世界No.1ウルトラプレミアムバーボン「エンジェルズ エンヴィ」が日本上陸!特徴とおすすめの飲み方を解説

世界No.1ウルトラプレミアムバーボン「エンジェルズ エンヴィ」が日本上陸!特徴とおすすめの飲み方を解説

高級ウイスキー…そう聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
きっとスコッチやジャパニーズウイスキーを思い浮かべる方が少なくないのではないでしょうか?
しかし実は、バーボンウイスキーにもプレミアムで今後注目必至なブランドがあるんです。

今回ご紹介する『エンジェルズ エンヴィ』は、ウルトラプレミアムクラス($45~$99)のバーボンの中で、世界ナンバーワンの売り上げを誇るブランド(2022年販売金額実績、IWSRより)
そんな大人気バーボンが満を持して日本に上陸します。

今回の記事では、12月4日に発売となる『エンジェルズ エンヴィ』のセミナーの内容をもとに、どのようなバーボンなのか、そして、どのような飲み方がオススメなのか、などをご紹介します。
後半では、セミナーの講師を務めた世界的に有名なバーテンダー、Bar Trench(東京・恵比寿)のロジェリオ五十嵐ヴァズさんによるカクテルとそのレシピをご紹介します。

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異例のポートワイン樽後熟、限りなくスムースなバーボン

『エンジェルズ エンヴィ』のボトルと、セミナー講師を務めたロジェリオさん

『エンジェルズ エンヴィ』のボトルと、セミナー講師を務めたロジェリオさん

スコッチと双璧をなす、アメリカが誇るウイスキー、バーボンウイスキー。
ウイスキーの人気が世界中で拡大している中で、実はバーボンはスコッチを上回るマーケットの成長率(2017-2021売上成長率、IWSRより)を見せており、今トレンドのカテゴリーだといえます。
加えて近年は、ウイスキー全体のマーケットで$45~$99のウルトラプレミアムクラスの人気が急拡大。
つまりは高価格帯のバーボンが今アツいと言える中で、ウルトラプレミアムクラスにおける世界のバーボンウイスキー販売金額ランキングで、2019年から2022年までの5年間、1位に君臨したブランドが『エンジェルズ エンヴィ』です。

まさにプレミアムと呼ぶに相応しい高級感あふれるボトル

まさにプレミアムと呼ぶに相応しい高級感あふれるボトル

比較的新しいブランド、誕生したのは2011年。
大手ウイスキーメーカーに40年勤務し、名だたるバーボンブランドの立ち上げを主導したリンカーン・ヘンダーソン氏が、新たなチャレンジをすべく、息子のウェス・ヘンダーソン氏とともに立ち上げました。
バーボンの業界では厳しいルールが定められており、新しいオーク樽を使わなければなりません。
また、どちらかというと伝統を重んじる傾向が強く、スコッチなどでは頻繁に用いられる、違ったお酒の熟成に使用した樽を用いての後熟(フィニッシュ)もほとんど用いられてきませんでした。
しかしリンカーン氏は、長年バーボンの製造に携わってきた中で、バーボンとの相性の良さからポートワイン(ポルトガルの酒精強化ワイン)の樽での後熟に可能性を感じており、それを実現させたのが『エンジェルズ エンヴィ』です。

2016年より、バーボンの聖地とも呼ばれるケンタッキー州ルイヴィルの自社蒸溜所で造られるこちらのバーボンは、蒸溜後、アルコール62.4%に調整されホワイトオークの樽に詰め、4〜6年熟成。
その後、ポルトガルのドウロ地方のルビーポートワインの樽で4〜6ヶ月間後熟させ、43.3%でボトリングされています。
二度の熟成という手間をかけたことで、仕上がりの味わいがより複雑に。
そして、力強い味わいのバーボンが多い中で『エンジェルズ エンヴィ』の最大の特徴ともいえる、口当たりの“スムースさ”と、コクのある余韻がこのバーボンを特徴づけています。

