」も決して例外ではありません。
みなさんは「羽根つき焼きおにぎり」をご存じでしょうか?
きっとこの、進化系焼きおにぎりをご存じの方はまだまだ少ないと思われます。
本記事では、新感覚の羽根つき焼きおにぎりが食べられる、東京・入谷の専門店「焼おにぎり専門店&バー・GAO」について、取材をもとにご紹介していきます。
東京・入谷の焼きおにぎり専門店&バー「GAO」をざっくりご紹介
まず先に断りを入れておくと、今回ご紹介する「焼おにぎり専門店&バー・GAO(ガオ)」は筆者の知人がオーナーを務めるお店。
飲食業出身の筆者は、界隈の知人が多く、今回ご紹介するお店のオーナー以外にも自分でお店を持っている知人は少なくありません。
「GAO」については純粋に「面白い」と思ったので、こうして記事にて紹介しようと思った次第です。
前置きが長くなりましたが、羽根つき焼きおにぎりが食べられる「焼おにぎり専門店&バー・GAO」は、東京・上野にほど近い入谷に拠点を置くお店。
チーズリゾット焼きおにぎりなど世界各国の料理が、羽根つき焼きおにぎりとして食すことができ、その食感・味、そして見た目はまさに新感覚。
他にも羽根つきホットサンドなど、ここでしか味わえない個性豊かな料理を食すことができます。
ちなみに、テイクアウトも可能。
それから、店舗名に“バー”が付くことからわかるように店内ではお酒も楽しめます。
余談ですが、つい先日、フジテレビ系午前の情報番組にて紹介されたようで、今後人気が高まるかもしれません。
羽根つき焼きおにぎりだけじゃない?GAOの魅力とは
個性豊かな焼きおにぎりを提供する「GAO」
その魅力についても詳しくみていきましょう。
魅力は何も、羽根つき焼きおにぎりだけではありません。
- 唯一無二の新感覚・羽根つき焼きおにぎり
- インスタ映えする焼きおにぎり
- 店内ではお酒も飲める
- かなり気さくな店主
それぞれ詳しくみていきましょう。
唯一無二の新感覚・羽根つき焼きおにぎり
なんて言っても一番の魅力は、ここでしか食べられない“唯一無二の羽根つき焼きおにぎり”でしょう。
焼きおにぎりの常識を覆す見た目はさることながら、チーズリゾットやネパールのカレーなど世界の料理と融合した斬新メニュー、そして特別な調理器具にて作られる新感覚の食感など、どれもが新しい焼きおにぎりです。
肝心の味についても、外はカリッと中はふんわりモチモチに、羽根のパリパリ感も相まって新食感を得られ、お世辞抜きに“美味しい”味に仕上がっています。
(特にチーズリゾット焼きおにぎりは美味しい)
ちなみに、焼きおにぎり同様の調理方法で原料を米粉パンに変えた「羽根つきホットサンド」もあり、こちらも新食感で美味しい味に仕上がっています。
インスタ映えする焼きおにぎり
羽根つき焼きおにぎりは、その見た目も斬新でフォトジェニックなため、インスタなどSNS映えすることは間違いありません。
外側の羽根と形が整ったおにぎりが織りなす、今までの常識を覆す焼きおにぎりは、どこか可愛らしく、ついついSNSでシェアしたくなります。
見た目でも楽しめるのが、羽根つき焼きおにぎりの魅力でもあります。
店内ではお酒も飲める
羽根つき焼きおにぎりを提供する「GAO」は、バーでもあるため、もちろん店内でお酒を飲むことができます。
こじんまりとした店内でカウンター席のみ(計5席)ですが、焼きおにぎりとお酒の相性は良く、マリアージュを楽しめます。(ワインなどを除いてお酒の原料はほとんど穀物。お米との相性は基本的に良い)
個人的にはメキシコ風ホットサンドとテキーラのマリアージュがおすすめ。
GAOのオーナーは、テキーラのプロモーションを手がけていたこともあり、店内には「ストーレンキス」など飲みやすいテキーラがいくつか並んでいます。
かなり気さくな店主
羽根つき焼きおにぎり専門店といえど、バーでもあり、お店に立つ人はとても重要。
GAOでは、オーナーである桜木隼人氏が自ら店頭に立っていますが、桜木氏はかなり気さくで面白いお人柄。
会話をしやすいタイプなので、例えばテイクアウト利用でも店内でオーナーと話しながら待つことができます。
筆者がお店に伺った際は常連さんが多く飲みにいらしており、焼きおにぎりだけでなく、人柄も評価されている証拠と言えるでしょう。
店主に話を聞いてみた
羽根つき焼きおにぎりとお店について、オーナー兼店主の桜木隼人氏にインタビューをしてみました。
チーズリゾット焼きおにぎりが一番人気で、それ目当てにくるお客様もいらっしゃいます。
ただ、個人的なイチオシは、ネパールのカレー焼きおにぎりです!
