世界一売れているジンは?売上TOP5のジン銘柄を発表!

世界のジン、売上TOP5

世界で最も売れている、つまり最も飲まれているジンは何か?
本記事では2015年の年間売り上げTOP5の銘柄をご紹介していきます。

日本ではビーフィーターやボンベイサファイアが有名ですが、これらの銘柄は世界でも売れているのでしょうか?

それではまず5位から見ていきましょう。

【ジンとは?】
ジンとは、ベースのスピリッツにハーブや果皮、スパイスなどの「ボタニカル」を数種加え蒸留させてできるスピリッツ。
ジュニパーベリーは必須だが、ボタニカルのレシピは各銘柄様々。度数は40〜50度が一般的。
こちらの記事で詳しく解説しています。
ジンとはどんなお酒?定義や特徴、種類など基本をざっくり解説
本記事は、イギリスの酒類専門誌Drinks Internationalが2016年6月に発表したデータを元に作成しています。
※データは2015年の年間売り上げ、調査会社はEuromonitor

5. シーグラム (Seagram’s)

売上:約250万ケース / アメリカ産

シーグラムは、世界2番目の規模を誇る蒸留酒メーカー、ペルノリカール社が所有する有名銘柄です。(ディアジオ社IRより)
ジンだけでなくウイスキーでも有名なので、こちらでご存知の方も多いかもしれません。

元々はカナダのシーグラム社が所有する銘柄でしたが、2000年に酒類部門をペルノリカール社に売却し今に至ります。

ドライ・ジンではありますが、長期熟成によるまろやかな味わいが魅力のジンです。
以前までは日本にも入ってきていた銘柄でしたが、現在は正規輸入元がないため購入は難しい状態です。

4. ビーフィーター (Beefeater)

売上:約270万ケース / イギリス産

4位にランクインしたのは、イギリス・ロンドンを代表する世界的に有名な銘柄「ビーフィーター」
ロンドン・ドライ・ジンに分類され、唯一未だにロンドン市内で生産を行っているグローバルブランドでもあります。

ペルノリカール社が所有し、日本ではサントリーが販売しています。
クリアな味わいが人気で、マティーニやジントニックなどカクテルのベースとして、バーでは重宝する銘柄です。
通常シリーズなら1,000円前後と、比較的値段が安いのも人気の秘訣でしょう。

日本のバーでは基本的に置いてある銘柄であるため、4位という結果はちょっと意外かもしれません。

3. ボンベイ/ボンベイ・サファイア (Bombay)

売上:約330万ケース / イギリス産

330万ケースを売り上げ3位となったのは、こちらもイギリス産の超有名ジンのボンベイ。
みなさんもよく知る「ボンベイ・サファイア」はボンベイシリーズの一つで、もちろんこの売り上げに含まれています。
他にはボンベイ・ドライ、高級シリーズのスター・オブ・ボンベイがあります。

日本での販売は、バカルディ・ジャパンとの提携のもとサッポロが行なっています。

ビーフィーター同様にクリアな味わいですが、ボンベイはより香り高く、華やかなスタイルが特徴。
ブルーに輝くボトルデザインの美しさが、人気に一役買っていることは間違いないでしょう。

2. ゴードン・ジン (Gordon’s)

売上:約440万ケース / イギリス産

ボンベイよりも100万ケースも多く売り上げ2位となったのは、イギリスの伝統的なジン「ゴードン」
世界的に有名な銘柄ですが、日本ではビーフィーターやボンベイと比べると露出量が少ないため、知らない方も多いかもしれません。

所有するのは世界一シェアを誇る蒸留酒メーカーであるディアジオ社です。(ディアジオ社IRより)
日本ではキリンが販売を行っています。
値段は1,000円前後とビーフィーターと同等程度で安めの設定。

キリンのブランドサイトによると、ゴードン・ジンは世界で初めてジントニックを生んだ銘柄とされています。
そんなゴードン・ジンは、ロンドン・ドライ・ジンの伝統的な製法で作られるスタンダードな辛口ジンです。

ちなみにイギリス国内では、日本で販売されている透明ボトルではなく緑色のボトルで販売されています。

1. ヒネブラ・サン・ミゲル (Ginebra San Miguel)

売上:約2,040万ケース / フィリピン産

ダントツの1位に輝いたのはフィリピンのジン「ヒネブラ・サン・ミゲル」
最早ケタが違います。
ヒネブラ・サン・ミゲルという名を聞いて、ピンと来る方は決して多くはないでしょう。
そもそもフィリピンのジン?といった感じなのでは?

