ピーチパインを使ったトロピカルな沖縄産ジン「ORI-GiN 1848」が発売!

ピーチパインを使用したトロピカルな沖縄産ジン「ORI-GiN 1848」が発売!

製法や素材にこだわり、日本の要素も取り入れた国産クラフトジンがブームとなる中、沖縄の瑞穂酒造が手がける「ザ・ジャパニーズクラフトジン MIZUHO」が発売されたのは今年の3月のこと。
こちらの商品は、同蔵元の創業170周年記念に造られた数量限定商品でしたが、ついに定番商品となるジンが10/19に発売されました!
その名も「ORI-GiN 1848 (オリジン)」。

当記事では、このジンについて特徴と魅力をご紹介していきます!

沖縄らしさが詰まったクラフトジン「ORI-GiN 1848」

ジンといえば、ベースとなるスピリッツに、ジュニパーベリーを筆頭としたハーブや果皮、スパイスなどのいわゆる“ボタニカル”を加え風味づけされたお酒。
その地域ならではの素材を用いるのが国産クラフトジンの一つの特徴ですが、「一口で沖縄の魅力が伝わるクラフトジン」をコンセプトに開発されたのが「ORI-GiN 1848」です。

1848年創業の泡盛の老舗蔵元として知られる瑞穂酒造らしく、泡盛をベースに使用し、高級ピーチパインなど沖縄の素材をボタニカルとして用い「トロピカル&リッチ」な風味を表現。
世界的な洋酒の専門家Philip Duff氏がテイスティングした際に絶賛し、命名・サインしたもので、「日本の蒸留酒の「オリジン(起源)」ともされる沖縄から革新的なジンが誕生した」という、伝統と冒険の想いが込められているそう。

ラベルには同蔵元のこだわりであるさくら酵母に由来する桜と、沖縄の海のイメージが描かれている。

ラベルには同蔵元のこだわりであるさくら酵母に由来する桜と、沖縄の海のイメージが描かれている。

数あるジンの中でも際立つ個性!「ORI-GiN 1848」の特徴

4つの大きな特徴をご紹介!

さくら酵母で仕込んだ泡盛がベース

一般的にはニュートラルなスピリッツがベースに使用される中、そのスピリッツにもこだわったなら、ある意味ボタニカルの一つにもなりえます。
ORI-GiN 1848は、日本一早い桜祭りで有名な沖縄県本部町の桜から、分離・自社開発したさくら酵母仕込みの泡盛を使用しているのが特徴。一般的な泡盛に比べ、華やかでほのかにトロピカルな風味なのだとか。

桃の香りを放つパイナップル「ピーチパイン」を使用した唯一のジン?

ピーチパイン含め沖縄の魅力ともいうべきボタニカルを使用。©︎瑞穂酒造

ピーチパイン含め沖縄の魅力ともいうべきボタニカルを使用。©︎瑞穂酒造

ORI-GiN 1848は、ピーチパインやシークヮーサーの葉、ヒハツモドキなど沖縄産のボタニカルを多く使用されているのも特徴。
中でもキーボタニカルとされているピーチパインは、高級パイナップルとして知られており、桃の香りを放つことからそう名付けられているのだとか。
筆者が知る限りでは、このピーチパインを使用したジンは他にはなく、世界で唯一のジンと言えます。

使用ボタニカル
ジュニパーベリー、ピーチパイン、レモングラス、 コリアンダーシード、シークヮーサーリーフ、 ヒハツモドキ、生姜、月桃リーフ、紅茶、イエルバブエナ

通常のジンの5倍もの時間を費やすこだわりの製法

通常ジンは、ベーススピリッツにボタニカルを全てまとめて加えて蒸留し、香味を抽出しますが、ORI-GiN 1848では各ボタニカルの特性を活かすよう、5つのグループに分け個別に蒸留・抽出。それらの原酒をブレンドすることでようやく完成します。
5種の原酒を造らなければいけないため、通常のジンに比べ5倍の手間と時間がかかっていると言えます。

数あるジンの中でも群を抜く“リッチな味わい”

瑞穂酒造はすでに数量限定の高級ジン「MIZUHO」を手がけていたましたが、ORI-GiN 1848はその製法と素材を引き継ぎながらも、各ボタニカルの割合を変えることで香味をアップデート。

筆者が試した限りでは、ジュニパーの風味とトロピカルな甘みがしっかりしており、その味わいは数あるジンの中でも群を抜いてリッチ。
開栓仕立てはジュニパーの香りが強めですが、日が経つにつれてトロピカルな香味が開いてきます。

ちなみに、トロピカル&リッチな味わいを実現すべく、世界のジンの香味成分を徹底的に科学分析してベンチマークにしたのだとか。

オススメの飲み方はパインスティックを使ったジン・トニック!?