『エンジェルズ エンヴィ』には4年前に出会ったというロジェリオさん。口にしたときのかなりのスムースさから、今までのバーボンとは異なる印象を受けたという

『エンジェルズ エンヴィ』には4年前に出会ったというロジェリオさん。口にしたときのかなりのスムースさから、今までのバーボンとは異なる印象を受けたという

天使が嫉妬するほどのバーボン

ウイスキーの世界では、熟成が長期間に及ぶことにより、中の液体が少しずつ蒸発していくことを“エンジェルズシェア(天使の分け前)”と呼ぶのですが、ヘンダーソン親子が生み出したバーボンは、天使が羨むほど洗練された仕上がりになったと冗談をいったことから“エンジェルズ エンヴィ(天使の嫉妬)”と命名。

リンカーン氏の40年のキャリアの中で培われた技術と知見を活かしながらも、革新性もまとった『エンジェルズ エンヴィ』は、まさに“王道であり革新である”バーボンです。
今までのバーボンとは異なるイメージを有するブランドは、高価格帯でありならも瞬く間に人気をよび、今や世界を代表するバーボンブランドの一つに数えられています。

ロジェリオさんオススメの『エンジェルズ エンヴィ』の飲み方、カクテル

カクテルをつくるロジェリオさん

カクテルをつくるロジェリオさん

さて、そんな『エンジェルズ エンヴィ』ですが、ストレートやオンザロック、ハイボールなどはもちろんのこと、カクテルもオススメとのこと。
ロジェリオさん曰く、近年はウイスキーカクテルが大人気で、アメリカやヨーロッパを中心に様々な国が絶えず来客があるBar Trenchでも、バーボンを使ったカクテルのオーダーがかなり増えているそうです。

ロジェリオさんがオススメするカクテルのうち2つを、レシピとともにご紹介します。

ペーパープレーン(Paper Plane)

ペーパープレーン(Paper Plane)

【レシピ】
①エンジェルズ エンヴィ / 20ml
②オレンジハーブリキュール / 20ml
③アマーロ / 20ml
④フレッシュレモンジュース / 20ml
材料全てをシェイクし、グラスに注ぐ

人気のウイスキーカクテル“ペニシリン”の生みの親としても知られるサム・ロスさんが2018年に考案したカクテルで、ロジェリオさん曰く「Bar Trenchでも人気があるカクテルで、甘さと苦さが特徴的な(アルコール度数的に)結構軽めなカクテルです。女性にも人気があります」とのこと。

ピックファイブハイボール(Pick Five Highball)

ピックファイブハイボール(Pick Five Highball)

【レシピ】
①エンジェルズ エンヴィ / 45ml
②メープルシロップ / 15ml
③レモンジュース / 15ml
④ソーダ / 40ml
⑤ボブズ・ビターズ オレンジ&マンダリン / 3drop
⑥ロングレモンピール
①~③をシェイクし、グラスに注ぎ、④~⑥を加える

こちらはロジェリオさんのオリジナルカクテルでクラシックカクテルの“ホーセズネック”のアレンジとのこと。
「リキュールを使わないのがポイントです。メープルシロップをたくさん使いますが、酸味をしっかり加えるためエンジェルズ エンヴィの良さが前に出るんです」とロジェリオさん。

また、これらのカクテルの他にも「定番のクラシックカクテルでも、エンジェルズ エンヴィを使うことで次のレベルになります。例えばマンハッタンならより深みのある味わいになります」とロジェリオさんは付け加えました。

挑み続けるあなたにこそふさわしい

まだまだ日本では、ウルトラプレミアムバーボンは発展途上のカテゴリーです。
そんな中で満を持して上陸した、バーボンに情熱を注いだリンカーン・ヘンダーソン氏の新たな挑戦によって生まれた『エンジェルズ エンヴィ』
王道であり、革新であるこのバーボンは、新しいインプットを絶やさず、日々挑戦を続けるあなたにこそふさわしい一本といえるでしょう。

エンジェルズ エンヴィ – 商品情報

エンジェルズ エンヴィ
容量:750ml
アルコール度数:43.3%
発売:2023年12月5日
参考小売価格:10,880円(税抜)

香り:バニラ、レーズン、メープルシロップ、トーストしたナッツ
味わい:熟したフルーツ、バニラ、メープルシロップ、トースト、ビターチョコレート

エンジェルズ エンヴィ公式サイトはこちら
https://www.angelsenvy.jp/
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著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

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