野沢温泉村にクラフトジンとウイスキーの蒸溜所が誕生!飲み手も楽しめる新観光スポット

野沢温泉村にクラフトジンとウイスキーの蒸溜所が誕生!飲み手も楽しめる新観光スポット

世界中でクラフト蒸溜所が増えている中で、欧米ではそれらを訪ねるツーリズムが人気を呼んでいます。
新しくて自由な酒造りを行うクラフト蒸溜所は、今や新たな観光スポットになっているのです。

そんな中で、日本有数の温泉リゾートであり、スノーリゾートとしても知られる野沢温泉村(長野)に「野沢温泉蒸留所」が誕生!
2022年にクラフトジンとウイスキーの製造を予定している現在建設中の蒸溜所で、バーやギフトショップなどの店舗も併設された、観光ができる蒸溜所となる予定です。

そこで今回は、注目必須の新たなクラフト蒸溜所について、ざっくりとご紹介します。

見学や試飲だけでなく、セミナーやピクニックも楽しめる温泉リゾートの新観光スポット

著名な温泉地が集まる中日本エリアの中でも、国内はもちろん、海外の観光客からも高い人気を誇る信州野沢温泉村。
新幹線を使えば東京から2時間前後で行ける、比較的アクセスも良い温泉リゾートです。

その野沢温泉村の中心地に蒸溜所を構える「野沢温泉蒸留所」は、同村でバーなどを運営してきたデビッド・エルスワースさんとフィリップ・リチャーズさんを中心としたNozawa Onsen Distillery社が創業。
同村に住む彼らは、豊かな大自然が生み出す美味しい湧き水と、山で採れる豊富な植物を活かし、クオリティーの高いクラフトジンやウイスキーができないかと長年考えていたそう。
そうして行き着いたのが、本格的なお酒造りをする一方で、四季を通じて野沢温泉村への国内外からの観光客と雇用を増やし、ジャパニーズウイスキーやクラフトジンの人気を高めることを目的とした「野沢温泉蒸留所」のプロジェクトでした。

野沢温泉蒸留所のロゴ

野沢温泉蒸留所のロゴ

蒸溜所の建屋は、野沢温泉村の歴史的な缶詰工場をリノベーションして建設。
今年の9/10には地鎮祭を行い、現在建設中です。
オープン後は、製造施設見学やスピリッツの試飲、クラフトジン造りを体験できるマスタークラス、庭園でのピクニック、ギフトショップやガーデンバーなど、様々なコンテンツが用意され、四季を通じて訪れることができる新しい観光スポットとなりそうです。
「スノーシーズン、マウンテンバイク、レストラン、伝統的な温泉、他にはないお祭り文化に加えて、人々が野沢温泉村を訪れるもう一つの理由を提供し、村に新しいエネルギーをもたらすようなことをしたい」と創業チームは語ります。

野沢温泉村には、温泉宿だけでなくスキー場やレストランなど、様々なスポットがある

野沢温泉村には、温泉宿だけでなくスキー場やレストランなど、様々なスポットがある

地元の水と素材を使った世界レベルのクラフトジンとウイスキーを

野沢温泉蒸留所の完成イメージ

蒸溜所の完成イメージ

「野沢温泉蒸留所」で造られるのは、世界的に大きな盛り上がりを見せている蒸溜酒であるクラフトジンとウイスキー。
野沢温泉村は、年間平均気温が9.5℃(※自治体HPより)の寒冷地であり、日本屈指の豪雪地として知られており、長い年月をかけながらゆっくり熟成していくウイスキー造りに適していると言えます。
また、自然豊かな同村では、山々から流れ出る澄んだ軟水と、山菜などの植物にも恵まれています。
ジンは、ジュニパーベリーを軸に、様々な植物由来の素材を香りづけのボタニカルとして用いるお酒ですが、同蒸溜所のクラフトジンはそうした野沢温泉村ならでは素材を活かして造られます。
ジンについては、定番ボトルのほか、四季を表現するべく季節のジンも製造される予定です。

一方で、近年取り沙汰されるサスティナビリティも追求しながらお酒造りが行われるのも「野沢温泉蒸留所」の特徴です。
可能な限り再生可能なエネルギーを用い、地元で調達した食材を使用しながら地元の生産者と協力関係を築いていくとのこと。
また、地元で雇用し、地元のサプライヤーに投資していくことで、地域社会にポジティブな影響を与えていくことを目指しています。

地域社会を大切にしながら、地元の風土と素材を活かしてジンとウイスキーを製造する「野沢温泉蒸留所」
完成した製品を楽しむのももちろん良いですが、開業後は、蒸溜所を訪問して様々なコンテンツを楽しみながら、温泉やスノースポーツなどリゾートを満喫するのも良いかもしれません。

詳細

【野沢温泉蒸留所/Nozawa Onsen Distillery】
所在地:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9394
製造酒類:ジンとウイスキーを中心としたスピリッツ
コンテンツ:製造施設見学、試飲、マスタークラス、ギフトショップ、ガーデンバー
公式HP:https://nozawaonsendistillery.jp/

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小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

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