スティック状のドライパインを加えたジン・トニック。パインスティックは意外にもAmazonなどでも販売されている。

スティック状のドライパインを加えたジン・トニック。パインスティックは意外にもAmazonなどでも販売されている。

世界的なブームにより、今や個性派ジンのオンパレードとなりつつありますが、ORI-GiN 1848はその中でも唯一無二のポジションにいると言っても過言ではありません。

肝心の飲み方については、パインスティックを加えたジン・トニックがオススメだそう。
実際に試してみましたが、パインスティックの甘みが少しずつリッチな味わいを引き立て、パインはかじりながら味わうこともできます。
もちろん通常のジン・トニックや、シンガポールスリング、ネグローニ、アラウンドザワールド、マティーニ、アビエイションといった定番ジンカクテルも、バーテンダーとディスカッションを繰り返して商品設計しているこだわり様。
その他ロックやソーダ割りで、少しずつ変化するボタニカルの風味を楽しむのもオススメです。

ちなみにこちらのジン、瑞穂酒造の公式通販でも販売しているそう。
気になる方はチェックしてみては?

小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

関連記事

  1. 世界的なクラフトジン「ブルドッグ/BULLDOG」がついに日本上陸!特徴を簡単解説 世界的なクラフトジン「ブルドッグ/BULLDOG」がついに日本上…
  2. クラフトジン&ジュニパーベリーのイベント「JUNIPER TOKYO」9/5-6@青山ファーマーズマーケットにて初開催! クラフトジン&ジュニパーベリーのイベント「JUNIPER TOK…
  3. 秋田発!秋田スギを使った「森の香りのクラフトジン」のクラウドファンディングが開催中!発起人は秋田の研究者達 秋田発!秋田スギを使った「森の香りのクラフトジン」のクラウドファ…
  4. 地方にも広がるジンの新たな波!「クラフトジンセミナー in 郡山」レポート 地方にも広がるジンの新たな波!「クラフトジンセミナー in 郡山…
  5. あの養命酒の製造元が手がけるクラフトジン「香の森」が新発売!ボタニカルにはクロモジを使用 あの養命酒の製造元が手がけるクラフトジン「香の森」が新発売!ボタ…
  6. 世界一のジン「季の美」独占取材!いかにして京都から世界最高のジンが生まれたのか? 「季の美」の造り手に聞く、いかにして京都から“世界最高のジン”が…
  7. 人気女性バーテンダーの優勝カクテルがボトル商品に!「Mother’s Blossom」が9/16に発売 人気女性バーテンダーの優勝カクテルがボトル商品に!「Mother…
  8. ジントニックブーム 今年はジントニックが流行る!?NEWスタイル・ジントニックの魅力…

おすすめ記事

2021版・世界のバーで人気の“ジンカクテル”ランキングTop13 - 1位はやはり“あの”カクテル! 2021版・世界のバーで人気の“ジンカクテル”ランキングTop13 – 1位はやはり“あの”カクテル!

マティーニやネグローニなど、数えきれないほどジンのカクテルがある中で、世界のバーではどのカクテルが人…

仏産ブドウのジン「ジーヴァイン フロレゾン」の魅力と、プロが教える美味しい飲み方 仏産ブドウのジン「ジーヴァイン フロレゾン」の魅力と、プロが教える美味しい飲み方

世界中に数えきれないほどのジンが存在する中で、人気を集めるジンにはやはり明確な理由があるもの。…

造り手に聞く – 「酒食堂 虎ノ門蒸留所」と「COMMON ジン」の誕生秘話 造り手に聞く – 東京産のジン「COMMON」と「虎ノ門蒸留所」誕生秘話

日本を含め、世界中でジンの造り手が増えている中で、大都市の中心部に拠点を構える“都市型蒸溜所”は、近…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP