アメリカの後を追うように、日本のテキーラ業界も盛り上がってきています。
美味しいお酒として飲み方は多様になり、ウイスキーのようにこだわりたい人も増えていることもあり、テキーラの情報を求める人も増えています。
そんな中、ついに日本でテキーラのタブロイド紙が発行されました。
その名も「テキーラジャーナル」
本記事では、テキーラジャーナル発行にあたり、メキシコ大使館および赤坂のCROSS TOKYOで行なわれたローンチイベントの内容を元に、テキーラジャーナルがどんな情報紙なのかご紹介していきます。
今日本でHOTなお酒、テキーラ
テキーラというと、一部のパーティー好きが楽しむお酒というイメージがあるかもしれませんが、みなさんが思っている以上に日本でテキーラは飲まれているかもしれません。
実は日本はテキーラの消費量世界第5位。
つまり世界で5番目にテキーラが飲まれているのです。
それだけでなく、今日本ではテキーラ市場はとても盛り上がっています。
その消費量は右肩上がりで、2017年の輸入量は昨年比なんと14.3%もアップ。
さらに日本におけるテキーラ初のRTD(瓶のまま飲めるカクテル)、サウザクーラーが発売されるなど、楽しみ方は多様になってきています。
そのほか関連するイベントが増えており、テキーラは今まさにHOTなお酒なのです。
テキーラジャーナルとは?
今回発行されたテキーラ専門のタブロイド紙「テキーラジャーナル」は、テキーラ人気の上昇が背景にあるのは間違いないでしょう。
ではテキーラジャーナルはどのような情報紙なのでしょうか?
テキーラジャーナルは、要するにテキーラのHOTな情報が載ったタブロイド判のフリーペーパーで、設置店舗に行けば無料で入手できます。
実は2015年に一度(別会社から)発行されていたようなのですが、この度情報量を増やし、大幅にリニューアルされたようです。
今回発行をプロデュースしたのは、日本最大級のテキーライベント「テキーラフェスタ」など、テキーラ関連イベントを多く主催し、テキーラの普及活動を行ってきた「JUAST」で、メキシコ大使館商務部のバックアップのもと発行されています。
さらに日本で初めてCRT(テキーラ規制委員会)、CNIT(全国テキーラ産業会議所)、CRM(メスカル規制委員会)といったテキーラ・メスカルの主要機関の協力を得ており、言うなれば現地機関公認の情報紙です。
JUASTプロデューサーの目時さんが「現地にて情報を収集していく中で、日本には伝わっていない情報や古いまま情報が更新されていないものがあります。自分が手にした情報をしっかり形に残したいという思いの元、発行に至りました」というように、現地から仕入れた最新かつ正確な情報が載っています。
今回発行されたものは2018年版で、来年2019年には新刊の発行を予定しているとのことです。
テキーラファンはもちろん、初心者でも楽しめる内容
テキーラジャーナルの内容についても、少しだけご紹介しましょう。
テキーラジャーナルはテキーラ専門の情報紙ではありますが、テキーラに詳しくなくとも楽しめる内容となっています。
まずテキーラを知らない方向けに、テキーラとはどんなお酒なのか、定義や特徴などを解説したうえで、最新のテキーラ動向や話題のニュース、マップが記されています。
さらにテキーラだけの情報に限らず、グアダラハラの観光情報なども紹介されています。
全体的にキャッチーな紙面となっており、イラストを用いつつ情報はコンパクトで、読みやすく、ビジュアル的にも楽しめるのが特徴です。
ざっくり言うと、これからテキーラを覚えたい方はテキーラの基礎を知ることができ、テキーラ好きの方なら最新の動向とニュースを入手できる、便利な情報紙といったところです。
どこで入手できる?
テキーラジャーナルは「テキーラを取り扱っている全国の酒販店や飲食店」で入手が可能とのことです。
現在全国から問い合わせがあるらしく、設置店舗は今後増えていくことが予想されます。
もし通っているお店にテキーラジャーナルがなければ、お店の方にお願いしてみるのも良いかもしれません。
テキーラジャーナルはメキシコ大使館に問い合わせることで入手可能で、フリーペーパーなので物自体は無料で、発生するのは送料のみとのことです。
メキシコ大使館商務部
tel:03-3580-0811 (代)
mail:japon@promexico.gob.mx
まとめ
今回のテキーラジャーナル発行が物語るように、テキーラは今HOTなお酒であり、従来の「一気飲みするお酒」とはまた違う形で身近になりつつあります。
テキーラフェスタやテキーラの日、さらにはマルガリータの日など、テキーラの魅力を楽しみながら感じれるイベントが増えていることも後押しとなっているでしょう。
(実はテキーラジャーナルのローンチイベントは「マルガリータの日」制定記念も兼ねていた)
テキーラ好きでもある筆者としては、このようなニュースは嬉しいかぎりで、少しでも多くの方にテキーラを楽しんでいただけたらと思うばかりです。
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