しかし実は、南国フィリピンはかなりの酒豪国家なのです。
なかでもジンは庶民のお酒として親しまれ、その消費量はなんと世界一を誇ります。(Euromonitor調べ)
そのフィリピンで作られている大衆向けのジンが、このヒネブラ・サン・ミゲルで、だからこそこんなにも売れているのです。

この銘柄を所有するのはフィリピンの巨大総合商社「サン・ミゲル」
サンミゲルといえば、日本ではビールが有名で、ご存知の方も多いでしょう。
しかし残念ながら、このジンは現在日本では基本的に購入できません。

まとめ

結果はフィリピンの「ヒネブラ・サン・ミゲル」がダントツの1位とちょっと意外なランキングとなりました。
2位以下に関しては概ね順当なランキングだったと思います。
当ランキングに入っていませんが、日本にもファンが多いジン銘柄「タンカレー」は6位でした。

ちなみにAmazonのジンの売れ筋ランキングでは、
1位. ビーフィーター
2位. ボンベイ・サファイア
3位. ゴードン
と当ランキングの2〜4位がひっくり返る結果となっています。

こちらの方が日本人の感覚的にはしっくりくるかもしれません。

それではこの辺で。
以上、「世界一売れているジンは?売上TOP5のジン銘柄を発表!」でした。

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

関連記事

  1. 沖縄発トロピカルなジン「ORI-GiN 1848」の開発者に聞く、誕生ストーリーとジンに込めたこだわり 沖縄発トロピカルなジン「ORI-GiN 1848」~ 開発者に聞…
  2. 実は家でも作れる!“ジンの本格的&超人気カクテル”6選 〜 作り方とレシピをご紹介 実は家でも作れる!“ジンの本格的&超人気カクテル”6選 〜 作り…
  3. 日本初のジンのブランドハウス「季の美ハウス」訪問レポート 日本初のジンのブランドハウス「季の美ハウス」訪問レポート
  4. サントリー・ROKU GIN サントリーのクラフトジン「ROKU(ロク)」を徹底解説!
  5. ジン・その魅力とは カクテルやロック、多様な飲み方に対応できる「ジン」の魅力
  6. ニッカウヰスキーが手がけるリーズナブルなジン「ジンスパイア」が9/13に発売!ウイスキーの要素を取り入れた新感覚ジン ニッカウヰスキーが手がけるリーズナブルなジン「ジンスパイア」が9…
  7. シトラス香る豪州産プレミアムトニックウォーター「CAPI」の魅力に迫る シトラス香る豪州発プレミアムトニックウォーター「CAPI」の魅力…
  8. クラフトジンを楽しむために知っておきたい“ジンの定番の飲み方”4選 クラフトジンを楽しむために知っておきたい“ジンの定番の飲み方”4…

おすすめ記事

国産ジンの造り手19社が沖縄に集い、唯一無二のジンを創る「DistiRally NEXT 2023」始動! 国産ジンの造り手19社が沖縄に集い、唯一無二のジンを創る「DistiRally NEXT 2023」始動!

この度、当メディア(LiquorPage)、および洋酒専門の酒販店・株式会社千雅は、国産ジンが造り手…

トップバーテンダーが手がける“クラフト・ジントニック”のための蒸溜所プロジェクトが始動!

シンプルなカクテルながら、その爽やかな香りと洗練された口当たりに、バーで味わうジン&トニックに癒され…

造り手19社が集結し創り上げたジン「OSUZU GIN DistiRally NEXT 2022」を発売! 造り手19社が集結し創り上げたジン「OSUZU GIN DistiRally NEXT 2022」を発売!

この度、洋酒専門の酒販店・株式会社千雅とLiquorPage(当メディア)は、国産ジンが造り手が一つ…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP