海外で大注目!カクテル向けアイリッシュウイスキー『ROE & CO』がついに日本で発売!

海外で大注目!カクテル向けアイリッシュウイスキー『ROE & CO』が新発売!

近年、世界のバーシーンでは、ウイスキーカクテルが大人気なのはご存じでしょうか?
英国のDrinks Internationalが世界中のトップバーを対象に集計する「最も売れているカクテル」ランキングでは、ウイスキーカクテルのオールドファッションドが長年1位に君臨し、マンハッタンとウイスキーサワーもTOP10にランクインし続けるなど、その人気を不動のものにしています。
そうした背景も影響して、近年はウイスキーカクテル向けのウイスキーブランドにも脚光が浴びるようになっています。
その中でも、大注目のブランドが、2022年9月6日より日本でも販売が開始されたアイルランド産ウイスキー『ROE & CO ロー アンド コー』です。
今回はこちらのブランドについて、リリース情報を元にざっくりご紹介します。

『ROE & CO』は“バーテンダーによる、バーテンダーのために生まれたブランド”

『ROE & CO ロー アンド コー』のボトル
『ROE & CO ロー アンド コー』の販売ページをチェック

日本でもウイスキーが人気になって久しいですが、今までの定番といえばスコッチ、アメリカのバーボン、そしてジャパニーズウイスキーでした。
しかし近年は、アイルランドのアイリッシュウイスキーがその人気を急拡大されています。
2015〜2020年までの年間平均成長率では、8%プラスを記録し(※IWSRより)、スコッチ、バーボン、ジャパニーズウイスキーを抑えて堂々の1位に。
日本でも数多くのブランドが輸入されるようになりました。
従来の常識にはとらわれないイノベーティブなブランドが台頭するようになったのですが、『ROE & CO ロー アンド コー』はその代表格の一つです。

2017年に誕生したばかりのこちらのブランドのコンセプトは“バーテンダーによる、バーテンダーのために生まれたブランド”。
アイルランドのカクテル文化をリードする5名のバーテンダーが監修し、カクテルにしてもウイスキーらしさを活かせるように造られたプレミアムブレンデッドアイリッシュウイスキーです。

その誕生のルーツも興味深いもので、19世紀のアイリッシュウイスキー黄金時代にまで遡ります。
当時、世界的なウイスキーメーカーとして名を馳せたのが、ジョージ・ローという人物。
彼は、ヨーロッパで最も大きい蒸溜所を所有し、品質の高いウイスキーを製造していました。
積極的な社会貢献や慈善活動の相まって、名声を手にしたのですが、第一次世界大戦や禁酒法などの影響により、1926年には蒸溜所を閉鎖。
彼のウイスキーは幻の逸品となってしまいました。
そんな名品にインスピレーションを受け、世界最大の蒸溜酒カンパニーのディアジオ社(※2021年間売上、IWSRより)主導のもと誕生したのが、ジョージ・ローの名も組み込んだ『ROE & CO ロー アンド コー』なのです。
かつて彼の蒸溜所が、アイルランドのビールとして日本でもお馴染みの「ギネス」のセントジェームズゲート醸造所の隣にあったことにちなみ、同醸造所の敷地内に蒸溜所を新設。
ボトル下部のラベルには、ジョージ・ローの蒸溜所から唯一今も残る2つのシンボル、風車の塔と梨の木が描かれています。

『ROE & CO ロー アンド コー』のボトル
『ROE & CO ロー アンド コー』の販売ページをチェック

2017年の発売以降、数々のアワードを受賞しているほか、英国のDrinks Internationalが世界中のトップバーを対象に集計した「アイリッシュウイスキー売れ筋ランキング」と「アイリッシュウイスキートレンドランキング」の双方で、直近2年でTOP10にランクインするなど、バーシーンでも支持を集めています。

なめらかな味わいでカクテルのベースにもぴったり…『ROE & CO』の特徴

『ROE & CO ロー アンド コー』のウイスキーとしての特徴は、主に3つが挙げられます。

地元産の大麦を用い、バーボン樽のみを熟成に使用

ブレンデッドウイスキーであるこちらのブランドは、地元アイルランド産の大麦を使用したモルトウイスキーと、グレーンウイスキーをブレンドに用いています。
そして、熟成にはあえてバーボン樽を100%使用することにこだわり、目指すべくフレーバーに仕上げています。

『ROE & CO ロー アンド コー』のボトル

フルーティーでなめらかな味わい

アイリッシュウイスキーといえば、“オイリー”とも例えられるなど、味わいのなめらかさが特徴です。
『ROE & CO ロー アンド コー』が、100%バーボン樽熟成なのは、そうしたアイリッシュウイスキーらしいなめらかさを活かすため。
鮮やかなフルーティーさとほのかなスパイシーさ、まろやかでクリーミーな風味が特徴的です。
そうした味わいは、丸みを帯びたボトルの形状に表されています。

ハイボールやその他多くのウイスキーカクテルに適合

前述したとおり、カクテルにしてもその存在感が失われないのも『ROE & CO ロー アンド コー』の特徴の一つ。
ハイボールはもちろん、近年のトレンドであるオールドファッションド、アイリッシュウイスキーを使った伝統的なカクテルであるアイリッシュコーヒーなど、様々なカクテルに合わせることができます。
それら3つのカクテルのほか、およそ20のカクテルレシピが公式サイトに掲載されています。

『ROE & CO ロー アンド コー』のボトル
『ROE & CO ロー アンド コー』の販売ページをチェック

ブランド公式サイトに掲載のカクテルレシピはこちら(英語)
https://www.roeandcowhiskey.com/recipes/

バーテンダーの方はもちろん、おうちでワンランク上でのカクテルを楽しみたい方にもおすすめのブランドです。

商品詳細


名称:ROE & CO ロー アンド コー
容量:700ml
アルコール:45%
産地:アイルランド
発売日:2022年9月6日(火)
価格:オープン

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著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

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