ウイスキーやジンなどと同じく、アルコール度数が40%前後のテキーラ。
度数の高さは飲み方の幅広さでもあり、ストレートはもちろん、ソーダ割りやカクテルなど様々な飲み方で楽しめるのは、テキーラの大きな魅力でもあります。
今回ご紹介するのは、テキーラの人気カクテルの一つ「バタンガ」。
近年はアメリカを中心に、世界的にテキーラが大人気となっていることもあり、テキーラカクテルの人気も上昇しているのですが、その中でもバタンガは、日本人の体質にも合ったオススメのカクテルです。
その特徴とレシピなど、基本的な情報を簡単にご紹介します。
テキーラとコーラ、塩で作る、グビグビいけちゃうカクテル「バタンガ」
テキーラカクテルと聞くと、アルコール度数が強めのカクテルばかりをイメージする方も少なくなさそうですが、そんなことはありません。
今回ご紹介する「バタンガ」は、比較的度数が低く、カジュアルに楽しめるテキーラカクテルです。
そのレシピは、テキーラとライムジュース、それにコーラ、そしてアクセントとして塩を使用するのが特徴的。テキーラと塩は相性が良く、マルガリータやパロマなど、代表的なカクテルにも使用されています。
テキーラとコーラの甘くスパイシーで爽快な口当たりが、塩によって引き締まり、より爽やかな味わいとなります。
飲み手をあまり選ばず、いつ何時でも飲んでいられるその味わいが魅力の一杯です。
そんなバタンガは、テキーラの産地メキシコで誕生した、現地でも大人気の飲み方。
多くの造り手が集まるハリスコ州テキーラ村にある老舗バー「La Capilla De Don Javier」で、1937年に、オーナーのハビエルさんによって考案されました。
同店は、世界中のテキーララバーが訪れる有名店。作る際に、バースプーンではなく、ライムを切ったナイフでまぜるスタイルがなんとも特徴的で、テキーララバーの間ではよく知られています。
バタンガのレシピと作り方
次に、バタンガのレシピと作り方をご紹介します。
テキーラ(ブランコorレポサド) 60ml / ライムジュース 30ml / コーラ 100ml / 塩ひとつまみ (※レシピ参考:アサヒビール)
【作り方】
グラスにひとつまみの塩を入れ、氷、テキーラとライムジュース、コーラを加え、そっとかき混ぜる。
【アルコール度数】
12%前後
以上がバタンガの作り方。
本家の作り方では、塩はグラスに中に加えるのではなく、縁にあしらいます(いわゆるスノースタイル)。
しかし、こちらのレシピのように、直接グラスに入れるバーも多く、自宅で試す際は、この手法の方が気軽で良いでしょう。
また、レシピ通りではなく、テキーラの分量を少し減らすことで、より気軽に楽しめるようになるため、こちらもおすすめです。
まずは飲んでみては?
日本ではまだまだ知られていないバタンガですが、度数の低さと程よい甘さが感じられるフレッシュで爽快な味わいは、日本人の体質にも合っていると言えます。
その飲み口の良さから、1杯目のお酒としてもぴったりで、ついついグビグビいきたくなる、そんなカクテルです。
バーでも自宅でも、ぜひ一度、バタンガを楽しんでみてください。
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