京都らしさにこだわった話題のクラフトジン、季の美。
その世界観が表現された“町家バー”が、5/12-5/13に行われた東京バーショー内に登場しました。
ジンの情報に力を入れるLiquorPageでは、この特別なバーを取材!
当記事では季の美の魅力とともに中の様子をレポートしていきます。
そもそも季の美とは?
季の美は2016年に京都に誕生した日本初のジン特化型の蒸溜所「京都蒸溜所」で造られるクラフトジンです。
ジンとはそもそも“ジュニパー”というハーブの一種を基本とした、ボタニカル数種にて香りづけしたお酒。
その製法や素材などにとりわけこだわった、個性または産地に特化したものをクラフトジンと呼びますが、季の美はその中にあって注目度が高いブランドです。
その理由は“京都らしさ”が見事に表現されていること。
ジンでは初となるお米のスピリッツをベースに使用し、香味づけに使用するボタニカルには京都産の玉露やゆず、ヒノキ、山椒などの和素材が使用され、これら素材の香りを活かすべくこだわりの製法にて仕込まれます。
また、名水と名高い伏見の水も使用されており、ボトルには京都の老舗唐紙屋が監修したデザインが施されています。
その“京都らしさ”溢れる季の美の世界観が、見事なまでに表現された“町家バー”が東京バーショー内に登場したのです。
いざ町家バーへ!見事なまでに表現された京都らしい雰囲気
東京バーショーは、アジア最大級のバーイベントということもあって、50もの企業・団体がブースを出し、来場者は2日間で12,300人にも上った大イベントです。
その中にあって、季の美の“町家バー”は、目玉コンテンツの一つであり、外観もはまるで京都のような異彩を放っていました。
町家バーは、その名のとおり京都の町家をモチーフにしており、完全クローズドな仕様で中に入るには予約が必要。
いざ中に入ってみると、本格的すぎる仕様にびっくり!
本物のバーのようにバーカウンターとハイチェアが用意され、内装の至る所に季の美のボトル同様に唐紙のデザインが施されており、イベント会場にいるとは思えない京都の雰囲気で、ワクワクさせてくれます。
町家バーは、あらかじめプログラムが用意されており、初めに「季の美とは?」の説明があり、そのあとに試飲やゲストバーテンダーによるカクテルを堪能できます。
季の美らしさが活きた至高のカクテルを堪能
季の美についての説明が終わると、まずはイベント限定ボトルである「季の美 オールドトム」と、お茶に特化した「季のTEA」の飲み比べ。
特にオールドトムにはびっくり!
白砂糖を加える一般的なオールドトムとは異なり、与那国産の“黒糖”を使用しており、それによって茶色付いているのです。
味わいも一般的なオールドトムとは異なり、複雑で深みのある甘みが感じられ、余韻も楽しませてくれます。
商品の飲み比べを終えた後はいよいよカクテルへ。
腕を振るうのは京都木屋町“レスカモトゥール”のオーナーバーテンダー、クリストフ・ロッシさんです。
マジシャンでもある同氏による、軽快でユーモアあるトークも楽しみながら極上のカクテルを作っていただきました。
まず一杯目はジンスリング。
季のTEAを水とガムシロップで割っただけにも関わらず、複雑で上品な甘みを感じられる、季のTEAの質の高さを証明するような味わいでした。
続いて、オールドトム ネグローニ。
近年世界的にブームのネグローニですが、季の美のオールドトムで作るネグローニは日本人の舌にも合うまろやかな味わいとなっており、新感覚でした。
最後に“京都ガーデン”というスペシャルカクテルを堪能。
季の美の世界観を凝縮したような素晴らしいカクテルで、抹茶と柚子の風味が見事に融合した複雑で奥行きのある和の味わいは、その名のとおり京都の美しい庭をイメージさせてくれました。
季の美が大切にする“京都であること”
町家バーのプログラムは1時間ほどで終了。
その独自の世界観はもちろん、プログラムも終始ワクワクしながら体験できました!
季の美が最も大切にしているのは“京都であること”だと言います。
今回の町家バーを通して、いかにそのこだわりが強いかが伺い知れました。
本場イギリスのドライジンのスタイルを継承しながらも、京都らしさが強く反映された和のクラフトジン、季の美。
そのこだわりを知ってから味わう一杯は格別かもしれません。
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