【どういった層のお客さんがいらっしゃいますか?】
やはり土地柄、入谷周辺にお住いの方が多いですかね。
層については様々で、男女問わず年齢層も幅広く、また、近くに宿が多いこともあり外国人の観光客も多いです。
実は店名であるGAO(ガオ)は、入谷の特産品である「アサガオ」にちなんでいます。
地域に根付いたお店にしたいという思いのもと名付けました。
なので今後も地域の方に愛されるお店でありたいと思っています。
【焼きおにぎり専門店にしようと思ったキッカケは?】
原点は、イチオシとしてあげたネパールのカレー焼きおにぎりです。
恵比寿のネパール料理屋にて同様なメニューが提供されていたんです。そのお店のオーナーの家庭では、余ったカレーにご飯とじゃがいもと混ぜておにぎりのように形成し、お腹が空いた時に焼いて食べていたそうです。
それをヒントに、日本の焼きおにぎりを世界各国の料理とくっつけたら面白いのではないかと、可能性を感じ「日本の食文化と世界の食文化の融合」をテーマにした焼きおにぎり専門店を開くに至りました。
【羽根つき焼きおにぎりはどうやって作っているのですか?】
羽根つき焼きおにぎりは専用のプレス機を使って作っています。
実は、当初はフライパンで普通の形の焼きおにぎりを作る予定だったのですが、ある時今使用しているプレス機に出会いました。
プレス機は自然と羽根がつくものではないのですが、試作品を作っていたある日、分量を間違えてしまったんです。
そしたら偶然羽根ができてて…これは面白いなと。
ただ、分量によって羽根の食感が変わるのでそこは試行錯誤を重ねました。
【羽根つき焼きおにぎりは評価されていると感じますか?】
リピーターの方が多く、焼きおにぎりについては高評価をいただいていると実感しています。
焼きおにぎり目当てに必ずテイクアウト利用でお越しになる方や、意外かもしれませんが、外国人の方にはかなりの確率でリピートしていただいています。
私としても自信はあるのですが、強いていうなら課題はお店の認知度ですかね。
【今後の目標をお聞かせください】
今後は、新作はもちろんプロモーションの強化も図り、より多くのお客様に羽根つき焼きおにぎりを食べていただけるよう努めていきます!
それから、ニューヨークへの出店も視野入れています。
世界中の人々が集まる場所で、世界中の料理を、日本の「焼きおにぎり」というスタイルで提供したいなと…
実はその想いもあって、お店にNYの絵を飾っています(笑)
まとめ
唯一無二の羽根つき焼きおにぎりが食べられるお店「GAO」
その進化系焼きおにぎりは、見た目や味、メニューなどあらゆるポテンシャルが高く、今後認知度とともに人気が高まっていくことは容易に予想できます。
ちなみに、オーナーのインスタでは日々、食欲がそそられる試作品や新作がUPされています。
興味がある方はぜひ覗いてみてください。
住所:東京都台東区入谷2-3-3
アクセス:東京メトロ「入谷」駅 徒歩5分
営業時間:11:30-19:00 (毎月2日〜22日営業、更新はfacebookをチェック)
Facebook:https://www.facebook.com/GAO-yakionigiribar/
通販情報:https://home.tsuku2.jp/
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