カクテルベースの定番であり、レシピブックでも多くのページが割かれているジン。
クラフトジンの大ブームなどもあり盛んに注目さえるお酒ですが、数多くのジンカクテルの中でも一体どのカクテルが人気なのでしょうか?
当記事では、英国の酒類専門誌Drinks Internationalが発表した、世界のトップバー127店舗から集計した人気(売上)のカクテルランキング「The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019」を元に、人気のジンカクテルのランキングTOP5をご紹介します!
それではまずは5位から。
5. クローバークラブ
5位にランクインしたのは、日本では定番カクテルに挙げられることが決して多くない「クローバークラブ」。
1920年のアメリカ禁酒法より前に誕生していたクラシックカクテルで、昔はとても人気があったと言います。長い間忘れ去られていたのですが、それが今になって再び脚光を浴び、世界のトップバーで高い人気を得るに至りました。
ジンの他、ラズベリーシロップ、卵白などで作る色鮮やかなカクテルです。
4. ジン・フィズ
ジンの定番カクテルの一つとして広く知られる「ジン・フィズ」が4位にランクイン。
ジンのボタニカルの香りと、レモンジュースやソーダによって与えられる爽やかな風味は、数あるジンカクテルの中でも親しみやすい味わいで、低いアルコール度数も関係して飲み手を選ばないカクテルだと言えます。昔も今も人気のジンカクテルです。
3. コープス・リバイバー
3位にランクインした「コープス・リバイバー」は、およそ100年の歴史を持つクラシックなカクテルで、“死者が蘇ること(迎え酒)”を意味する名前がつけられています。
#1〜#4まで、それぞれ異なるレシピのバリュエーションがあることで知られるカクテルで、ジンを使用する#2は、その他コアントローやリレ・ブラン、そしてアブサンが加えられる飲みごたえを生むレシピとなっています。
2. ドライ・マティーニ
“カクテルの王様”と例えられ、ジンカクテルでまず先にその名が挙がる「ドライ・マティーニ」は、2位という結果に。
そのルーツを遡ると、100年以上の歴史を持つ伝統的なカクテルで、過去の偉人達にも愛されていた格式が高いカクテルとされています。
マティーニは、ジン、ベルモット、オリーブというシンプルなレシピと製法で作られるからこそ、バーテンダーによって味わいに差が生まれ、バーの顔とも言える伝統的なカクテルです。また、ベースとなるジンの味わいによっても味わいが変わるこのカクテルは、個性豊かなクラフトジンの登場によって味わいに多様性が生まれています。
関連カクテルの「ヴェスパー・マティーニ」なども人気があります。
1. ネグローニ
無数にあるジンカクテルの中で、人気ランキングのトップに輝いたのは「ネグローニ」。ジン以外も含む全てのカクテルの人気ランキングにおいては2位にランクインする今HOTなカクテルです。
イタリアの伯爵の名が付けられたこのカクテルは、ジンの他、同国が誇るリキュールであるカンパリ、スイートベルモットで構成され、ボタニカルの華やかな香りと苦味も感じられる味わいが特徴。クラフトジンブームの影響もあり近年人気上昇したカクテルで、ランキング発表元のDrinks Internationalによれば5年連続でジンカクテルNO.1を獲得しており、それが揺らぐ兆候もないとのこと。
カンパリとベルモットの代わりに、スーズとリレ・ブランを使用する「ホワイト・ネグローニ」もトレンドとなっています。
⇒今世界的にブームのカクテル「ネグローニ」特徴、レシピ、魅力をご紹介
⇒世界のバーで人気のカクテル・ランキングTOP10
⇒世界のトレンド ジン ランキングTOP5【2019】季の美と六がランクイン!
Amazonのジン・クラフトジンストアはこちら!
⇒Amazonのジンストア