「クラフトジン」と呼ばれる個性豊かなこだわり派のジンを筆頭に、世界中で盛り上がっているお酒、ジン。
最近では日本国内で造られるジンも続々と登場しており、今後もこの流れは加速していくと見られます。
そんな、まさに“アツい”状況の中、大注目のジンが日本に上陸します。
その名も「プレミアムクラフトジン“こころ”」
ジンの本場イギリスで造られる、日本的な特徴を持つプレミアムジンで、2018年5月に日本ビールよりリリースされます。
当記事では、ローンチイベントの内容を元に、このジンの基本情報に触れつつ、どのような特徴、魅力があるジンなのかご紹介していきます。
ベースのスピリッツに、ハーブや果皮、スパイスなどのボタニカルを数種加え風味づけされた「ボタニカルのお酒」
ジュニパーベリーの使用は必須だが、他ボタニカルのレシピは自由。度数は40〜50度前後。華やかな香りが魅力。
クラフトジン「こころ」とは?
プレミアムクラフトジン・こころは、ジンの伝統的な産地として知られるイギリス・ロンドンの地で造られるスモールバッチ(少量生産)のジンです。
醸造家であるジェームズ・ニコル氏が誕生させた新進気鋭のクラフトジンで、同氏の叔父にあたり日本でも有名な、ナチュラリストで小説家のCWニコル氏がプロデュースに関わっています。
長野県の「アファンの森」のオーナーでもあり、日本の地で自然保護を中心に幅広く活動する同氏が関わっているがゆえに、日本の自然で採れた素材が活かされており、ジンを特徴付けるボタニカルに日本の青山椒が使用されています。
イギリス産でありながらも日本と関わりを持つジンだからこそ、ひらがなで“こころ”と名付けられているのです。
このように稀有な特徴を持つ“こころ”は、伝統的な“ロンドン・ドライジン”にあたり、天然のボタニカルのみを使用し、着色料やフレーバーの添加を行わない、厳密な製法にて造られています。
クラフトジン「こころ」の特徴、魅力を紐解く
プレミアムクラフトジン“こころ”の特徴と魅力についても詳しく見ていきましょう。
- アファンの森のオーナー、CWニコル氏がプロデュース
- アファンの森で採れた青山椒がキーボタニカル
- 爽やかに山椒が香る、飲みやすいテイスト
それぞれ詳しくご紹介していきます。
アファンの森のオーナー、CWニコル氏がプロデュース
前述したように、“こころ”には、日本でも有名な、ナチュラリストで小説家のCWニコル氏がプロデュースに関わっています。
同氏は、ウェールズ(イギリス)出身ながら、1980年より長野県黒姫山に居を構え、「アファンの森」にて自然保護活動を行なっています。
荒れ果てた森を、元の自然と生態系が豊かな森に再生させたニコル氏が、プロデュースするにジンには日本の「森の魂」
アファンの森で採れた青山椒がキーボタニカル
“こころ”には、ジュニパーやコリアンダー、レモンなどジンの基盤となるボタニカルを含む9種のボタニカルが使用されています。
なかでも特徴的なのは、アファンの森で採れた青山椒が使用されていること。
熟す前のまだ青い色合いの青山椒は、通常の山椒に比べ爽やかで香りが強いとされ、CWニコル氏の甥で“こころ”の生みの親であるジェームズ・ニコル氏を瞬時に魅了したといいます。
このように、日本特有のボタニカルが使用されているロンドンジンはとても珍しいと言えます。
ジュニパー、コリアンダージード、青山椒、レモンピール、オレンジピール、リコリス、アンジェリカ、セイボリー、アーモンド
爽やかに山椒が香る、飲みやすいテイスト
こころは、青山椒の青っぽさを伴う独特のスパイス香が程よく効いており、ジュニパーと柑橘の香りをともに全体的に爽やかな香りを放っています。
味わいもすっきり爽やかで、スムーズな口当たりとなっているため、ジンとしては飲みやすい味わいに仕上がっています。
これはこころならではの大きな魅力の一つと言えるでしょう。
特に山椒を少しふりかけたジントニックなら、山椒のフレーバーが増し、まるで森の中にいるような爽やかなテイストのジントニックになります。
詳細スペック
アルコール度数:42%
参考小売価格:
700ml:4,480円
200ml:2,280円
60ml:680円
発売日:近日発売
公式HP:http://www.nipponbeer.jp/lineup/kokoro-gin-700ml/
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